煮物

謎の手荒れで痒がっていると、見かねてお薬を頂きました。病院の薬なので良く効くそうです。“外用合成副腎皮質ホルモン剤”という名のクリーム、つけるのに勇気が要るのは私だけでしょうか?
昨日は「豚の角煮」をグツグツとやっておりました。この季節、焼酎の湯割りに豚の角煮など、いかにも風流でよろしいかと。今クールのテレビドラマがイマイチしっくり来ないので、その時間を利用しての煮込み料理です。
煮物系を作る場合、二通りになります。“付きっきり”か“放りっぱなし”かです。この両極端が、実は好きだったりします。面倒なときは放りっぱなし系(シチュー、カレー等)を作り、何となく料理にかまいたいときには付きっきり系(角煮、肉じゃが等)を作ります。昨日はじっくりと料理とおつき合いしたかったので、角煮になりました。カレーやシチューのルーが無かったことは内緒です。
これが、ひたすらアクと脂取りが続きます。そうですね、下ゆでに一時間くらいですか。その間、鍋に付きっきりです。この、付きっきり感が何とも言えません。いかにも料理をしています、みたいな。妙齢の婦女子の皆さん、是非お相手の男性宅でやってみてください。すごく「料理の出来る女性」っぽく見えること請け合いです。しかも、この手の煮物は何日かもちますので、感謝されること間違いありません。いや、私は自分で作るのが好きなので、別に作っていただかなくても結構です。あと、本当に料理の出来る方には余計なお世話でした。
さて、この角煮。実は自分で作ったのは初めてかも知れません。結構、料理はするのですが、ついつい炒め物や、焼き物の“早い”“簡単”な方へと流れてしまいます。まぁ、焼肉サイトをやっているくらいですから、仕方ありません。でも、今年の冬は煮込み系に走ってみようかと思います。

懐の寒さを、煮込みの温かさで補ってみようかと……。
「煮込みの罠」にはなりませんのでご心配なく。

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