小籠包よ、永遠に「りんりん小籠包」

ちょ、気がついたらもう10月も終わり。あと二ヶ月で今年も終わるという終末感に苛まれている、貴方のてつやです。

この夏はなぜか小籠包ブームが巻き起こりました。というか一軒のお店にまるでストーカーの如く毎週のように通い詰めていたわけです。ちょっとした用で呑みに行った帰りに目についた「小籠包」という看板に心惹かれたのが始まり。

ひょいと覗いてみたらテーブル二つの店内には年配の男性と妙齢の女性のみ。で、そのおっちゃんが手招きするわけですわ。よっしゃちょっと寄ってみるかとなるわけです。

入ってみたらお二人ともお客さん。おっちゃんは中国の方で、まぁたいがい酔っ払ってらっしゃる。ここの小籠包は美味しいよ。といわれてはもちろんいただくに決まってます。晩飯は食っていたので取り敢えず【小籠包】を一人前。しばし待って出てきたのはホッカホカの湯気をたてた小籠包。

これがまぁ福建省出身のご店主が作る小籠包の美味しいこと。一発でファンになりました。台湾以来すっかりとご無沙汰だった小籠包ですが、こんなにご近所で美味しく頂けるなら通うに決まってますがな。美味しい美味しいと食べていたら中国人のおっちゃんがニコニコと焼売もオイシよ、奢ってあげると。もちろん頂きますとも。【肉焼売】の旨さに感激。

すっかりと魅了されたのですが、そこそこイイ時間になったので再び来ますと固く約束して初回は退散したのです。ええ、この時にまさかここまで通うとは思ってませんでしたけどね。

余りの旨さに御料人様に御報告。当然二人で日を改めて再訪です。当然のように小籠包をいただいたのですが、セットメニューがあるということでそちらもいただきます。【柚子塩ラーメン】をつけていただきました。こちらがあっさりと優しいお味の中華そば。堪らんです、この旨さ。

そして気になっていた【カニ小籠包】もいただきます。一口でパクリと。おう、こ、これは!蟹だ、カニ味噌だ!旨すぎ。ビールすすみすぎ。この圧倒的な蟹感に打ちひしがれる矢吹ジョー的な、そんなノックダウン寸前。こりゃマジで旨いわ。御料人様が超お気に入り。

いやー素晴らしかった。これで次回にも期待が持てるというものです。ということでこの日も終了。いや、もっと食べれますけどね。でもほら楽しみは一気に終わらせるには勿体ないのです。

ということで翌週またしてもお店に。今度は一人でお昼ご飯に。前回でセットの魅力に魅入られたので【チャーシュー丼】をセットで。これがまた玉子スープとザーサイまでついてくるという幸せセット。早速いただく丼。う、旨い!いや、これ単品で欲しいわ。素晴らしいじゃないですか、もちろんピールがすすみます。昼間だけど。

もちろんこの後も通います。だって食べてないメニューがまだあるんだから。

ずっと気になっていた焼売シリーズに突入です。肉焼売は以前食べたので今回は【糯米焼売】という魅惑の焼売。もち米ってどんな感じなのかと興味津々。やってきたのは、となるほど見た目はまさに焼売ですね。しっかりと味付けされた具はまさにもち米。あ、中華ちまきみたいな感じなのですね。これ旨いわ。そして腹にたまる。いい、とてもいい!

王道の【エビ焼売】もいただきましょう。こちらもプリッとした海老が実に旨い。いいねぇ。またしてもビールがすすみますわ。なんというか全部が優しい味なのです。大満足。

しかし何度来ても食べ飽きないというのが素晴らしい。きっと奇をてらっていない素朴で真っ直ぐな味付けが良いんでしょうね。

そしてつい先日。とうとう今まで気になっていたメニューをいただく機会に恵まれました。まずはおつまみの【ヨダレ鶏】。もちろんビールのアテです。ふふふ、旨い。ピリ辛が食欲とビール欲をそそってくれます。ええぇい何という素晴らしい酒肴。

果たしてとうとういただくことになったのは【焼き小龍包】なのです。こちらはテイクアウトメニューにもなっているのでいつか買って帰れば良いか〜てなこと思っていたのですが、まぁ食べる機会があればもちろんいただきますよ。で一口でパクリ。もちろん熱い。あ、今まで書いてませんでしたが、自分の中のルールとして“小籠包は一口で”というのがあるので多少口の中火傷しようとも一口でいただきます。うん、旨い。これは良いわ。今度お土産に買って帰ろう。

いやー本当に良い店見つけましたとも。残念なことにお店が狭いので五〜六人で満席になりますが、今のところ皆さん仲良く席を譲り合って良い雰囲気です。このままお店が繁盛してくれることを祈るのみです。これからもストーキングの如くお店に行きたいですからね。

一番怪しい客が自分だという衝撃の事実。
迷惑かけないように気をつけます。

今回のお店:

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