ひとりでぶらりと「城戸、幡治」

昨夜も御料人様はお仕事関連の食事会なので、私はひとりでちょっとだけ呑みに。ようやく暖かくなってきたので夜の街を歩くのも気楽になりました。で、最近は遠出と近所探索ばかりで、神戸の中心的繁華街・三宮が疎かになっていましたのでそちらで。


熱燗で日本酒をお馴染みの城戸へと。神戸で豚ホルモンといえばやはりここでしょう。いつものように階段を上っていくと、珍しくお店が静かな感じ。先客もちらほらという具合で。カウンターの奥、焼き場の前を陣取ってまずはお酒を。ビール気分でもないし、泡盛は呑みすぎになるので日本酒を燗で。そろそろ燗酒の季節も終わるなぁなどと感傷的に。

豚ホルモンの串ホルモンはいつものようにお任せで。そうですね、今日は五本くらいで。くらいって、五本なんですけどね。でまぁ本など読みながらいただきます。旨い旨い。やっぱり豚ホルはここで喰うのが一番ボリューム・味ともに一番ですわ。ガッツリと喰う感じが豚ホルには大切なのです。ひとりでちびちびと酒と串をいただいて、早めに引き上げるとします。

どうも御馳走様でした。満足。さて、それではどうしましょうかね。せっかくなのでもうちょっと呑んでいきましょう、と思ったのですが、久しぶりの三宮、目的の店を通り過ぎてしまって。ま、いいか。それなら呑むのをやめてちょっと食べましょうかね。

お店発見「幡治」ということで、元町駅へ。以前、前を通りがかって気になっていた焼肉丼のお店へと行ってみました。3月の6日にオープンしたばかりのお店。入口で食券を買うシステムなのですね。メニューには「国産」と「和牛」があります。そして盛りが三種類「並盛り」「大盛り」「ガッツリ」と。ガッツリ。心惹かれるネーミング。ま、今日は様子見ですから。

和牛焼肉丼普通盛せっかくなので「和牛」の「並盛り」でいってみました。カウンターの中で肉を網焼きにしてくれます。焼いてるところが見えないのがちょっと寂しい。で、どんぶり。薄切りの肉は結構な量。タレも好みの味です。キムチもフリーですのでちょいと乗せて。あ、そういえば城戸でキムチ食べるの忘れてた、というのをここで思い出しました。

御馳走様でした。夜には寂しい感じですが、お昼にちょっと焼肉気分を味わうには使い勝手が良さそうなお店です。席がもう少し広くて圧迫感がなければ更にいいのですが。結局、昨夜も焼肉の雰囲気だけは味わってしまいました。

新規開拓心と焼肉心を満たせてまずまずご機嫌だったのです。
懐にも優しくて良かったです。

今回のお店:
串焼き・ホルモン 城戸
兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-6
TEL.(078)321-3267

やきにく丼 幡治
兵庫県神戸市中央区北長狭通3

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