ひとり言

おいしい日本酒が飲みたいとふと思ったので色々調べていると、三倍増醸酒という言葉が出てきました。いやー懐かしい。昔、日本酒に凝っていた頃によく聞いた単語です。出来上がった酒にアルコールと調味料を添加して、量を3倍に増やすという敗戦直後の“合法”な偽酒の製造方法です。この手の日本酒は未だに無くなりませんが、ここでいくつかの問題があります。いわゆる「醸造アルコール」についてです。この醸造アルコールは酒の香りなどを調整するために加えられますが、この醸造アルコールが入っている事と三倍増醸のために入れられたアルコールとを混同しがちです(私も最近知ったのですが…)。調整用と増量用が同じ名称なのは問題ですね。そろそろ基準を設けて、一般の私たちでも判るようにしてもらいたいものです。もっとも、自由な社風でラベルを貼り替えられては意味がありませんが(爆)。

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