よく考えてみると、旅行から帰ってすっかりと二週間経っております。その間、実は外食が驚くほど少なかったのです。なのでネタがありません。…ということは当然ありません。ええ、新規開拓行ってきました。
以前からお気に入りだった「アリランハウス」が閉店してしまい、近所で韓国料理のお店が無くなっちゃったなぁ、と嘆いていたのです。そこへ朗報。当サイトのコメントで「アリランハウスの跡地に新店が開店」とお聞きしまして。これは行くでしょう。ちょうどさいとーさんにハワイ土産をお渡しするついでに行ってきました。
お店はどんぴしゃアリランハウスの場所。店名は「チヂミ」。中も居抜きで使っているのでそのまんま。今回は私たち夫婦、さいとーさん一家の子供含む六人なのですが、無事に席を確保しました。というか、さすがに開店して間がないためかガラガラ。ま、取り敢えずは味の方を確認せねばなりません。そう、大切なのはそこなのです。
夏場のお約束なので、まずはビールで乾杯。子供達はお茶で乾杯。つまみは水キムチとチャンジャ。値段はアリランハウスの時とあまり変わらないけど量が少なめのチャンジャ。まぁわしわし喰うようなものじゃないですから。うん、普通に美味しい。であっという間にビールもなくなったのでマッコリへ。
おこげマッコリ。なんでオコゲ?とお聞きしたのですがよく分からない。ま、いいです。飲んでみると、あ、きな粉の風味。ま、そういうマッコリです。そしてユッケも頂きます。そういえば久しぶりのユッケ。ポッサムチプに行った時にも喰ってなかったユッケ。わしりと頂くと、うん、旨い。ユッケだ!
子供用に韓国海苔を頂いて、さて、大人の肴は、あ、ムックだ。ドトリムクですね、ドングリの。それそれ。割と柔らかめですが、旨い旨い。これはマッコリによく合いますわ。チャプチェも頂きましょう。辛くないそうなので子供用に。つか、大人が喰っても旨いチャプチェ。わしわし。よし、では肉も。
といっても蒸豚。キムチで頂くと、いいですねぇ。ナイスコラーゲン。更にキムチ盛りで場を繋ぎつつ、ご飯はクッパ。あー割と淡泊ですが、そうか、これにキムチを放り込んだらよかったのか。今頃気がつくも時既に遅し。つか先週の話。次回はそれでいってみましょう。そして店名にもなっているチヂミ。
海鮮チヂミは実に具沢山。お陰でパリッと感がないですが、もっちりと旨い。夕飯に喰うには丁度いいですわ。そうそう。店員さんを捕まえて尋ねてみたところ、ここのお店の方はアリランハウスのお姉さんの後輩だそうです。味の方は特に共通しているのかわかりませんが、旨いです。はい。
コラーゲンが必要だという事で軟骨。ピリ辛で旨いですわ。これはビールに戻りたくなる衝動を抑えねばなりません。で、アリランハウスでもっとも気に入っていた料理、サムギョプサルを注文。厚切り豚肉のサムギョプサルはアリランハウスの看板メニューでしたから。あ、鉄板が違う。
ほほう、これは石焼きではなく鉄板。脂切りの穴も空いてなかなか良くできてますね。で、肉の方も薄切り。あー残念。ま、これはこれで好きなのでいいんですけどね。付け合わせのパムチムも好き。ニンニクはしっかりと焼いて。チシャで巻いて喰えば、実に幸せなのですわ。薄切りの三枚肉も旨いです!
そして、今回の大ヒットメニューはカムジャタン。ぐつぐつのカムジャタン。辛い、旨い、熱い、旨いの繰り返し。あーいいわ。白飯が欲しいわこれ。でも頼まない。なぜなら後のお楽しみが待っているからなのです。そう、すっかりと具を食い終わったカムジャタンの鍋にご飯を入れるのですよ、アータ。
こ、これは博多で感動の渦にぐるぐる巻かれた、あの辛辛炒飯じゃーないですか!なんと、こんなご近所で再会ですか!いやっほーー!さぁ食うぞ!もう食うぞ!子供達はすっかりと大人しく寝ておりますから、ここからは大人のご飯タイム。むほー!辛い旨い熱い旨い辛い旨い熱い旨い。上顎火傷しても食い続ける辛旨さ!
満足。まさに大満足。サムギョプサルは残念でしたが、このカムジャタンがあれば明日から生きていく勇気がわくというものですわ。本当に御馳走様でした。すっかりと大満足。腹八分目だけど大満足。ハワイで肥え太った身体と魂を浄化するために、現在腹八分目〜七分目を目処に頑張っておりまする。
体脂肪率はもはや口に出すのも憚られるほどの恐ろしさ。
韓国料理で痩せよう!という企画はどこかに落ちてないですかね?
今回のお店:韓国料理 チヂミ
兵庫県神戸市長田区菅原通3-203-6
TEL.(078)511-8068