真夏のホルモンは至高の幸せ「ホルモンX」

焼肉の日までいよいよ一ヶ月を切りました。そろそろ企画は決めてしまわないといけないというのに未だに一部の日程が未定のままです。これではいけない、ということで昼の部の様子見を兼ねてホルモンXへと行って参りました。

まぁ半分は言い訳で、ホルモンが喰いたかったから。前日のたじま屋では赤肉に撃沈されてホルモンをゆっくりといただけなかったことと、仕事の都合で来られなかった御料人様が焼肉切れということで。前回、お店に特攻かけた際には見事に満席玉砕でしたが、今回は無事に席を確保出来ました。うーん、客の入りにムラがあるんでしょうか?

いつものように付き出しをいただいて。今回は【ミノ湯引きとゴーヤの小鉢】といういかにも夏向けの素敵なメニュー。これは良いですね。ゴーヤの苦みとポン酢がよく合います。しっかりと塩揉みしておけば、この季節の酒の肴に良さそうです。良さそうなのでビールをいただきます。仕方がない。だって酒の肴なんだから。

では肉の方を。というか、このお店の名前通り、私達がここで望むのはホルモンなのです。定番の生レバーからいただきましょう。相変わらず安定した旨いレバー。正直、最近ではこの店の生レバーが一番安定しているように思います。昨日も食べたでしょう、と、私はやや抑え気味に。御料人様はがつがつと。バランスが大切ですから。

そして焼きものへと。今回も定番のメニューになります。【赤ツラミ】【牛ズリ】【小腸】の三点。この店に来た時の鉄板メニューですわ。ぶりぶりの小腸の脂の甘味旨味を堪能しつつ、赤ツラミのこりっとした歯応え。更に牛ズリの赤ホルモンの旨味凝縮部位を噛み締めるのです。あー旨い。夏場はホルモンが旨いなぁ。

これだけではあまりにもいつも通りになってしまうので黒板メニューにも手を出してみましょうか。お、リードヴォーが単独メニューですね。ツラミもあります。そんな中、前回のたじま屋でイマイチ満足出来なかったカッパがあるじゃないですか。ではこれにしましょう。【カッパすじ】をお願いします。塩ではなくタレでいきましょう。

これがなかなか。赤と白のコントラストも美しく、そしてカッパのすじだけにきっちりと包丁仕事も入っています。ただただ食べやすいように出はなく、焼くと花咲くように拡がり、実に美しいのです。早速焼きながら、さて焼き加減はどうしたものか。定番としてはしっかりとウェルダンに焼いてしまうことなのですが、それだけでは楽しくない。

なのでまずはミディアム程度、ちょっとピンクの赤身が残る程度でいただいてみます。お、しっかりと肉汁。それもサシの肉汁ではなくスジの肉汁。濃すぎない赤みの旨味がじゅわり。これはいい。是非ご飯をいただきましょう。御料人様と二人で【大飯】を分けながら。よし、つぎはしっかりと焼きましょうか。ほほう、これもいい。

今度はシャッキリと歯切れの良いスジ系赤身。この歯応えもなかなかのものです。思わずビールをお代わりしちゃいました。よく、焼肉にはビールか白飯かで論争が起きますが、そんなもの、両方平行して頂くに決まっています。主食と飲み物を分けるなんて言語道断。なんならビールとキムチで白飯でもいいよ、というくらい。

このところ喰い過ぎなので今日はこの辺りで。最後に【デザート】をいただきつつ、お店の方にお昼の貸切が出来るか打診したり。一応大丈夫とのお返事をいただいたので仮の予約をしておきました。今回の三日連続焼肉の日企画に参加の貴兄は首を洗って待っているといいと思うよ。結構満足のいくホルモンがいただけそうですから。

私は胃洗浄で胃を洗って用意しておきます。
そのくらいの覚悟で焼肉の日を迎えるのです。

今回のお店:
ホルモンX(エックス)
兵庫県神戸市兵庫区中道通1-3-16
TEL.(078)576-7209
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