西日本パスの旅〜博多編〜

ETC設置で高速道路1,000円均一とかいう制度があるんですね。マイカーをもっていない上に十年のペーパードライバーであるところの私にはまるで無縁な事柄。と思っていたら、愛しのJR様がやってくれました。「西日本パス」という素敵なアイテム発売。



手っ取り早くいえば二泊三日、西日本・東北・九州北部にJR乗り放題&6回の特急券付きという銀河鉄道のフリーパス状態なのです。そんな訳でメーテル(御料人様)と一緒に、機械の体(奇怪な体)を手に入れるべく銀河鉄道の旅が始まったのです。さぁ喰うぞ!ということで午後から出発。いきなり呑みます。いつものように。

焼酎ハイボールというチューハイを手に、まずは最初の目的地博多へと。欲望という名の山陽新幹線は無事に博多へと到着。さすがは日本の鉄道。迷うことなく目的地へ。荷物をホテルに放り込んで向かうのは、以前非常に美味しくいただいた韓国料理のお店。お店自体は移転しているらしいのですが、味の水先案内人御料人様のナビで向かいます。

時期的に博多祇園山笠の準備らしく、商店街で飾り付けの準備が着々と進んでいるようでした。で、案の定、それに見とれていて道を通り過ぎたりしたりして。ま、このあたりはお約束ですね。でも御料人様のお陰で無事予約の時間通りにお店に到着しました。結果よければ全て良し。ついでに観光気分を満喫なのです。

宴は18:00にスタート。といっても御料人様と二人なのですが。まずは【つき出し】と【キムチセット】で乾杯しましょうか。私は喉が渇いたので【生ビール】、御料人様は【人参マッコリ】で。ちょっとした行き違いでマッコリを一杯サービスして頂いちゃいました。嬉しい。では旅のスタートに乾杯!旨い物喰うのが本当のスタートなのです。

さて、ここで今回の主役【ヤンコブチャン】の登場です。が、まずは石鍋を熱するところから始まります。この石鍋ってのがなかなか時間がかかります。なのでその間にいただくのが【チヂミ】です。炭水化物は必須栄養素ですから、私の。このチヂミがアッサリとしていて旨いのです。ややもっちり系の薄手のチヂミ。旨いです!

そうこうしているうちに鍋が十分に温まったのでいよいよヤンコブチャンスタート。ですが、どう見ても我らには量が少なく見える。たしか以前は二人で三人前いただいたはず。ということで一人前追加。ぐつぐつと煮込まれるヤンコブチャン。ではいただきます!うは、旨!辛!たまらんぜ!既にマッコリに切り替えてますからそいつをぐびぐび!

前回は丸腸だけだったと思うのですが、ミノも入っています。ミノと丸腸とジャガイモ。もうねわっしわしと喰いますよ。旨すぎ。あっという間に完食。旨くて辛くていくらでも喰えます。つか、もう一人前でも喰えるほど。しかしここで終わりませんからね。ご飯とナムルのセット【ポックンパー】がここに投入されていよいよ完成なのです。

鍋の最後にオジヤを作るがごとくこのポックンパーで〆るのです。先ほどのヤンコブチャンの時には若い男の子が作ってくれたのですが、私達が神戸からこのヤンコブチャンを食べるためにやって来た旨を
お母さんに伝えてくださったようで、わざわざ最後の料理にやってきてくれました。美味しかったです!きっとまた来ます!などと大盛上がり。

そして出来上がり。この真っ赤に辛い焼き飯が本当に旨いのですわ。石焼きピビンバの雰囲気もそのままに、というか、変形ピビンバですね。わっしわしとあっという間にこちらも完食。いやー旨かった。最後にアイスクリームもいただいて御馳走様でした。きっとまたやって来ますよ。ええ、I’ll be backなのです。

ということでメインディッシュ終了。昨年はこの後にホルモン焼を喰うという暴挙に出たのですが、さすがに寄る年波には勝てません。軽く酒をいただくことにしましょうと街中を徘徊。ブラブラと歩き回ってふと気になった路地へと引き込まれました。お約束ですね。飲食街の路地を見つけたら取り敢えずくぐってしまうという病気。

中でも気になった「Japanese Bar 空気」にちょっと入ってみました。古民家風のお店、カウンター奥はずらりと焼酎のボトル。さすがは九州ですね。つきだしのイカの煮付けとところてんをいただきながら御料人様は焼酎の湯割、私はせっかくなので数少ない福岡の日本酒【博多一本〆】を。豪快に溢れさせながら注いで頂くのです。

このお店、まずは店員さんもお客さんも若いです。明らかに私はオッサン。少々気後れしつつも【辛子明太子】をつまみながらまったりと。まぁあれです、本当に軽く一杯だけ呑んで御馳走様でした。もっとゆっくりしてもいいんですが、実は翌日は早めに移動があるのです。なので酔いつぶれる前に終了いたします。

このあと、ホテルに隣接するバーでスパークリングワインなど軽くいただいて本日は就寝となりました。人生二度目の博多は実に楽しくも素敵な時間を過ごさせていくれました。如何せん、食べる量が減っているということが自分自身への悔やまれる点ですね。

後先考えるようになったらオトナです。
旅先の宿酔はあとあと大変なことになりますからね。

今回のお店:
漢陽
福岡県福岡市博多区御供所町2-41
TEL.(092)283-5008

Japanese Bar 空気
福岡市中央区春吉3-13-28
TEL.(092)752-0139

KILROY’S
福岡県福岡市中央区渡辺通4-8-25
TEL.(092)738-2606?

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