地元にて「焼肉 一龍」「韓国料理 アリランハウス」

能登半島で大きな地震があったようで…。先週敦賀で呑んだくれていた身としては複雑な心境です。被災された皆様にお見舞い申し上げます。出来るだけ早い復旧をお祈りします。さて、その敦賀へとご一緒しましたゆうちゃん之助さんと焼肉を喰いに行った土曜日の話。

既に何度もポッサムチプではご一緒していますが、未だ極々ご近所の一龍へは行っていないという事でしたのでご一緒させて頂きました。そういえば私たちも今年初の一龍でした。ということで現地集合。我々夫婦が到着すると、既にお店の前でゆうちゃん之助さんは仁王立ち。いや、まだ店開いてないって、あ、たった今開店しました。ということで、コンニチワ。

エゴマの葉のキムチこのお店に来れば喰うのは決まっております。まずは刺身をミノ刺、そしてタン刺。え?タンがまだ届いていない?そうですか、じゃあ届き次第お願いします。あとゴマの葉のキムチをお願いします。これがマッコリに合うのです。辛くてちょっとクセのあるエゴマの葉のキムチ。堪らん。白飯が欲しいのはご愛敬。

ミノ刺。マジで生そしてミノ刺は相変わらずの完全生仕様なのです。湯引きなどではなく、本当に刺身。ブリブリに旨い。新鮮な貝柱を思わせるような見た目と、しゃっきり、ぶりっと歯応え。広がる旨味。あふあふ。旨いッス。たまんねぇ。これを生レバーと同じように塩胡麻油で喰うのです。ああ、幸せ。で、続いては塩ホルモン。

ウルテとタケノコ。真っ白ウルテとタケノコ。ウルテは喉軟骨、タケノコは心臓近くの大動脈。これに隠しきれない隠し包丁で花開いているのです。特にウルテは芸術的な美しさ。この二種はこのお店に来た時には必ずといってもいいほど注文する逸品。マジ旨い。こりこりとした歯応えを楽しみつつ、染み出た脂の旨味に舌鼓なのです。

生肉好きには喰って頂きたいチレ刺そして忘れていけないチレ刺。脾臓。いくつかのお店で食べたのですが、やはりこのお店が一番旨い。鮮度も当然、タレの味付けも当然、全てに見事なバランスで旨いのです。焼いたチレも確かに旨いのですが、この生は、一度喰ったら忘れられない常習性のある刺身。旨ー、たまんねぇ。酒すすむー。

ハラミとコブクロいよいよタレへと移ります。お薦めは牛のコブクロ。これがぶりぶりのさくさくに旨いのです。濃厚。もとの味が濃厚。アカセンなどとよく似た旨味ですね。ホルモン特有の脂の旨味。そして一緒に出てきたのがハラミ。おお、今宵のハラミは見事なサシだ。これは素晴らしい。がんがんと焼く、そして喰らう。わははは。旨い。

更にハラミとアカセンなのでハラミをお代わり。そしてアカセンも頂きます。コブクロ喰ったらアカセンまで喰いたくなっちゃった。ちなみにハラミは800円(2007/3現在)というリーズナブルなお値段。なのでお代わりしたって大丈夫。またまた見事なハラミをがっつりとタレで頂くのですが、このタレには好みでおろしニンニクとコチュジャンを放り込みます。

コチュとニンニク。俺たちに明日はないどうせ明日は休みだし、がんがんといっとけ、てなもんで放り込んだのですが、実は翌日スポーツジムへと行きまして。はい、恐らく非常に傍迷惑でした。いや、まぁ、反省は取り敢えずしておきます。で、更に白いホルモンを。テッチャンとヒモ(小腸)ですね。はい、これも定番です。基本的に本日はホルモンがメインになりました。

テッチャンとヒモ。腸コンビテッチャンは肉厚脂除去のタイプ。仕方ないですね。でもヒモの方がしっかりブリブリ脂でしたから問題なし。うめぇよぉ。とまぁ、機嫌良く喰っていると、別テーブルへと運ばれていくタンを発見。すみません、タン来ましたか?ある?ではタン刺お願いします。ということでやって来ました我らがタン刺。

待望のタン刺美しい。実に美しいタン刺。これを先ほどと同じく塩胡麻油で頂くのです、旨い。相変わらずの美しき特上タンを刺身で。しかも至ってぶっきらぼうにさりげなく。この量ですよ、まるでハムでも盛りつけるように。もうガッツガッツいただきますとも。サシが舌の上でとろけるという極旨。堪らん。あふう。

ということで御馳走様でした。この所喰いすぎが続いておりますからこの辺りで。とはいえ、スタートが開店時間の17:00なわけで。この時点で通常の夕飯時にすらなっていない。これでわざわざ大阪からお越しのゆうちゃん之助さんを帰す訳にはいきません。なのでハシゴ。

キンパ旨ーもう少しだけ韓国料理でも、と向かったのはアリランハウス。こちらでちょいとツマミながらきつめの酒でも。あ、そういえばご飯ものを喰ってませんね、キンパお願いします。はい、牛肉方で。韓国海苔巻きであるところのキンパ。焼肉の後には実に旨いのです。これを肴に百歳酒(ペクセジュ)をちびちび。あ、チゲもいきましょうか。

ぐつぐつのキムチチゲ(サンマ入)サンマ入りのキムチチゲ。サンマの切り身をキムチで巻いて煮込んだチゲ。サンマは骨まで食えるほどしっかりと煮込んであります。これがもう旨いのです。辛さの方は当然ですがかなりしっかりとしています。でも旨味があるのでいくらでも喰える。辛いだけのチゲとはまるで違うのですよ、旨ー。酒酒、と山査春(サンサチュン)を追加。

いやいや、旨かった。これで本当に御馳走様でした。相変わらず控えめに喰ってもこれですわ。ちなみに一人四千円ちょっとですみました。やはりそこそこ人数がいる方が、焼肉・韓国料理は安くて色々喰えますね。とはいえ、先月からかなり無茶な外食や旅企画が続いておりますので、しばらくは大人しく過ごす事にしようと思います。

今週末は富山へと旅立つ訳ですが。
来月、来月から大人しく…。無理ッスか。

今回のお店:

焼肉 一龍
兵庫県神戸市長田区菅原通2-1
TEL.(078)578-5230

韓国料理 アリランハウス
兵庫県神戸市長田区菅原通

2 comments to “地元にて「焼肉 一龍」「韓国料理 アリランハウス」”
  1. 美味しいお店2軒も案内していただいてありがとうございました!
    今週末は僕も旅立つことに。
    来月はもうすでに4軒焼肉の予約が・・・。
    再来月から大人しくします(笑)

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