思い立ったらお江戸の旅〜最後の昼食と神戸で夕食の巻〜

お江戸の旅では、いつもいつも「とんかつ」「やきとん」「うなぎ」「蕎麦」と食い散らかしている訳ですが、ここで大切なモノがいつも抜けている。そう、江戸前の天麩羅を頂かねばなりません。というのも我々莫迦夫婦は近年希に見る天麩羅ブーム。

上野公園の桜ということで上野の天麩羅店を目指します。目指しますというか非常に御陽気な陽気。まるで春がやってきたかのようなぽかぽかさ加減。上野の公園では桜が咲いております。寒桜らしいですが。それにしても春の陽気に思わずビニールシートと缶ビールで花見をしたくなるのは我々だけではないようで。アチラコチラで酒宴。羨ましい。

定番の海老からでは私たちはお店で酒宴。心の花見。愛でるのは油に咲く天麩羅の花。ま、公園で時間を潰したのは、思ったよりも早く店に着いたので開店時間前だったから。ではお店へと。こんにちは〜。席はカウンター?いいですね。職人さんの技を見ながらの昼から宴会。いや、そんなに呑まないですけどね。

ふきのとうなど野菜もコースで頂きましょうか、ということで。海老から始まって次々と饗される天麩羅。あら素敵。さっくりと歯応え。江戸前の穴子に鱚までも。カウンターなので揚げている様子をじっくりと観察などしながら。そうはいっても自宅で天麩羅は作らないんですけどね。揚げ物禁止のキッチンですから。あ、決めたのは私。掃除が面倒だから。

海老の頭入りあっさりと一通り。ご飯と味噌汁香の物。味噌汁が秀逸。海老の頭が具なのですね。これはなかなか見た目も麗しゅうございます。試しに殻を外して喰ってみましたが、既に出し殻状態。旨味は汁に出きってますか。で、二人でコースだったのですが、ふと回りを見てみると半数の方は丼。しまった!その手もあったのか!
というのも、その丼が関西とは違うスタイル。そうか、次回は丼を喰いましょう。ええ、そう決めました。天麩羅そのものはやや衣がぽってりとしてました。これは絶対にかき揚げで丼が旨いに違いない、とさすがにここで丼を注文できないので御馳走様。リベンジを誓います。
さてさて。この後、私の個人的なお買い物をすませまして、再び車上の人へと。新幹線で神戸へとご帰還。今回も割と早足で巡ったお江戸の旅。お疲れ様でした。神戸へと到着。では夕食は如何致しましょう。え?天麩羅ですか?やはり心残りはいけません。

やはり海老から。足つきそんな訳で神戸でも天麩羅。以前、お昼に食べたお店へと再訪です。がしかし。残念な事にカウンターは満席。はい、テーブルでいいですよ。その方が写真が撮りやすいという利点もありますし。ではこちらもコースで食べ比べてみましょうか。和風のサラダに胡麻豆腐。付き出しでビール。あ、日本酒にしとけばよかった。

この巾着が素敵ま、いいですいいです。酒があれば幸せなのです。で、天麩羅。こちらも同じような感じで出てきますが、テーブルなので更に盛り合わせて。海老から始まるのは基本なのでしょうかね?このお店の方は海老に足が残ってます。これがさくばりと美味しい。塩が三種、適当に使い分けながらもりもりと。旨い。

天茶は撮り忘れ湯葉の巾着には胡麻豆腐が。これも旨い。揚げた湯葉のばりばりとした食感と胡麻豆腐が実に合うのです。魚介と野菜を数種ずつ頂いて最後にお食事は天茶で。かき揚げのお茶漬け。以前のポートピアホテルと違い、こちらでは出汁ではなく本当にお茶。ほう、これもあっさりとしていけますねぇ。というところで御馳走様でした。ちなみに御料人様はかき揚げをそのままとご飯・赤だし・香の物。これも美味しそうでした。
どうも我ら莫迦夫婦は、凝り始めると連荘癖があるようです。鰻、とんかつ、蕎麦と同じ物を続けざまに。ま、集中的に食べる方が楽しくていいんですけどね。で、しばらくすると熱も治まる。

焼肉に関しては、未だ冷めやらぬところが恐ろしいですが。
それでも今年はかなり抑えめにしております。(3/8現在たったの17回)

今回のお店:
てんぷ羅 天寿々(てんすず)
東京都台東区上野2-6-7
TEL.(03)3831-6360

天ぷら 島家
兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1-B1
TEL.(078)221-5565

5 comments to “思い立ったらお江戸の旅〜最後の昼食と神戸で夕食の巻〜”
  1. >ぜんちゃん
    そんなに少ないと、焼肉の味を忘れますよ?
    >ゆうちゃん之助さん
    それは食べ過ぎです。
    今日は18回目に行ってきますが(笑)

  2. 7回の私なんか、足元にも及びませんね。
    人間ドッグはすごいですね。
    肉ばっかり食べているのがもろバレ、野菜にも目を向けようかな。(あくまで希望ですので。)

  3. >おっちゃんさん
    人間ドックってそんなに怖いところなのですか?
    近付かないようにします(笑)

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