今年も莫迦騒ぎが始まります「焼肉 ポッサムチプ」

新年の焼肉開きはポッサムチプ。予告通りの有言実行。ま、この辺りは敢えていうまでもなく肉喰うことは幸せ也、の精神で。ほら、やはり正月ということで気持ちも胃袋も緩んでいるじゃあないですか。
ナムル畑六時のスタートを待ちわびつつ、お店の方へと赴けば、そこには既にさいとーさんの姿。はやる気持ちは皆同じ。ということで新年明けましておめでとうございますのご挨拶で乾杯。さいとーさん御料人様、そして私の三人でスタート。何といっても新年最初の焼肉ですから緊張の面持ち。
キムチの盛り合わせまずはいつものようにナムルとキムチで。そういえば野菜ものが圧倒的に足りていないからね。正月というのは基本的にお節を喰いまくるので、生鮮野菜が不足気味。だって蓮根、人参、牛蒡などがその多くを占めていますから。あとは練り物や魚類。ほら、どう考えても野菜はないです。
刺身盛りなのでしっかりとナムルとキムチ。これで三が日分の野菜を補給。ま、野菜ばかり食ってる場合ではないですが。だって焼肉なんだもの。ということで生盛り合わせの登場。さすがに新年ですから生で喰えるほど新鮮なホルモンは無いのです。赤身を刺身で頂きます。塩と山葵、醤油などお好みで。
タンユッケそしてユッケ。今回は何とタンユッケ。玉子は前回に引き続き温泉玉子で。このタンユッケが堪らない。ホルモンの生が入らないからなのか、タンでユッケという豪快さ。くにきやのタンユッケとは、またひと味違った旨さなのです。うは、温泉玉子でいただくと実に濃厚。生卵を使わない辺りの工夫に脱帽です。
肉のタタキでタタキが。はははははは。ハラミをタタキ。もう一品はミスジだっけ?これを鰹のタタキ風にニンニクスライスをまいて。これがもう最高。赤い肉ってのはタタキにすると甘味が増すね。白ネギを薬味に一口で喰えば、一気に広がる肉の旨味。これがニンニクと相まって旨さ倍増。堪らん。瞬殺。
タン二種類ではいよいよ焼きものへと。最初の肉は…。うん、タンですね。しかも二種類。黒毛和牛とF-1のタン。タンの食べ比べという新春の贅沢。いやぁ初春を言祝ぎ、タンを愛でるのは実に幸せ。この世の幸福独り占め気分。ま、三人で喰ったので三人占めですが。でタン。旨い。当たり前。見るだに旨そうジャン。旨いジャン。
ミスジのお年玉明らかに綺麗にサシの入ったタン。脂の旨味とタン自体の旨味。これが程度な塩加減で最高の旨味へと融合。世間ではこの塩加減のことを塩梅というのですね。旨い。それ以外の言葉はもはや必要なし。と。「店長からのお年玉です」ですと?うほ、これはミスジですかいな。見事な一枚物。
肉の寿司と思いきや、三つに切ってありました。しかし切り方が明らかに偏っている。半分に切って、その一片を更に半分。つまり1/2・1/4・1/4という変則的なカット。ほら、新春じゃないですか。私もまぁ立派なオトナです。ここは涙をのんでさいとーさんへと大きな肉を譲ります。これ旨いのです。
火肉山(かざん)ですミスジってヤツは本当にいい肉ですよねぇ、と、そこへやってきたのは寿司。はぁ?肉の寿司?こいつは春から縁起がいいやぁ、ですよ!しかも三種類の寿司。赤身、タタキの握りに手鞠寿司風。うわぁこりゃたまらねぇよ。タタキはハネシタ、コレが実に旨い。肉の旨味が酢飯に実に合う。
タレ肉パート1そして手鞠寿司。こいつが堪らない。肉と思いきや寿司。口の中がワンダーランドやぁ、という勢い。本当に堪らなく旨い。久しぶりにサプライズな喜びに包まれるのです。あふぅ。しかし、我々に襲いかかる旨さの絨毯爆撃。やってきたのは火肉山。久々に本気の火肉山。前回は立ち上がることは無かったのですが、今回は自立バージョン。
タレ肉パート2。一本ゲタカルビわっつりとハサミで切りながらの火肉山。燃え上がる炎。炎上!まさに大炎上!これこそが火肉山の所以、火肉山の醍醐味。そして旨い。クラシタ自身のサシと脂の煙でスモーク状態になった肉がたまらん!さすがに我慢できずに白飯喰ってますがね。白飯と火肉山は誰が何と言おうと最高の組み合わせ。
タレ肉パート3ここでようやくタレ焼き。あ、お年玉のミスジはタレでしたが。いきなり三皿を頂いて。巻ロースやらリブシンなどの赤身たち。当山ガッツリと頂く訳ですが、このなかで一番の突出メニューはゲタカルビ。一本。何?ゲタカルビが一本?分からん。しかも辛口で仕上げたその肉は見ているだけで垂涎。
ホルモン盛り御飯が、中飯が足りない。お代わり…しようかと思うだけど。いや、さすがに喰いすぎ。肉だけでも十分食い過ぎなんだから、この上炭水化物摂取は自殺行為。はい、やめておきます。そして最終肉。いつもの辛口ホルモン盛り。これを一気に喰らって…一気に…喰らって…。すみません、その肉は?
ツラミ。生と焼へ?ツラミですか。しかも生と焼と二種類。うわぁお。結構厚めのツラミ。これは美味。堪らん。スジっぽさが旨さの全てというツラミを生で。歯応えはしっかりと、それでいて旨味も感じるこのツラミ。旨い。焼けば焼いたでちりりと旨い。コレは最高の新春ですねぇ。
いやいや、本当に旨かった。さすがにホルモンを生で喰う訳には行かなかったけれども、それでもこれだけの肉をそろえて頂けるとは最高です。ご馳走様でした。今年も旨い肉が食えそうな、そんな予感で満たされた焼肉初めでした。

今年もよろしくお願いします!
まさに大満足のスタートです

今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

6 comments to “今年も莫迦騒ぎが始まります「焼肉 ポッサムチプ」”
  1. >ゆうちゃん之助さん
    はい、嫌がらせです(笑)
    マジ旨かったです。
    今年の初ポッサムチプはいつにしましょうか(笑)

  2. ワタクシとしましてはいつでもココロの準備は出来ているのですが・・・。(^^;)
    明日にでも!?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)