タンを食うならやっぱり「焼肉 一龍」

実は、先々日の一人焼肉。御料人様が某有名牛タン専門店に行っていたために、悔し紛れに私も焼肉、と言う経緯があった訳です。ええ、誰かが食べれば自分も食べたくなるという焼肉ジャンキー。
で、その御料人様ですが、その某有名牛タン専門店のお味に納得されなかったそうなのです。何というか味対価格比がおかしいのではないか?と。では仕方ありません。超コストパフォーマンス牛タン刺を喰おうじゃないですか。
ということで、二日続けて焼肉の莫迦夫婦がやって来ましたよ、貴方の町に。向かいましたのは、生には定評のある一龍さん。定評を振りまいているのは主に私たちなのですが、そんな小さな事は気にしません。
まずは刺身で。タン刺、ミノ刺、レバ刺の三種の神器はお忘れなく。この本当に生のミノ刺なんて堪らなく旨いです。湯引き等なら他の店でも食べられますが、この本生ミノを扱っているお店、少ないです。
さて、件のタン刺。頭おかしいんじゃないの?と思わせる上質のタンを、これでもかと喰っちゃう訳ですよ。ピンクのタンを生でガッツリ。本当は薬味の生姜なども一緒に食べるべきなんですが、味に雑味が出るという勝手な理屈で食べないのです。
薬味ってのは、実は大切なんですよね。山葵、生姜、ニンニクなどは、殺菌効果があるので、生で肉や魚を食べる時には出来れば使う方がいいと思います。でもわがまま一杯の私はよけてしまう。
ま、以前、生焼けの牡蠣(当然加熱用)を喰って食あたり、三日三晩トイレと布団を往復し続けながらも、未だに「牡蠣は生が旨い(生食用)」と喰い続けるような意地汚い私ですから、刺身の薬味で、そんな。
とまぁ脳内で勝手なストーリーが進んでいるところで続いては「チレ刺」が。相変わらず信じられない量のチレ刺が。ここのチレ刺が旨いんだよ。本当に旨い。舌と上顎の裏っ側とで“むにゅ”っと押しつぶすように喰らうと、もう。
新鮮なホルモンの旨味がじゅわっと口内に広がる感じが堪らんです。「軟らかい肉が旨い肉」とおっしゃる方には是非試して頂きたい一品。もうね、堪らんですよ。焼いても旨いですが生は信じられない旨さなのです。
やっぱり神戸でも西の方がコストパフォーマンスが異常によいですね。で、せっかくなので滅多に食べないタン塩も頂きましょう。生で喰って旨いんだから当然といえば当然ですが、焼いても旨い。
思ったよりも厚めにカットされたタンを炙るように焼いて喰えば、驚くばかりの旨さなのです。基本的にタン塩に思い入れはないのですが、ここまで旨ければ言うことなし。実に、実に美味しく頂くのです。
当然ですが、焼肉といえばホルモン。これを辛口タレでお願いしまして。盛り合わせってのがないので、コブクロとウルテを。というか、コブクロ食い過ぎかな?また注文しましたよ、昨日に続いて。
とはいえ、旨いんだから問題なし。ガッツリと辛いタレがからんだホルモンは得も言えぬ旨さ。旨い。さっくりとした歯応えが堪らんです。いやぁ、本日も御馳走様でした。行けなかった某有名牛タン専門店のことはすっかりと忘れ去りました。

やはり地元でゆっくりと喰うのが一番幸せなようです。
といいながら、焼肉遠征の企画が沸々と湧いておりますが。

今回のお店:焼肉「一龍」
兵庫県神戸市長田区菅原通2-1
TEL.(078)578-5230

2 comments to “タンを食うならやっぱり「焼肉 一龍」”
  1. >dagingsさん
    実に危険です(笑)
    時々食べたくてたまらなくなるという禁断症状付きですから。

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