やはり焼肉…「焼肉 ポッサムチプ」

他人様が焼肉を喰いに行ったと聞けば自分も行きたくなるという、実に子供じみた神経回路を持つ私。「だって、みんな、たべてるもん」という、ひとり・ふたり・みんな、的なワガママな人数設定。
ということで、土曜日には焼肉。ちょっと体調もよろしくなかったので、遠出はやめてポッサムチプさんで。実は時間も遅め(22時すぎ)だったのです。なので、肉の方も少なめという予定で。ええ、いつものヤツです。
生は喰いたかったので、当然のように盛り合わせ。最近は「全部盛り合わせに」と言う必要もなく全部盛り。ありがたいお話です。もっとも、普通の盛り合わせ(四種盛り)よりもどのくらい価格が高いのかは聞いていませんが…。
本日も赤身系が多めに配分。ハラミやカメのかぶりなど実に旨い。サシの多いロースも、一切れくらいなら美味しく頂けます。旨。本日も実にハツ刺が旨い。このところハツ刺の旨さが群を抜いていますねぇ。
ということで今まで注文したことのなかった「ハートの塩焼」を単品でお願いしてみました。メニューにはダシ醤油と粉山椒という和風なテイスト。おやおや、これは今まで食べていなかったとは何という事でしょう。
早速。お、これは旨い。ハツそのものは非常に新鮮で当然のように旨いのですが、味付けが実に絶妙。ダシ醤油が味醂の甘さなのですが、これと山椒の組み合わせは非常に素晴らしい。これは久しぶりに日本酒が欲しくなる焼肉メニューですね。
更に、ハツ自体の部位が、いわゆるハツモトあたりのさっくりとした歯応えの部位。これがこりこりと堪らなく旨い。今回、わざわざそういうところを選んで頂いたのかも知れませんが、次回もこれでお願いしましょう。
いつもの脂が付いたハツではないですが、あ、一部脂付もありましたか。御料人様に取られちゃいましたが。何にしても、これは盲点だったということで。ハツ焼はついついタレで喰ってしまっていたのは勿体なかったかも、という感想。
で、この日の本当の目当ては「焼シャブ」です。ポン酢で頂く焼シャブ。これがあっさりと旨いのです。マッコリなんか呑むのを忘れる旨さ。本当に、たまにあるんですよ。酒呑むのを忘れて肉ばっかり喰っていたり。
肉は当然薄くカットされていますから、あっという間に焼けちゃいます。なので網に置いては裏返し、裏返しては喰うという繰り返し。そりゃあ酒を呑む暇ないですわ。さて、ここで差し入れ、というかお味見に。
カブリのカッパ。これも見事な薄切り。ってことはしゃぶしゃぶのように喰うんですね。ええ、そうしましょう。ちょろりと焼いて口に放り込めば、お?なるほど、確かにカッパのような味わい。
薄く切ってあるのでスジっぽさは微塵もなく、むしろロースのような舌触り。でも濃厚な肉の味。う〜ん、これがある程度の量をキープできるなら、是非ともメニュー化して頂きたいものです。うん、黒板メニューの日替わりでもいいです。
あと塩でツラミも頂いて、最後に上品な感じでタレはハラミだけ頂きます。そろそろラストオーダー間近か。ということで「今日のハラミは特にいいですよ」と実に、実に旨そうなハラミを。
あのね。別にそんな、いつだって旨いんですよ。なのに、まぁ。すみません、ありがとう!遠慮なく頂きます。って、何これ!いわゆる特選ハラミ?って感じ。普段からホロリとほどけるハラミなんて表現してますが、今回のは次元が違う。
箸で切れる?いやそんなモンじゃあない。こう、ほら、メレンゲを壊さないように慎重に扱うような。そんな繊細なハラミ。箸でつまんでもほどけそうな。「アタイのことを柔らかいとか、そういう安っぽい表現しないでよね(by ハラミ)」という感じ。
いやいやいや、これは旨かった、ゴチソウサマでした。柔らかいだけがいい肉とは思いませんが、今回の全ての肉達は、そういう自分の心の垣根を飛び越えて旨さを堪能させて頂きました。

ああ、昼飯前にこんな写真見るんじゃなかった…。
もうね、空腹感がMAX状態なのです。

今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

5 comments to “やはり焼肉…「焼肉 ポッサムチプ」”
  1. >ぜんちゃん
    是非喰っちゃってください。
    旨かったですから(笑)
    >yumiさん
    お昼ご飯は大切ですよ(笑)
    ハラミは信じられない旨さでした。

  2. 他人様が焼肉を喰いに行った・・・・・
    間違いなく”みんな”行きたくなりますね!
    俺もその一人です。
    今日行っちゃおっかなホルモン屋に!!

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