お正月も終盤を迎えて考える

正月も七日になりました。日本古来の風習である「七草粥」を頂く日です。てか、幼少のみぎりより、食べた覚えがないところが困りもの。恐らく子供の頃には食べていたと思うのです。基本的にそういうのが好きな家族でしたから。
最近はあれですね、便利になりましたよね。お粥もレトルトパックなのですね。別に土鍋や炊飯器で炊いてもいいのですが、あれですよ、少人数分を作るとなると面倒です。七草も生をパックで販売していますが、量がね、多すぎたりして。基本が四人分だったりしますから。
焼肉を四人前なら一人でも食べますよ。ええ、肉ならかなり喰いますから。それでもですね、お粥を二人前、三人前喰うとなると無理。絶対に無理。結論から言えば、レトルトは非常に助かるのです。
そんな訳で、フリーズドライの七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)をレトルトの粥で食べました。本日、朝から。それだけではさすがに厳しいのでゴマメをツマミながら。
え〜と、なんですね、淡泊。ってか本当にお粥。玉子の一つ、梅干しの一つも放り込みたいところですが、そうなると七草で終わらず「七草玉子粥」だとか「七草梅粥」になるので意味合いが変わってしまいます。
そういえば、七草。昔は畑のあぜ道で採れていたそうですね。スズナ・スズシロは蕪と大根だそうですから別にして。ま、唯一問題があるとすればナズナ。今で言うところのぺんぺん草。何となくイメージがあれじゃないですか。
「〜も生えない」とか何とか。正月早々喰っていいものかどうか。まぁね、それを食べないとしても、お粥の中でより分けることなんか出来やしません。ええ、どんなものだか実物見たこと無いですから。喰ってしまえば大丈夫ですよね。
ま、何はともあれ、今年はキチンと胃を休めるという目的を果たしてくれた七草粥。ご馳走様でした。

さて、昼飯は脂っこいものでも喰って元気をつけましょうか。
いわゆる、元の木阿弥ってやつですね。休む暇のない我が内臓、がんばれ!

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