インド料理「アールティ」

メニューが余りにもそろっていなかったので、仕方なく一日先送りにしたインド料理店へ行ってみました。「明日には全てのメニューがあります」と約束してくれたインド人給仕を信じて。うん、店閉まってました。やられたよ。見事だよインド人給仕。まさか、また仕入れに失敗したから店を開けなかったのじゃないよね?ないよね?
しかし、すっかりとインド料理舌になっている以上は、カレー以外に欲しいものはありません。ええ、行きますよ。インド料理に。
神戸北野辺りは、周りにインド人が多く住んでいるからか、美味しいインド料理のお店が多くあります。なので「別の店」という選択になっても、極ご近所に選択肢があるので助かります。これで電車に揺られて次の店へ、ってのは無理ですから。
という訳で、歩いて3分とかからない「アールティ」へ。そして前回同様「ディナーフォートゥー」を注文します。
このメニュー、ドリンクとカレーとナンをチョイスできるのです。ま、当然ドリンクはインドビールになりますが。聞くまでもなく。そしてナン。大抵はオーソドックスにプレーンナンかガーリックナンをお願いするのですが、喰ったことがなかった「キーマナン(挽肉を挟んだナン)」にしてみました。
そしてカレー。私の希望で「カレーラドライ(ニガウリのカレー)」と同伴者様の希望の「マトンパラク(ほうれん草と羊肉のカレー)」を。しかも辛さは20倍で。ええ、前回の二倍です。いやね、実際その辛さは大丈夫なのですよ。うん、辛いの大好きですから。でも後でそれが間違いの元だと分かりました。
さて、まずはパパド→サモサ→タンドゥーリチキン(鶏)・シークカバブ(ラム)・タンドゥーリプローン(エビ)の盛り合わせと順調に食べていきます。そして非常に美味しいのです。何でもかんでもグリーンチャトニをかけて辛く辛く頂くのです。
そしていよいよカレーとナンの登場。あ、ライスもね。ん?なんだかいつもに比べて量が多く感じるのですが。気のせいでしょうか?ナンはプレーンと違って中に挽肉が入ってますから、気持ちとしては平たいハンバーガー。しまった、これだけで一食に出来るくらいのボリュームだよ。
そしてカレー。もしかするとアレですかね?辛さを調整するペーストって、後から入れるのですかね?なんかね、器からはみ出しそうな、そんな勢い。うん、食べますよ。こうなりゃ喰っちゃいますよ。
で、また20倍カレーが辛いのですよ、旨いんだけどね。その上ナンにボリュームがあるから、ナンで食べるというよりも、そのままカレーをすくって喰ってる訳です。辛い、旨い、辛い、旨いとまぁお口の中が大車輪の働きようです。
あーさすがに今回は完食無理かなぁ、と思ったのですが何と言っても「20倍?ダイジョウブ?」と聞かれて、笑顔で「大丈夫です!」と答えている以上、辛くて残したと思われるのは心外です。頑張りましたよ。第一警報ボタン(ジーンズの一番上のボタン)を解除して、いよいよ喰らい続けるのです。
そしてなんとかナンの1/8ほどを残して(あ、ご飯も残したけど…)完食しました。やりましたよ、母さん。あなたの息子は頑張りましたよ。と、ここでアイスクリーム。ははは、冷たいものと甘いものは別腹です。はい、頂きましたよ、皿を舐めんがばかりに。
いやぁ大満足です。さすがにビールを一本追加しましたが、問題なく頂きました。実に旨かったのです。さぁて、これで準備万端!

今日こそは、自宅下のインド料理店で食べるのです
こうなれば意地でも喰いますよ。ええ、美食のストーキング行為と呼んでください。

今回のお店:インド料理「アールティ
兵庫県神戸市中央区中山手通2-14-13-1F
TEL.(078)222-8665

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)