焼きそばを考える

そうだ、ヤキソバの町へ行こうというのを偶然見かけてしまいました。なるほど、世の中には名物というのは色々あるのですね。
私の中では「焼きそば」といえば富士宮だったのですが。というか、やたらとお好み焼き店がある町に生まれたものですから、焼きそばそのものが余りにも身近なのです。つまりは、名物といわれてもよく分からないというところですか。
富士宮は「肉かす」の関係で、名物という刷り込みがありました。ちなみに神戸で焼きそばやお好み焼きに入っているのは「あぶらかす」ですので別物です。
そういえば、とある中華料理店の焼きそばが大好きだったのです。その油の加減や麺の柔らかさ、上品な味付けにもうめろめろだったのです。実際の店は場末感のある、非常に油っぽい店なのですが、焼きそばだけは突出して美味しかったのです。残念ながらお店は閉められてしまったのですが、未だにその味を越える焼きそばには出会っていませんね。
中華の焼きそばって意外と食べないと思いませんか?ラーメン、焼き飯、餃子などはよく食べるのに。何というか実に微妙なところにあるのです。
私は別に普通に、というか関西圏では普通に「焼きそば」と「白飯」という取り合わせで食べますが、他の地域では余り食べないそうですね。そうなると、「ラーメンと焼き飯」のように汁そばとご飯ものになるのでしょうか、「焼きそばと焼き飯」という定食は余り見かけません。だから「そばめし」になったのでしょうか?
そう考えるとそばめしっていうのはよく出来た食べ物ですね。ご飯と焼きそばを一度に食べることが出来ます。これにキムチを入れると更に美味しいのですよ。「キムチそばめし」としてメニューにもありますね。うん。今日はそばめしが食べたい気分です。

昨日の麦とろは食べられませんでしたけれどね
昨日は定休日だったようです、行こうとしたお店

2 comments to “焼きそばを考える”
  1. 同志よ、確かに中華ヤキソバはステキです。
    ほんのり酢の香りが・・・。
    ワタクシの住む町にも中華ヤキソバのウマイ店があります。
    オカマバーなんですが。
    オカマのおじさん(元中華料理店コック)の作る
    人生の悲しみをこめた酸っぱい中華ヤキソバが
    最高です。

  2. 我が町にも、非常に美味しい中華料理店がありまして。
    中でもバラそば(牛バラ肉がデンと乗った焼きそば)が絶妙に美味しいのです。
    あ、思い出しただけでよだれが…。
    で、そこのご主人もソチラ系の方です。
    やはり、味付けが繊細なのでしょうかね?

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