貧乏話

掲示板のお返事が遅れているのは、仕事中にゆっくりとPC前に座っていないからです。決して手を抜いているのではありませんよ、奥さん。でも、ゴメンなさい。
ここしばらく自炊をしていませんでしたが、再びオベントを作ったりしています。ビンボウには勝てません。
先日、道をスタスタと歩いていると、……。よく、日記風サイトでは道を歩く時の表現として「ぶらぶら」とか「なんとなく」などとノンビリした雰囲気を醸し出しています。しかし、私は普段から散歩のような非生産的な行為は好きではありません。そう、散歩などしているとお腹が減るじゃないですか。ですから、常に最短距離を、より短時間で移動することにしているのです。歩くのは「スタスタ」と。
で、スタスタと歩いていると、眼前のカップルと思しきお二人の会話が、聞くとはなしに耳に入りました。
「アタシって貧乏が染みついてるし……」
そこな女子。ちょっとココに座りなさい。いや、分かります。言葉として、面白くて使っているのでしょう。しかし、すぐ側を歩いている私は、もう、ある意味極めちゃってる訳ですよ。毎日麦茶を湧かしていますか?アナタ。自分で弁当を作ってますか?アナタ。外食は全て人の奢りですか?アナタ。自動販売機の使い方を忘れたことありますか?アナタ。財布の中にデフォルトで紙のお金がないですか?アナタ。とまぁ、こんな生活が普通に続いている訳ですよ、私は。
最近、貧乏話が余り無いので、金回りが良くなったと勘違いしている方がいらっしゃるようですが、全くそんな事実は無根です。ええ、身体が慣れてしまって普通に流しているだけです、貧乏を。最早、私の身体は貧乏によって構成されています。

「私って貧乏が形作る、最高のオブジェだし…」
血液の代わりに貧乏汁が巡っています。

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