いよいよ仕事始めも本格的に。いや、別に良いんですけどね。あんまりブラブラしすぎるといよいよダメ人間に拍車がかかってしまいますから。拍車をかけるというのはアレですよ、馬に蹴りを入れて気合いを入れるって事なんですが、ダメに気合いを入れてさらに駄目になるってのはいよいよ意味が分からない貴方のてつやです。
新年明けて、ようやくホルモンがスタートしました。ということはホルモン初めではないですか。昨年の末はポッサムチプでホルモン納めをしましたから、我が家としてはホルモンを始めるのは「くにきや」でしょう。ということであけましてホルモンいただきましょう。
お店にホルモン入ってますか?と質問したところ入ってますし席も空いてますとのことなので早速お邪魔してまいりました。
取り急ぎお正月のご挨拶をしてまずは前菜代わりの【キムチ盛り】と【ナムル盛り】。相変わらず美味しいキムチじゃないですか。これだけで一杯呑めそうなお年頃。
【生センマイ】と【ハツ刺】で今年最初のホルモン。相変わらず世界で一番美味しい生センマイ。ハツ刺も綺麗にしていただいてます。
最初の塩皿は【イチボ】【クリ】【上タン】から。贅沢三種盛りで幸せなスタート。綺麗なサシが入ってますが喰ってみたら思いの外あっさりしているところが上等な肉の証拠です。
続いては【サガリ】と【カブリ】。おっと語呂合わせかな?サックリとした食感がよく似ているといえば似ている二種類。塩とわさびであっさりといただくと肉の旨味が実に濃いのです。
基本的に赤肉は興味が薄いのですが、こういう感じで出されてしまうとついつい食べてしまいます。ここで箸休めに【サンドミノ】【ハツ】という小技。というか普通に塩ホルモンですね。サンドミノの脂は胃にもたれないあっさり風味。当然ハツも…と思ったら脂付きですね。この申し訳程度に付いている脂が旨いのです。
こういう脂は多すぎても下品になるので丁度いい塩梅です。そしてタレ肉。【カワラ】と【ミスジ】を。ウデ肉のセットですね。カワラはあまり出回らないですが個人的にはサシ加減が弱めで好きな部位です。うん、旨い!
で、ホルモンの出番です。やっぱりホルモンが焼肉の醍醐味。【赤セン】【センマイ】【そっちゃん】と軽くいただきましょう。赤センは圧倒的な旨さ。この脂具合が実に旨いのです。そっちゃんも脂しっかりと。この脂はサシ肉とは違って食欲をどんどんと増進してくれるのです。
なのでこんなところで【中ライス】を。だってご飯は大切。そしてミスジを乗せて頂くのですわ。ミスジとご飯のコントラストが堪りません。
そろそろ腹もいっぱいになってきたので締めに入りましょう。チシャ巻でいただくのですよ。【カルビ二種盛りとチシャセット】です。ご飯も残してますから巻き巻きでいただきます。
やっぱり良く焼いたカルビと白飯とチシャは最高の相性です。少々脂が強めでも何ということなく喰えちゃいますから。旨!旨過ぎ!たいがい腹一杯なのですがするりと喰えてしまう不思議。御料人様の分も少々いただいてしまうのでした。
ということで御馳走様でした。やっぱりくにきやのやきにくは堪らんです。これこそが我が故郷。全てのはじまりの焼肉なのです。年の初めにいただくには本当に素晴らしい焼肉でした。
今年もホルモンがっつり喰おうと心に誓う初肉詣でなのでした。
腹一杯過ぎて二駅ほど歩いて腹ごなししてしまいました。
今回のお店:
炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050