生レバー、思うところはいろいろあります「焼肉 港提」

さて、今月の更新日がやって来ました。月に一度のひとりごと。こんにちは焼肉の罠てつやです。それにしても冗談抜きで一ヶ月に一回ですね。もっと頑張らねば。



昨年度まではちょっと事情があって遊び歩き度合いが減り気味だったのですが、四月になったのでちょっと解放気味。フリーダムな人生は心を解き放ってくれるのです。ということでご近所の「港提」で焼肉喰ってきました。徒歩一分以内に旨い焼肉店があるというのは実に幸せです。幸せを噛み締めるためにホルモンを噛み締めていきましょう。

imageやはりここはレバ刺からいただきましょうか。いよいよ六月から本格的に生のレバーが提供されなくなるということなので今のウチに喰えるだけ喰おうというのが、食い意地の塊であるところの成せる業。ところがなんと、レバーがないとか。ぇえええ!無いんですか、無い袖は振れませんか、仕方ないです。ごねたから突然現れるもんでもないですからね。

imageでは普段あまり注文しない【塩タン】などいってみよう。そういえばこの店でタンって久しぶりのような気がする。やって来たタンは厚切りの生タン。冷凍で薄くスライスした上品なタンとは一線を画しております。この重量感、たまらんですわ。早速焼き焼き。焼きすぎないように、それでいてしっかりと火を通して旨味アップ。ジューシーなタンが口腔内でダンスしております。

image御料人様大好物の【ニンニク焼】もいただきましょう。これがあなた、ビールに合うんだわ。これさえあれば2リットルは呑めるね。これ、スジ肉が入ってるんですが、すっかりと脂の抜けきったスジがしゃくしゃく舌歯触りで旨いの。白飯に乗せてもよし、そのままビールのお供にも良し。そしてさらに【ホルモンミックス】いただきます。本日のメインです。

image大きいサイズのホルモンミックスは3.5人前くらいでしょうか?テッチャン、赤セン、ミノ、小腸、センマイ、レバーにハツ。どんどんと焼き網に乗せながら焼けた端から喰っていきます。もうね、脂がたまらない。決して濃すぎない揉みダレが食欲をアップさせてくれます。そう、揉みダレが味噌ではなく醤油系なので焦げにくいんですわ。でツケダレをニンニクとコチュで濃いめにつくると合わせ技が発動。旨い!

imageということであっという間に完食。あ、生レバーはないけど焼レバーはありました。うん、旨かった。実は最近では焼レバーが旨いなぁと思っている訳なんですよ。なので生レバーがなくなることにあまり危機感を感じていなかったりするのです。よく「焼いたレバーは食感が」といわれますがそんなことはない。ええ、声を大にしていいますが、そんなこたぁない。

要はレバーの鮮度と焼き加減の問題です。もともと生用と焼き用のレバーは部位の違いだけ。スジの多い部分を焼レバーに、つるりとした部位を生用に使っているだけですから。そう考えればこれからは生用が焼き用に廻ってくるのですからむしろ味の期待値があるというものです。生にするには古くなったから焼きにまわす、なんてことをやってる店があるとしたら実に論外です。

そんなことをすれば不味いし臭みもある。山岡さん風にいえば「この焼レバーは出来そこないだ。一週間待って下さい。本当の焼レバーをおみせしますよ」てなところでしょうか。本当の話、旨いレバーは焼いても旨いんです。いやむしろ焼いた方が旨いんです。これからは焼レバー伝道師として活動しても良いかと思うほどです。

こんなこと書くから「肉焼き動員」がかかるのですね。
まぁそれはそれで楽しいから良いんですけど。

今回のお店:
神戸牛・炭火焼肉 港提
兵庫県神戸市兵庫区切戸町7-13
TEL.(078)671-8455
2 comments to “生レバー、思うところはいろいろあります「焼肉 港提」”
  1. えぇ、旨いレバ…に限らず、旨いホルモンは“何をやっても”旨いんです!
    逆に、不味いホルモン(レバ)は何をやっても不味いんです!

  2. そうですよね!
    駄目なものはどう触っても駄目だと思います。
    もっと精進せねばw

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