初ホルモンはご近所で「神戸牛・炭火焼肉 港提」

正月明けには新しいホルモンが入荷するのは周知の事実。さて、今年はどのタイミングでホルモン初めをしましょうかしら、と思案に暮れていたところ、最もご近所の港提から年賀状が届いておりました。で、新年のご挨拶以外に素敵な一文が添えられていたのでございます。



image「本ハガキをご持参の方に限りまして、生ビール、チューハイ、焼酎を人数分とコテッチャン2人前プレゼントさせて頂きます」とな。うん、決定。今年は港提でホルモン初めと参りましょう。ウッキウキワクワクと身支度をしまして向かうは道路一本挟んだ桃源郷、和牛焼肉港提なのです。やはりご近所ってのは楽でいいですね。特に冬の寒い時期には。

imageそそくさとお店にやってきて、ええ、大丈夫。頂いた年賀状はもってきてますよ。当然のことですが生ビールを頂きます。はい、乾杯。今年もよろしくおねがいしますと今年いったい何度目だかの御料人様との祝杯。祝いの杯を掲げるのです。さて注文。コテッチャンは当然二人前なので、【ホルモンミックス小】を頂くことにしましょう。

imageそしてこちらも忘れてはならじ【お手頃ハラミ】もいっちゃうのです。お手頃というと何となくショボイ肉が出てきそうなイメージですが、この店ではとんでもございません。いわゆるとんでも8分歩いて5分てやつですわ。サシっぽさが無いものの、実に旨いハラミなのです。では早速今年の初ホルモンを焼いていきましょう。網の上に並べて並べて。

imageう、旨い!いいねぇこのハラミの具合。しゃくりとした噛み応えが堪らんですわ。おっととホルモンの方も焼けてきましたよ。焼レバーやハツなんかはわりと軽めに焼いても旨いんです。おおぉ、いいねぇ。今年も港提のホルモンは絶好調じゃあないですか。コテッチャンをしっかりと焼いている間に【キムチの盛り合わせ】なんてのも摘んでおきます。野菜も大事。

imageそしてホルモン初めですから【生レバー】は当然頂きます。とろりとしたレバーはいわゆる角が立つ感じのレバーとは一線を画しています。あのピンシャキなレバーも良いのですが、このとろりとしたレバーのねっとりと絡みつく旨味も捨てられない。つか、これはこういう旨さなのです。うー、旨いなあ。よし例のメニューもいっちゃいましょうか。

image御料人様お気に入りの【焼ニンニク】ですね。こちらの名物焼ニンニクはたっぷりの胡麻油でボイルしたスジ肉とニンニクを焼いているのです。これが塩でもタレでもどっちで喰っても実に旨いのです。私はタレ派ですので焼けたコテッチャンとこのニンニクを一緒にがぶりと頂くわけで。するってぇと口の中でタレの甘味、肉汁、ニンニクの風味がぶわっと広がる。この口福感

image今回は御料人様の希望で珍しいメニュー【すじスープ】も頂いてみました。メニューは珍しくもないのですが、我々が喰うのが珍しい。せっかく珍しいメニューを頂くのなら、私もこちらを【アバラ】をお願いします。すじスープは濃厚な旨味が良い感じ。飲み飽きない塩梅。そしてアバラ。いわゆるカルビと呼んでもいいですが。こいつが実に旨い。

imageそれまでハラミ含めてホルモン系ばかりなので、その後にちょいとサシの強めな肉ってのが味のバランスを旨く取ってくれます。そして当然のように欲しくなるのは炭水化物。飯くれ飯。【しそ御飯】を頂きましょう。結論。しそ御飯とアバラとすじスープは最強。だめ、これはダメ。ニンゲンがダメになっていく。相性が抜群すぎて眩暈を起こしそう。

imageまずたっぷりタレにからめたアバラを口に放り込む。あ、当然タレは御飯にバウンドさせてちょっとキリ気味に。口の中でどばっと広がった旨味。そこへがががっとかっこむしそ御飯。わずかな塩味がさらに旨味を引き出す。堪らんぜーっと咀嚼してゴクリと飲み込んだ口腔をすじスープのさらりとした旨味で潤すと、ああ、なんだこんな所に極楽浄土があったのかと。

いやいや、これは止まらない。というかしそ御飯もアバラもほぼ一人で喰いきりました。御料人様は一切れ一口で。腹が減っているとか餓えているとかそういう問題ではない。丹田で練った気がぽかりと開いた真っ黒な穴となって肉と飯と汁を吸い込んでいくのです。うん、また適当なこと言ってます。ま、それほど旨かったと思ってください。

いやいやいや大満足。どうも御馳走様でした。ホルモン初めといいながらどういうわけか珍しくアバラまで喰ってしまいました。何にしてもこれだけ喰えばしばらく肉が無くても大丈夫でしょう。量ではなくて満足度的に。そんなこと言いながらまたすぐ焼肉喰うんですけどね。

はい、本日もこれから行って参ります。
今年も素敵な焼肉ライフが始まろうとしております。

今回のお店:
神戸牛・炭火焼肉 港提
兵庫県神戸市兵庫区切戸町7-13
TEL.(078)671-8455

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