サクッと軽くいただきます「ホルモンX」

世間はエイプリルフール。いわゆる四月バカ。日頃から莫迦な私には特に何か変わったところなどある訳もなく淡々とそして粛々と昨夜の焼肉の感想などを。ほら、昨日ってば年度末の月末の日じゃないですか。焼肉でも喰いたいというものです。やはり莫迦。

つきだしの牛スジが旨いで、御料人様と二人して「ホルモンX」へと行って参りました。開店以来三度目の訪店。結構お気に入りなのです。まずは付き出し【牛スジ】なのですがこれが旨い。つか、普通にご飯が欲しくなるのは仕方のないところ。とろりと煮込まれた牛スジの旨さは格別です。味付けがあっさりなのが更に嬉しいところ。

レバ刺の旨さ爆発で、生ものは【レバ刺】いただきます。やっぱり焼肉といえば生のレバーを喰わねば。そして旨かった。見た目がイマイチっぽかったのに喰ったら非常に旨いというサプライズレバー。さすがに火曜日のホルモン(個人メモ:屠場は苅藻)は生で喰っても旨いですね。甘くてしっとりとした旨味。満足。というか御料人様の箸が止まらないです。

牛ズリはハツスジ焼きものはホルモンを中心。【牛ズリ】はハツスジの部分。心房の血管密集部位。これがコリッとした食感で堪らない。ハツの旨味もあるけれども、どちらかといえばミノの食感に近いのでしょうか。さくりとした歯応えと旨味。このお店に来たら必ず喰ってしまう逸品。個人的にはしっかりと焼いて肉がぎゅっと締まった感じが好きです。

キムチで箸休め【白菜キムチ】を摘みつつ続いては【てっちゃん】と【小腸】のコンビ。前回てっちゃんと小腸の取り違えがあったので、せっかくだから食べ比べしてみました。肉厚のてっちゃんは旨味しっかりタイプ。脂はこそがれているのはBSE騒動以来仕方のないところです。でも旨いから問題なし。いわゆる昔ながらのてっちゃん。

てっちゃんと小腸小腸は当然ですが脂がブリブリ。小腸は主に脂で喰うのです。甘い脂の旨味が口腔に広がる快感。旨いなぁ。燃え上がらないように注意しながら焼いていくのが美味しい小腸を食べるコツ。旨い旨い堪らない。やはり腸系のホルモンはしっかりと焼く方が旨味が増す気がします。生に近いと水っぽく感じるんですよね。

焼き焼き!ふと後ろを振り返ると黒板メニューが。へぇ、ハチノスのカブとかあるんですか。それは喰いたいですねぇ。と御料人様と話しているとお店の方が「すみません、売り切れちゃいました」とのこと。あーそれは仕方ないですね。ここで唯一の赤肉がやって来ました。【上バラ】です。ってか、あれ?前回と違ってすげぇサシが。

お、黒板メニュー発見いわゆる特上カルビ?って感じです。くにきやで頂戴する香り立つカルビ並のサシ。というか肉が白い。個人的には前回のようなタイプが好きですが、サシ肉好きには堪らないだろう上バラですね。こいつをミディアムくらいに焼いて喰う。タレによく合うカルビ。白いご飯が欲しくなってしまうのは仕方のないところ。喰わなかったけど。

上バラの肉質が素晴らしいこの辺りで終わろうかとも思ったのですが、せっかくなので【七色ホルモン】もいただきましょう。これを一人前。ホルモンミックスなので色々楽しめて良いですね。今回は赤ツラミ、ハチノス、センマイ、ミノ、リードヴォー、ネクタイ、ハツ。先ほど牛ズリを単品でいただいたので敢えて抜いている模様。いや、入ってても良かったのに。

七色ホルモン、二人前にすれば良かったリードヴォー旨いです。とろけます、口の中で。ネクタイも単品でいただいても良いかなぁという旨さ。そのうちにまわりの食い意地の張った走るひとや王子などと一緒に「メニュー全部」とか注文してみたいものです。とまぁ良い感じでそこそこ腹もくちたのでこの辺りで御馳走様でした。うん、久しぶりのホルモンで満足満足。

あ、最後にデザートのフルーツもいただきました。美味しかったです。この後「原酒店」に立ち寄って軽く一杯日本酒をいただいて年度末の慰労会は終了です。さて新しい年度を迎える準備が出来ました。

いつの間にそういう会になったのかは不明ですが。
何はともあれガソリンは十分給油できました。

今回のお店:
ホルモンX(エックス)
兵庫県神戸市兵庫区中道通1-3-16
TEL.(078)576-7209

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)