釧路旅行以来、わりとおとなしく暮らしてきたのですが、そろそろ焼肉の虫がうずき始めました。焼肉の啓蟄ってヤツでしょうか。そんな訳で御料人様と二人して新規開拓など兼ねて焼肉。珍しくも神戸は東灘へと行って参りました。
JRは甲南山手駅で下車。ちょいとあるいて辿り着きましたのは「炭火焼肉 こうべ館」です。このお店、休刊直前の神戸ウォーカーに掲載されていたとかで御料人様の記憶の片隅にあったそう。それでは行ってみましょうと雨の中にも関わらずうきうきと。新しい出会いはいつだって嬉し恥ずかしいモノなのです。
店名に違わず炭は上物。網は使い捨てですが。取り急ぎビールと酎ハイで乾杯してから頂きましょうか【生レバー】を。しっかりと角の立ったレバー。うむ、新鮮そう。喰う。旨い。これはなかなかの良いレバー。よし、勢いで【チャンジャ】も喰いましょう。御料人様の大好物なれども最近喰ってませんでしたということで。
こちらも普通に美味しいのでビールが旨い。では肉へと移りましょうか。やはり塩から始めるのがいいでしょう。【特撰ハラミ】いってみよう!おっと、これは確かに特撰といっても過言ではない風貌。早速焼いていきましょう、とトングが!このトングはちょっと格好いいぞ!蝶番のところにギミックがあって、閉じたところでロック出来るのね!
あ、そうそう肉でした。ついついこういう小物に目がいってしまうのは永遠の男の子たる所以。ハラミ焼きます!結構しっかりめに焼いて喰う。うん、旨い。ちょっと塩胡椒以外にも味が付いているけど、それを差し引いても旨いハラミですねこれは。そして【アゴスジ】も塩でいただきます。ほう、これは。まさにアゴスジですね。
最初に見た時には「?」と思いましたが焼き始めたら納得。ついこの間「韓国酒家 チヂミ」でいただいたのとほぼ同じ物。ちりちりっと焼けたところを口に運べばスジ肉特有の濃い脂。これがたまらない。ビールが、ビールが!あっという間に飲み干して。せっかくだから眞露チャミスルフレッシュをボトルで。勢いが大切。
そして【ホルモンミックス】を。内容はホルモン、ミノ、ハツ、アカセン、センマイ。ホルモンはてっちゃんだそうです。焼きます。喰います。てっちゃん旨い。が、身が薄めで脂多いので小腸のような見た目ですね。味はテッポウぽかったのですが、店長さんにお聞きしたところ直腸ではないということでした。うむむ、私の修行が足りないのか。
ハツも脂付きではないですがコリッとした食感からも鮮度の良さが感じられます。うん、全体的に非常に美味しいですね。如何せんミノの切り方が小さいかな?量の問題ではなく切り方の好みですね、これは。では更に追加、いってみよう!【タンモト】を。このお店ではタンのメニューが三種類。上タン・タン・タンモトとレギュラーなんですね。
果たして予想通り、タンルートってやつですね。タンの裏っかわです。生タンを切っているからか、厚みや大きさはバラツキがありますが、モノは非常に上物。そして結構な量があるのに500円というお値段。いやーこれは超おすすめメニューですね。
個人的には通常のタンよりもこちらの方が旨いと思っていますので。
最後に【タレてっちゃん】で〆ましょうか。やはり一品くらいはタレも喰わないとね。こちらも先ほどの塩で喰ったのと同じてっちゃん。ツケダレは甘味がきついので揉みダレだけでいただくと実にいい塩梅。この揉みダレは非常に好みですね。と、ここで酒が大量に残っていることを発見。喰う方に気をとられて呑み忘れてた。
そんな訳で急遽メニューの追加。【スジポン】と【ナムルの盛り合わせ】の二品。これで酒を呑んじゃいましょう。ま、ナムルは特に感想はないですが(肉じゃないので)、スジポンの方。これ旨いですわ。アキレスのぶっといところをボイルしてスライスしているのだと思いますが、私好みのこりっとしたスジ煮込みの究極型。
いやー、これは旨い。酒の肴に実にいい!これだけで三合は呑めるね。リミッター解除したら五合は軽いね。次回からはこれを最初のつまみにいたしましょう。ということで本日はここまで。これ以上喰ってはせっかくの摂生週間が台無しになります。そして結局喰った肉が全てホルモン系という事実。次回は是非赤身肉にも挑戦したいと思います。
神戸の東にまで手を伸ばすという業の深さ
いよいよ東灘進出の足がかりを見つけました。
今回のお店:炭火焼肉 こうべ館
兵庫県神戸市東灘区森南町1-5-1
TEL.(078)453-7773
確か初代天皇となる神武天皇も東へ東へと侵略を進め・・・
焼肉の東征ですね。
やはり神託のままに進むのがいいのでしょうか?(笑)
東へも探検してみました「いちばん、智智 ほか」
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