富山泥酔旅行記〜まずは初日の巻〜

金曜日より行っておりました富山旅行。昨夜無事に帰って参りました。毎回、富山へ行くとトンでもない事になるのですが、今回はこれまでとは比較にならないほどトンでもありませんでした。まさか「二週間レポート出来るほど暴れてきます」というのが現実になるとは思いませんでした。
駅弁は「大阪すし」ま、出発時は普通でした。午前中で仕事に切りをつけて列車へ。大阪でサンダーバードへと乗り換え。駅弁を買った訳ですが、これから北陸で魚介類満喫の予定なのになぜか「大阪すし」を。まるで意味が分からない。まぁそれでも美味しくいただいて。そうこうしている間に列車は目的地へ。
今回は我々夫婦二人だけではなく、ながしまさん・アマグリさんの東京組ご夫婦と合流。そう、余計に莫迦が加速する訳です。時代が我々を呼び寄せたのです。今回の大騒ぎは仕方がなかったのです。早くも言い訳が始まっております。
セロリでさっぱりの付き出しさて。今回もいつもの様にいつものお店。富山に来れば必ず訪れる「板前料理 おら」へとやって来ました。偶然ながしまさんの誕生日と重なったという事で、前もってお店へと予約しておきました。ええ、予約しておいて正解。もしもいきなりお店へと行っていたなら閉まっていたかも知れなかった。
ネタケースぎっしりなんでも、魚が入手困難状態で、前日もお店を開けなかったとか。よかった。電話しておいてよかった。御料人様の指示を守って正解。ということでお料理の方をいただいていきましょう。付き出し二品でビールで乾杯。まずは順当なスタートを切ります。さてさて、今回はどんな料理をいただける事でしょうか。
旨すぎる白海老あ、そうそう。先に言い訳しておきますが、肉ならともかく魚の種類などはほとんど分かりません。ですので、細かい名前などは適当に飛ばしていきます。雰囲気だけを楽しんでください。むしろ分かる方は後でこっそりと教えてください。随時訂正していきますので。そのあたりは詳しい方におんぶにだっこという人生の基本。
立山!ネタケースを覗いてみても、何が何だか。でも旨そう。と、早速やってきたのは白海老。さすがにこれは分かります。うっすらピンク色なのは、脱色加工していない証拠だそうです。もともと真っ白ではないらしい。へー、そうなですかぁ。で、これ旨い。実に旨い。舌の上でとろりと甘味が広がる。
刺身盛り合わせもう醤油なんて入らない、山葵だけで充分旨い。旨味全回なのです。で、乾杯のビールを飲み干したので日本酒。富山といえば立山。銀嶺立山をボトルで。莫迦。そんなボトルなんかで呑んだらどうなるか分かるでしょうが!わかっちゃいるけどやめられない(故植木等さんを偲んで)のです。ええ、そういう性分なのですよ。
蟹ー蟹ー!刺身盛りもいただいて。槍烏賊と鮃、貝はなんだっけ?梅貝かな?何せ旨かった。こりっとした食感と甘味がじゅんわり。磯の香りが堪りません。日本酒が進むのは私に責任はございませんとも。ああ、幸せ。こんな幸せな事が他にあるものか!という辺りで板場を覗くと蟹。ズワイガニが。あちゃー、やっちゃったよ。
こんなになっちゃったがしがしと捌かれていく生の蟹。これが茹で蟹として二人で一匹。あれ、なんだかデジャブが。で、この蟹がもう旨いんだよ。すっかりと黙りこくって蟹を食い続ける四人。そこへ、更に登場するのは北陸冬の味覚といえばこれでしょうと、ホタルイカ。ホタルイカ君が酢味噌とともにやってくるのです。
その時歴史が動いた!ホタルイカ!もうね、これが生まれてから今まで喰ったなかで最強のホタルイカ。イカそのものが無茶苦茶に旨いのです。生きたまま茹でられたホタルイカが今最強伝説とともに我が目前で踊っているのです(実際には動きません)。いや、これは旨い。あふあふあふ。更に貝が刺身でやって来て(これも名前よくわからんです)うれし涙ぽろぽろ。旨いよぉ。
…旨い貝です蟹味噌をすすっていると、焼き魚。ノドクロは今年も健在。この大きさ、東京大阪辺りだといくらくらいになるのでしょうか?と下世話な事を考えつつ、あれ、そろそろ酒がないですね。「立山」の後に「おわら娘」の四合瓶をいただいたのですが、いつもまにやらそれも飲み干しておりました。すみません、なにかお酒を。
…。こ、この濁り酒はもしや?「どぶです」うひょーーー。片口に満ち満ちておられるのはどぶろくですか。これはこれは。あーこの粒々具合が堪りませんな。口当たりが、口当たりが堪らんです。がふがふと呑む呑む。あっという間に一杯二杯三杯四杯と杯を重ねて。「もういいから鍋に入れてこい」とご主人。いや、え?いいんですか?
つぶが見えるでしょうか?悪魔の罠どぶろくもうここからは言うまでもありませんが酒池魚林。ご主人自身の酒の肴、河豚の白子もいただき、冷えてきたからと豚汁(ぶたじる)も。ああ、幸せ。そしてクロムツを煮魚で。これが凄い。いや、どう凄いって、一尾を四人で分けても各々が立派な一皿になるというデカイクロムツ。一番左端に座っていたということで、私には頭。うひょー!
立派なクロムツ。高級魚です旨い旨い旨い。ばらばらに崩しながら頭骨の裏までしゃぶり尽くす。旨い。魚って何で生でも焼いても煮ても旨いんだろう?いや、肉も生でも焼いても煮ても旨いですが。ああ、そうか、骨まで味わうから魚の方が味が濃いのか。つーか、北陸の魚の旨さは異常。もっとも、このお店のご主人は富山でも有数の板前さんですから。
河豚の白子一流料亭の板長を何軒も経験されている方。当然腕も一流。ちょいと作ってくれる肴がもう堪らなく旨い。神戸からの交通費をかけてでも価値のある料理たち。つーか。実はこの日。私たち四人の他はお一人、お酒とちょっとの肴だけで呑まれていた方がいただけ。つまり、ネタケースの中身は私たちしか食べていません。
明らかにかさの減ったネタケースなのに半分ほどになっている。どんだけ喰ったのか。無理、思い出せない。写真はほとんど撮ったはずだけど、もしも撮りこぼしていたら絶対にわからない。だって、どぶろくを四人で二升以上は呑んだから。莫迦。本当の莫迦。どのくらい莫迦かというと、更にペットボトルでお土産までいただきましたから。
旨そうな焼き鳥!喰ったの?さて、さすがにもうこれ以上は喰えません。御馳走様でした。え?待つのですか?店締めて行くんですか?うわぁ、行きましょう行きましょう!ということで、このあとご主人と一緒に五人行動。焼き鳥を食べに夜の街へと繰り出すのです。もう喰えないなんて言いながらハシゴに出発する駄目なオトナの見本。

もっともこの後の記憶は全くないのですけれどもね。
どうやらご主人に奢っていただいたようです。いつものように。

今回のお店:板前料理 おら
富山県富山市総曲輪1-1-1-13
TEL.(076)442-3433

2 comments to “富山泥酔旅行記〜まずは初日の巻〜”
  1. お帰りなさい。
    エンゲル係数を伺いたいのですが。
    まさか、とてつもなく100%に近いとか。
    残っている魚の寂しそうな目に、心が痛みます。
    空になったケースを見たかった.....

  2. >おっちゃんさん
    ただいまです(笑)
    大丈夫です。この翌日に…(笑)
    エンゲル係数は聞かないでください。
    江戸っ子気質とだけ言っておきます(笑)

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