いや、これは旨いですわ「板前焼肉 一斗」

うわぁ、十一月に突入じゃあないですか。一気に年末ムードが漂って…きませんね。相変わらず暑い日々。なので、熱く燃えたぎった「板前焼肉 一斗」のご報告、続きなど。というか、前回はご挨拶のみという体たらくでした。
この冷蔵庫を中身ごとくださいお店にはいると、まず出迎えてくれるのは肉のショーケース。本年度チャンピオン牛を産んだ宮崎牛などがぶらぶらと。チンチョウでぶら下がる肉を見ただけで涎が垂れるのは条件反射の賜物。イヌ並み。
しかし、見事な赤肉達。美しい。この肉を今から頂くのかと思うと心躍らずにはおられません。ウキウキなのです。さて。今回はゆうちゃん之助さんによる、見事な仕切、というか複数回におよぶ前調べでメニューはバッチリと決まっております。
美しき肉刺しいやいや、企画とは斯くあるべきですね、ええ。いつもお店任せで旨いものを喰ってばかりの私とは大違い。よし、次回からは私も…、きっと無理ですが。そんな能力が有れば今頃もう少し出世もしているというものです。
それはさておき。肉の方は生から。「極上赤身おさしみ」を。美しい網目状のサシ。舌の上でほろりとほどける様は、実に美味。旨い。醤油とタレの二種を頂きましたが、迷わずおろしニンニクで醤油。刺身はこうでなくては。
汁ダクユッケ続いてはユッケ。そういえば普段はあまりユッケって食べてなかったですね。比較的汁気(タレ)が多め。しっとりとした感じ。これも見事な旨さ。素晴らしい。赤身の旨さは抜群ですね。
この後に生センマイ、生レバーと頂いて。こちらも旨い。ですが、う〜ん。比べちゃいけないですし、その日のコンディションもあるのですが、好みで言えばくにきや、ポッサムチプの方が私にはあっているかな?
塩タンは見事なまでに塩タン決して悪くはないのですが、普段の生ホルモンが良すぎるのか。ま、次回機会があればその辺りを再チェックですね。で、焼き物へと参りましょう。定番の塩タン。ほう、見事に美しいタンじゃあないですか。
一般的な薄切り。これは焼きすぎ厳禁で。むしろ片面焼くらいで十分。軽く焼いたところでジューシーに頂きます。旨。うん、レモン必要なし。そのままで。うはぁ、いいねいいね。実にタンの旨さを満喫させてくれる肉汁。
ステーキの名に恥じぬ素晴らしい肉そしてそして。「極上サーロインステーキ」が。うっわぁあああ!これは見事ですわ。美しい。この美しさはそのまま美味と直結しています。果たしてその通りでした。このところ、サシ肉にやられ気味でしたが、なんのこの肉の旨さ。
焼き加減としては、私の好み、ウエルダンで。サシ肉はしっかり焼くようになってしまったのは、自らの老化の証か、いやいや味覚の成長か。どちらにしても、焼いた肉は旨いのです。これこそが焼肉の焼肉たる所以。
ホルモン無くして何の焼肉かてなこと言いながら。キムチ盛りなども摘んでいよいよタレへと移っていくのです。で、タレといえばあれです。最近の傾向からおわかりかと思いますが白飯。ご飯と肉のコラボレーション。頂きましょう。
ホルモンは特上テッチャン、特撰ミノサンド、ココロ(脂付きのハツ)、アカセンですか。ああ、ぶりっと旨そうなホルモン。ええ、旨かった。このお店のタレは、ちょっと変わっておりまして。かなりのしゃぶしゃぶ。つまりツユっぽい。
多分、ヒウチかミスジですよね?これがホルモンに実に合う。そして白いご飯に最適なのです。しっかりと焼いたホルモンをタレにじょぼりと浸けて、それをご飯に乗せてかっこめば、至極。極楽至極。旨〜。た、堪らんぜぇ。このタレがまた赤身にも合うんだ。
ヒグチという肉。これ、多分ヒウチですね。これが旨いの何の。あっさりとしたタレに良くあって、白飯ががんがんと消費されていきます。旨いの。もう止まらないの。このあとやって来たミスジ、カイノミなんてのも旨い旨い。
ハラミツラミと恨み辛みちょっと似てますかそして上ハラミ、上ツラミ。この辺りは殺人的な旨さですね。ゆうちゃん之助さんによると、ハラミはこんなに小さくカットされてないはず、だそうですが、これは多分サシの部分がほつれたんだと思います。そんな旨味しっかりの肉。
とまぁ一気喰い。まさに一気。どのくらい一気かというと、ここまではゆうちゃん之助さんが予約入れてくれたメニューなんですが、完食までに30分という勢い。ね?一気でしょ?喰った本人が言うのも何ですが、肉は逃げませんから、ええ。

逃げない証拠にここからは追加注文と相成りました。
続きは明日にでも。

今回のお店:板前焼肉「一斗」
大阪府大阪市西成区天下茶屋東1-23-18
TEL.(06)6659-8618

4 comments to “いや、これは旨いですわ「板前焼肉 一斗」”
  1. 残念、追いつけませんでした(笑)
    ところでお尻の辺りの肉はポッサムチプで喰われました?
    意外に旨かったのですが…。

  2. >お尻の辺りの肉
    んん?、満席プリンで、ご主人とは入店・退店時のみしかお話できませんでした。バイト嬢の一所懸命な説明はありがたかったのですが・・・結局細部はわからずでした。
    でも、うまけりゃイイんすから。逆に名前にこだわる自分の愚かさを感じてたりして。

  3. >おこづかい帳さん
    私も既に肉の名前を覚える事は諦めています。
    できるだけ、とは思いつつも、そんな毎回10種類以上の赤肉を覚えきれるほどの優秀な記憶脳は持ち合わせてません(笑)
    お尻肉は、余りの旨さと某SNSでそんな話が出ていたところだったので覚えてました。
    次回、またあればよく聞いてみます。

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