南国旅情ハワイ日記 〜出立するには準備が必要の巻〜

旅日記の始まりです。つまり、酒を呑みます、ってところからのスタート。取り敢えず、出発前に腹ごしらえな訳ですよ。ぎりぎりまでパッキングしていたものですから。あ、ちなみに、いきなり財布を忘れて家を出ました。陽気なサザエさん。御料人様が気が付いたので事なきを得ましたが。
で、お食事。これから南の楽園へと旅立ちます。もうほんの数時間で暴食の国へと旅立つのですから、最後の日本食は質素にいきましょう。蕎麦。ほら、もうすっかりと質素な感じが漂っているでしょう?
例年、出発前には焼肉を喰うという儀式があったのですが、今年はちょっと趣を変えて。まぁね、間違いなく体重増加、コレステロールしっかりで帰る予定ですから、出発前くらいは本当に軽くいきましょう。
で取り敢えず、日本酒。アタクシ、日本酒で日本を旅立ちますよ。旅行は家を出た瞬間から旅行です。昼間っから酒解禁。いただきます。うん、久保田旨い。末期の酒ってヤツにならないことを祈るのです。
さて、いきなり蕎麦を喰うのは粋じゃない。なのでツマミに軟骨唐揚など所望。これがあなた、思いの外旨かったのです。そういえば、前回の江戸旅行の前に、神戸空港でも唐揚げ喰ったっけ?
今回は軟骨だから、ちょいと違いますが、駅ビルの中でそれなりに喰って、それなりに安いってのは素敵です。普段でも利用しようかと思うほど、それなりの軟骨。いやいや、こんな事ならビールにすればよかった。
といいつつ、御料人様のビールを盗み呑み。あぁ、やっぱり唐揚げにはビールだね。てなことを話しているところにお蕎麦の登場。いやっほ〜い。私の注文したメニューは天麩羅蕎麦。ああ、やっぱり油の呪縛からは逃げられない。
ほら、天麩羅蕎麦といえばあれですよ。天麩羅で一杯呑んで蕎麦で〆るのです。まずは天麩羅、いただきます。ほう、結構綺麗に揚がった美味しい天麩羅。もっとも、普段からあまり天麩羅に造詣の深い方ではありませんが。
このお店では天つゆと蕎麦つゆは兼用のようですね。ええ、構いませんとも。ということでお酒と共に頂戴します。ああ旨い。やっぱりあれだ、蕎麦店で一杯ってのは止められませんね。日本に生まれてよかったと実感。
適当に呑みながら、蕎麦もいただきましょうか。十割とか二八とかその辺りの詳しいことは蕎麦通の方にお願いして、私としては実に美味しく頂けるお蕎麦です。あ、蕎麦が旨いと言うよりも、この蕎麦つゆが好きなのかな?
ありがちな味ですが、こういう可も不可もないような味を求めているのです。甘すぎず、辛すぎず、ま、私如きが蕎麦を語っている場合じゃない。私に必要なのは、昼間っから酒を呑んでも怒られないという環境のみなのです。
さて、自分の蕎麦も喰いながら、御料人様のメニューも気になります。山かけ蕎麦。私の子供の頃からの好物が山かけうどん。となれば、この蕎麦も喰いたいじゃないか、喰わせろ、と強気なことも言えずに、ちょいと摘ませていただいて。
ほう、これはいい。このまんま酒の当てにでもなりそうな山かけ具合。いいねいいね。実にいいね。わしわしと混ぜて、ずるずると頂く日本蕎麦。これから出かける莫迦食いの旅への応援歌ですな。
適当に飲み食いしてたのですが、それでも時間が余る。仕方がないなぁ、もう一品いただきましょうか。というか、既に最初から気になっていたメニュー。蕎麦チップス。これに、興味津々なのです。
果たしてやってきたのは、ある意味予想通りのブツ。ほほう、これは香ばしくて旨いですよ。これはビールでも日本酒でも焼酎の蕎麦湯割りでもいけそうですね。いやいや、なかなかいいお店を発見です。
あ、このお店。結構気に入ったのですが、残念ながら蕎麦湯がないそうです。ないというか、そういう設定になっていないみたい。そのあたりはある程度妥協ですか。仕方ないですね。てなこと言っていると、いよいよ空港バスの時間が迫ってきました。バス停へ移動移動。

結局、今回は空港バスにすら乗れていないという体たらく
ああ、明日からはもう少しテンポアップを目指します。

今回のお店:臼臼
神戸市中央区布引町4-1-1-2F
TEL.(078)291-5716

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