一週間は長いのですか?「焼肉 ポッサムチプ」

鱒の寿司祭も無事に終了。やはり何のかんの言っても旨かったです。圧倒的な旨さ。自分の足と舌で選んだものが一番ですね。とまぁ、次回の富山旅行を決意しつつ、既に次に行ったときに買う鱒の寿司店を検索していたりする莫迦野郎。
で、ですね。昨夜は一週間ぶりにポッサムチプさんへと行ってまいりました。先週の無茶な食べ方で、しばらく焼肉離れしていたのですが。あ、ちなみに御料人様は仕事関係で焼肉を食べてらっしゃいました。うらやましいというか、どんだけ胃腸が頑張っているのか、というか。
そうそうポッサムチプです。黒板メニューに惹かれてフラフラと入った訳ですが、店内には更なる新メニュー。
ほう、トンドン酒が入りましたか。前々からトンドン酒がいつでも呑めればなぁ、とは言ってましたが本当に入れてくださるとはありがたい。生の韓国酒は堪らなく旨いですから。しかし、若干の問題もありますが。
そう、火入れしていない生の酒は非常に安定が悪くて、ちょっとした環境の変化で酸っぱくなってしまうのです。それも致命的に。う〜ん、大丈夫かなぁ?という心配は杞憂に終わりました。旨い。
あれです、しゅわしゅわとした発酵しているマッコリという口当たり。しかも、イードンに比べてあっさりと口当たりもよく。度数は6度くらいでビールよりもちょっと高いかな?くらいでガンガンと呑めてしまう。
危険な酒が近所に出没しましたねぇ。これは十分に注意せねばなりません。ま、どんなに気をつけても、どうせすぐに呑まれてしまうんだから。呑まれても家が近いということでごまかしてしまおう、うん。酔ってないよという酔っぱらい。
あ、でもまだそんなに酔ってないです。だって肉が始まってないんだから。はい。いつもの生全部盛りを頂きまして。今回のお気に入りは「クリ」ですね。肩の上肉。これが旨い。刺しそのものはきつくなく、筋肉という感じの食感ですが適度な柔らかさを持っています。
こいつは刺身には実に合うという感じ。うん、旨い。で、黒板で気になっていた「ミスジ」も頂きましょうか。ってか、これステーキじゃないですか、まるで。御料人様とも話していたのですが、ミスジって大抵薄切りですよね?
いや、たまたま私たちが行く店が薄切りだっただけかも知れませんが、こういう拍子木に切れるほどの厚みってのはいいですねぇ。あ、ということはこれも焼き加減試してみましょうか。ほら、以前のフランクみたいに。
で早速。まずはいつものようにミディアムレアで。旨い。確かに旨い。肉汁の旨さがしっかりと感じられて。サシ加減も実にいい感じです。では続いてしっかりとウェルダンにじゅわじゅわと肉汁が噴き出してきても焼き続け、しっかりと焼いたところで頬張る。
旨!肉!これ肉ですわ。なるほど、ロース系もしっかり焼いてしまうという食べ方ありですね。旨い。確かに網焼きなので肉汁は落ちますが、肉の肉たる味を堪能するにはこういう焼き加減もいけます。焼き加減で二度美味しいというか、二種類の肉を喰っている気分です。
いやいや、これは素晴らしい体験をありがとうございます。カルビ(フランク)に続いてロース(ミスジ)も焼き方に研究の価値有りです。是非色々と試してみたいと思います。う〜ん、しかしロースを焼ききって食べるのが旨いとなると、いよいよ考察せねばならなくなりました。
とまぁ、その辺りは時間を見つけてちまちまとやるとして。肉の方はコブクロ。今回はブラックペッパーではなくカイエンペッパーでいただきます。ほう、ピリリと味が締まっていいですね、これ。
塩加減がかなり軽くなっているので、自分で適当に足しながら頂くのですが、コブクロのこりっとした食感が、ぴりっとしたカイエンペッパーの辛味でいくらでも喰えてしまう。ああ、旨い。幸せだ。
てなこと言っていると「味比べしてみてください」てなことでお味見用のお肉頂きました。ほう、クリ・上ミスジ・トウガラシですか。今回は肩肉からの味比べ。では先ほど頂いたクリから焼いて行きましょう。
うん、焼くと更に旨い。肉の本来の歯応えがしっかりと出て、火を通した肉汁は甘味と旨味をしっかりと兼ね備えて口の中で広がるのです。ああ、これ、もっと喰いたいな。サシが少ない分いくらでも喰えそうな気になるのです。
続いての上ミスジ。こちらも旨いのですが、やはりクリの方が肉として旨く感じてしまうのです。これはその日の自分の体調もあると思うのですが。このところの過食で胃腸が弱ってましたから、サシが少ない肉を欲していたのかも知れません。
最後にトウガラシ。本来、この肉が一番旨いはずだと思います。肉質は柔らかくサシも適度。実にバランスがとれています。ねっとりと絡み付く赤身ではなく、さっぱりとしていて。それでもクリが旨いと思うと言うことは、相当胃袋が弱ってたんでしょうねぇ。
いよいよ最後の〆は辛口ホルモン盛り。これを喰わずに帰れましょうか、といういつものコース。ほら、最後にご飯類や麺類がないと、というのと同じ。最後に辛いホルモンガッツリと喰わねば焼肉喰った気にならないじゃあないですか。
いつものことですが、何が入っているのか確認しながら小腸、テッチャン、センマイ、アカセン、ウルテ、ミノ、アブシン、お、コブクロも。てな具合にどんどん焼いていきますよ、喰っていきますよ。
あ、そういえば「アブシン」って脂付き心臓の事だったんですね。最近知りました。まだまだ勉強すべき事は多いです。人は生きている限り勉強せねばならないのです。ということでご馳走様でした。本日も実に堪能させて頂きました。何といってもトンドン酒、美味しゅうございました。これからはホルモンとトンドン酒の誘惑と戦います。

ま、勝てる道理はありませんが。
旨いものの誘惑に打ち勝つ強い意志が欲しいものです(無理)

今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

7 comments to “一週間は長いのですか?「焼肉 ポッサムチプ」”
  1. >おがちゃん
    あれ?化けてます?(笑)
    >こまつさん
    ありがとうございます。
    また歳くっちゃいました(笑)

  2. >アマグリさん
    ありがとうございます。
    誕生日なんて、遅くくればくるほどいいのです(笑)

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