京都で肉比べ〜その壱〜

さてさて。平日から何をやっているのかとも思いますが、せっかくお声掛け頂いたのですから行って参りました「NIPPONビーフ食べ比べ試食会」に。食べる機会さえ頂けましたら、どこへでも行ってしまう莫迦。ええ、莫迦夫婦。
最近は日本の牛肉も細分化されています。いわゆる和牛と国産牛。その中でもF1と呼ばれる交雑種や、短角牛などが食べられるという朗報に心動かない訳がない。万難を排しての参加なのです。
仕事の方は午前中に片づけて、いざ古都・京都へ。本来ならJR在来線で行くところですが、お昼御飯を食べる時間がなかったり、そもそも時間そのものがいっぱいいっぱいだったりで新幹線。遠足気分は弥が上にも盛り上がってまいります。
ということで、駅にて神戸名物(なのか?)「ひっぱりだこ飯」を御購入。当然ビール、というか発泡酒も。昼間っから美味しく頂きつつ京の都を目指すのです。で、このひっぱりだこ、なかなか旨いじゃないですか。
以前食べた印象では、蛸が少なくて味も好みではなかったような気がしたのですが、今回食べてみると実に旨い。発泡酒に合わせるにはこのくらいの味付け、悪くないです。機嫌良く、御料人様と二人で半分づつ。試食会が16:00スタートなので、少なめにお昼御飯です。
さて、すっかりと場所を勘違いしていた私のせいで、時間ぎりぎりに到着しまして。今回の主催者・きたやま南山の代表者様とご挨拶。その後はいわゆる業者様の講演会、以前の試食会での牛肉解体DVDなどを鑑賞。
このDVD、欲しいです。そのね、何というか、私、学生の頃にアルバイトで精肉店の裏方に入っていたのです。その時にも同じように解体していく過程は見ていたのですが、今となっては何故もっと勉強しておかなかったのかと悔やまれます。
ああ、3,000円(税込)くらいなら私買っちゃいますよ。というくらい実に見応えのあるDVD鑑賞の後はいよいよお肉とのご対面。
もうね、スゴイ。何がスゴイって、こんなに間近で生の生肉(あたりまえ)を見比べ出来ちゃうんですよ。普段、牛を食べていても塊で見る事なんて少ないじゃないですか。たまにお店の方のご厚意で拝見する事はあっても、和牛の雌・去勢・経産・交雑種・ホルスタイン・ジャージーなどと、ど〜〜〜んと並べて見るなんてそれだけでも楽しいのです。
で、第一印象としては交雑種(F1)が一番綺麗なサシが入っているように見えました。後で教えて頂いたのですが、かなり良い和牛が入っているという事で、特別良いF1を選んで持ち込まれたとの事。
いやぁ分かります。どの和牛見ても、見ただけで旨そうですもの。コレに対抗するには相当の力が入っているだろうと。全く見劣りしていない見事なF1。もう一度ハッキリ言います。これが一番美しかった。
大体が、今まで「これが○○牛、これが△△牛」と言われながら食べた事がほとんど無く、ましてや雌・去勢なんて聞いて食べた事は皆無。分かる訳がない。ええ、分かりませんとも。名札に「交雑」と書いてなければ、普通に上等な和牛としか思えません。はい、私は素人です(開き直り)
それはともかく。時間も迫ってきまして試食の時間がやって参ります。試食。この甘美な単語。いやいや、このためにやって来たのですから私たちは。食べますよ、ええ、遠慮無く。
なのですが。今回、食べ比べというのは「どれがどの牛なのかを見て食べて当てる」というゲーム性がある訳で。端から勝負出来る訳のない一般参加の私たちですから、取り敢えず、美味しく頂いて適当に書くより他ありません。

と言う事で、結果は目に見えてますが明日に続きます。
美味しいネタは常に引っ張ります。ひっぱりだこ飯も含めて。

5 comments to “京都で肉比べ〜その壱〜”
  1. >牛肉解体DVD
    をを、そんなんあるんすか?アタクシも欲しいです。
    屠場のある地域の中学校で教育実習しましたんで、子供ら連れて見学したことあります。正直なところ直後は(一日だけ)ホルモン喰えませんでしたが、ええ勉強になりました。
    今でも、ホルモン目の前にすれば、自然と手を合わせる習慣が。
    いや、その前に箸が伸びてて、食後になっちょりますが、「ごっちゃん!」と。

  2. >アマグリさん
    ええ、きゃ〜〜〜〜〜!!!でしたww
    >おこづかい帳さん
    すみません、書き方悪かったです、屠場の方じゃないです。
    骨抜きした枝肉の捌きです。
    そういえば、病院の中で仕事をしていた時、女医さんが摘出臓器(腸)の標本を作りながら「帰りに焼肉食べよう」と話してられるのを聞いて、慣れってすごいなと感じましたww
    屠場の方も一度は行ってみたいのですが…。

  3. >つのぽんさん
    そうでしょうねぇ。
    私も欲望に負けて、平日昼間から行っちゃいました(笑)

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