スタッフレポート“炭火焼き「ほるもんセンター」”No.2

昨日に引き続きまして本日も東金「ほるもんセンター」レポートを。といっても、私自身が「喰いたい喰いたい」というストレスを与えられるだけという、ある意味マゾヒスティックな企画。
ま、昨日の続きですから、言うまでもなくいよいよホルモンを喰う訳ですね。喰う訳ですね。喰う訳ですね。羨ましいったらありゃしない。

<序〜中盤戦>
 生モノをパクついていると焼き物達が運ばれてきました。あ、この間にハラミなんかも注文したりして(笑)そして、アマグリさんは既にビール2杯目を飲み干しかけているような。2人とも明らかにテンションが上がっています。

 カシラ、白モツ、Pタン、関西ではこういった豚ホルモン達にはあまり馴染みがありません。そこで早速焼きに入ります。カシラ旨!これは気に入りました。何というか、とても旨みがあるのです。ちょっと歯ごたえを感じるのも私の好みに合ってます。Pタン、ほほぅ、これは牛タンとはまた違った風味ですねー。個人的感想では牛タンの代わりにはならないでしょうが、別のものとして好きです。白モツ、美味しいんだけど、実は3月末に送っていただいたものの鮮烈な記憶と比べると、ちょっとペラペラしてる感じかなと思ったのです。それで後でご店主に尋ねてみると、「同じ鮮度でも気温が低い方が肉厚になりやすい」と教えてくださいました。なるほど、ホルモン道も奥が深いですな…っていつの間にそんな道に入ったものやら(笑)

なるほど、まずは豚ホルですか。Pタン(豚タン)は、(多分)薫製しか食べたことがないのでよく分かりませんが、皮を剥かずにそのままカットするそうです。その方が味がよいとお聞きしました。ええ、うんちくはどうでもいいのです。私も喰いたい。喰いたいのです。
そして白もつ。テッポウ(直腸ですね)。確かに以前頂いたものは、非常に旨かったです。肉厚・脂しっかりで食い応え満点。体調不良で煮込みしか作れず、焼いて食べたかったと未だに後悔の念に苛まれています。いや、体調不良ごときで旨いものを喰い逃した自分こそが罪です。

 お店の方の心配もものともせず一心不乱に肉を焼き続ける私たち。そして、まる腸登場!おお、これが噂のまる腸ですか。と見ると、ご店主がお皿を2枚持って出てこられました。普通はタレで出しているんですが、タレと塩の両方で食べてみてくださいとのお言葉、我々の目はその艶やかな脂ぷりっぷりのホルモン姿に釘付けです。

何?丸腸ですか!例のヤツですね。私が数年前より喰いたい喰いたい喰いたいと念仏のように唱え続けているのに、何故だか我が口には入ることがないというのに。喰いますか、喰っちまいますか!しかも塩とタレの両方を。もうね、この時点でお腹がぐぅ〜ですよ、漫画みたいに。
アレですよ、「小腸」と「丸腸」の違いは開いているかどうかだけ、と言われるんですが、やはりころりんとした、丸腸で喰いたいですよ。ええ、喰いたいです。

網に置いて焼いていきます。と、あっという間に内なる脂が外に顔を出してきて、我々に「美味いよ、美味いよ」と語りかけてきます。口に含みます。「まる腸すごい!」、私は自然と叫んでいました。と、アマグリさんも「まる腸すごい!」と叫ぶ。いつの間にか2人は「まる腸すごい!まる腸すごい!」と呪文を唱えていました。まる腸の魔法にかかってしまったように。

 魔法にかかった2人にはもう怖いモノはないのでした。特に気に入ったまる腸の塩などを次々と注文し、芋焼酎の杯を重ねていったのです。 (続く)

このね。丸腸ってヤツは凄いらしいですね。いや、お二人の「まる腸すごい!」ってのは当然ですが、旨さが最高とアチラコチラで聞きます。脂がただ事でなくジューシーで甘く、まさにホルモン・オブ・ホルモン、コレを喰わずしてホルモンを語るな、と言われたことはありませんが。
何だかねぇ、話だけ聞いている自分が虚しいですよ。誰か御近所で丸腸が食べられるお店知りませんか?何をおいても喰いに行きますよ、ボカァ。ホントに。

今年の目標は丸腸制覇と決まりましたね、ええ。
ということで丸腸以降は明日に続きます。

今回のお店:炭火焼き「ほるもんセンター
千葉県東金市東岩崎1-15-103
TEL.(0475)55-7141

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