季節柄、そういったものを、ま、考えてみる。

いよいよ世の中は夏に向かっていますね、という時候の挨拶から始まるときは焼肉を喰っていない証拠です、こんにちは。ちょっと仕事が一段落したのでホッと一息、ひとり言です。
夏と言えばビールの季節。あ、焼肉は年中無休で欲してますから。オールシーズン・オールヤキニクです。なのでビール。アレですよ、あの黄色茶色い液体が泡立った、例の冷たい飲み物ですよ、奥さん。 非常に汚いものを想像しがちな表現で申し訳ない。
というのもですね。以前、発泡酒が出始めた頃。ビールに比べて頼りない味だなぁ、まぁ貧乏人(私)にはちょうどいいか、安いし。的な発想しかなかったのですが、最近ではむしろ率先して発泡酒に手を出していたり。
喉の渇きと心の渇き(軽度アル中)にはちょうど良い軽さ。濃厚な旨味の料理を食べるのならばともかく、自宅でちょいと呑んでいる分には明らかに好き。もう好物の類です。
それでも、時にはヱビスビールなど買うのですが、どうも濃すぎていけない。これを呑むなら旨い焼肉か焼鳥でも持って来い、と不敵にも考えてしまうのです。旨い肉が喰いたい。切実に喰いたい。旨いビールと肉(牛鶏豚なんでも)をカッ喰らいたい。夏の望みはそれが第一。
そういえば「ねぎま」の由来がようやく分かりました。メモがてらに。昔はマグロとネギを煮たものを「ねぎま」と呼んでいました。そして食べやすいようにネギとマグロを串で刺して焼いていたそうな。それが、いつの頃からかマグロから鶏になり名前はそのまま、と言うことらしいです。
そうですね、江戸の昔は鶏は高級品。マグロは庶民の味でしたから。近代になってマグロが高級品、鶏はブロイラーの大量生産で価格の逆転になり、安い鶏でマグロの代用ですか。ふむ。納得。ビールが発泡酒になったのも、マグロが鶏肉になったのも時代というものかも知れませんねぇ。ということにしておきましょう。

そして時代と関係なく、私は焼肉が喰いたいのです、神様。
食欲を神頼みで納めようとするあたりが壊滅的にダメニンゲンです。

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