東京旨い物紀行〜第五食〜

さて、しばらくぶりに更新します、何事もなかったかのように。ってか別に何もなかったのですが。ちょいとバタバタというかドタバタしていたもので。
どせうを堪能したあと、次に向かうのは…、あ、この時点では特に知りませんでした。この日の予定は基本的にお任せでしたので。なので後ろをついて歩くのみです。お上りさんにはこれが妥当な選択肢。よろしくお願いします。
またまた川べりの桜を堪能しつつ、大川(隅田川)をブラブラと。本当に、今年は例年になく桜を満喫させて頂きました。あれですね。明らかに東京の方が桜の数が多いです。もう圧倒的に多い。下手すると人生で見てきた桜と同じだけの数の桜を見たかも知れないこの二日間。
で、鬼のような勢いで旋回する屋形船だとか、どうやらこちら側よりも反対着に多かった桜を見ながら次の目的地。の前に、喉が渇いたので給水に。あのね。散々ビールを呑んだのですよ。という事は酒を呑むに決まっています。はい、頂きます。
といって入ったのはビヤホール麦酒館。こちら両国の地ビールが呑めるそうで。喉を潤すのが最優先ですが、何と言っても地ビールですよ奥さん。これは全種類呑みたいじゃないですか。そして飲み比べたい。いや、比べたところで何と言う事はないんですがね。
普通、四人いる訳ですから四人が違うビール、四種類頼んで飲み比べればいいわけですよ。でもね。いわゆるネット上でもどちらかというと食べ物系ではあまり利口ではない人たちが集まっているのです。
当然のように「 両国地ビール三種セット」を四人分という、非人道的な注文になる訳です。で、これがなかなか壮観。3×4人分、12個の小ジョッキが並ぶのです。これを見たかっただけという人生の根幹に関わる事実については封印させていただきますが。
酒のアテも機嫌良く食べて、さて移動しましょうか。あ、ちなみに、ここでも性格の違いというものが如実に出ておりました。取り敢えず端から呑んで片づけるタイプ。好きな味のものから飲み干すタイプ。全てのビールを同量ずつ呑むタイプ。なかなか性格判断など出来そうな個性。
ということで、移動。性格判断は詳しい方にお任せします。ちなみに四人を一絡げに言えば「酒呑み」という事で結構です。はい、移動します。
移動先はアマグリさんながしまさんの御用達の焼肉店。ほう、これは。なかなかそそる店構え。そして満席。うん、大繁盛。いい事です。繁盛している焼肉店は勢いがあって素晴らしい。早速待たせて頂きましょう。
しばし待った後、席に案内されました。座敷。いいですねぇ。お酒はマッコリ、頂きます。注文もほとんど(ながしまさんご夫妻に)お任せで。なんというか、最近よく分からんのですよ、何を注文したらいいのか。これは、レギュラーのお店に行きすぎている弊害。そして盛り合わせしか頼まない脳の退化。
やってきたユッケ。おお、ユッケ。生肉お久しぶり。え?久しぶり?そうだっけ?まぁいいや。喰えばいいのです、目の前の肉は。混ぜますよ、まぜまぜ。いただきます。うん、旨い。生肉旨い。これこれ!
ってなかんじで喰らいます。塩焼・タレ焼とカルビやらロースやら。うん、この辺りですっかり覚えていません。酔っぱらってではなく、出てきた肉を食べるのに夢中。だから上カルビだとか色々聞いていたのにどれがどれだか。
ただ基本的に旨い赤肉。確かにホームグラウンドにするにはいいお店です。七厘からの煙で店の中もいい感じに燻されています。煙大好き。スモークされながらヤキニクバンザイなのです。そして旨い。
ニンニク焼きだとか焼レバーだとか、がじがじ喰らいつつ、酒をチャミスルーにお?このボトルは見た事ないですね。でもしっかりと眞露のロゴ。ほうほう、正規日本輸入盤ですか、これが。ある意味、並行輸入(なのか?)しか呑んだ事がなかった自分としては、レアアイテムにぶち当たった感覚です。すげぇ。
そして、普段呑んでいる並行輸入(でいいのか?)のほうが圧倒的に甘い事を実感。もうね、グラニュー糖をざらざらと放り込んだぐらい甘い。それに対してこのチャミスルーはなんと淡泊で呑みやすい事か。とはいえ普段から呑んでいる並行輸入(だよね?ね?)のほうが、すっかりと口に合ってしまっている事も事実のようでした。
最後に冷麺を。しかも、ご案内頂いたお二人も喰った事がないという「塩冷麺」など頂きます。あれ?塩ピビン麺だっけ?ええと。まぁそんなものです。すみません、どうも本気で記憶がないです。
ああ、もういいです。塩麺を喰らいます。って、これ旨いですやん。辛味はないですが、スッキリとした味わいが実に旨い。ある意味食事の〆には最適かもしれないですよ。うん、旨い。お代わりはしませんが。たいがい腹一杯です。
という訳で最後にアイスクリーム(大好物!)をいただいてご馳走様でした。しかしあれですね。東京にきてもほとんど行動パターンが変わりませんね。喰って喰って呑んで喰って。トンカツ→どぜう→ビアホール→焼肉を、特に不思議に思うことなくこなしてしまいます。

全国的な喰莫迦である事を証明して歩いています。
証人も全国各地に増えつつあります。色んな意味で…。

今回のお店:炭火焼肉「慶州苑」
東京都葛飾区東新小岩1-5-5
TEL.(03)3696-2941

2 comments to “東京旨い物紀行〜第五食〜”
  1. 最後の〆は塩ビビン麺ですね。
    さっぱりしていて美味かったです。
    あれ以降甘いチャミスルを探しているのですが見つかりません。
    何故味が違うんですかね?
    ジンロも韓国直輸入物は甘いですよね。

  2. そうそう、そうです。ピビン麺でした。
    チャミスルの甘いのはコチラではスーパーでも置いてるのですが。
    不思議ですね。やっぱり、関西の方が韓国に近いからとか(笑)

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