更にロースとカルビの境目を考える

ロースとカルビ。元々、一頭の牛から分けられている訳で。これが、豚と牛だとか、鶏と牛だとか、ロールパンと牛だとか、ロールスロイスと牛ならば一目瞭然。誰でも分かることですから問題はありません。うん、ぼくでもわかるもん。
ホルモンと赤肉も分けやすい。ま、例外的に「ハラミ」「サガリ」をホルモンに区分しているのですが、その昔はカルビの中にハラミを混ぜるお店もあったとか。その頃はハラミという呼び名も一般的でなく、食べる方もあまり気にしていなかったということもありますが。今ならば、逆に嬉しかったり。乙女心とは複雑です。
さて、そもそもの問題は「爆笑おすピー大問題!!」という番組です。私、全く見ていなかったのでよく分かりませんが、そこで“カルビとロースは部位が近いため区別が難しく、実は焼肉店が独自に決めている”という内容の放送だったそうです。公式サイトにもそう書いてますから、きっとそうだったのでしょう。
そこで浅はかな私は「そんな訳ない(w」的な発言をしたのですが、どうやらそうらしいです。確かに牛肉に「ロース・カルビ境界線」なるものは引いていません。これは飛行機から一生懸命日付変更線や赤道を探す探求心の強い御子様のようなものです。つまり、見えない。
お店独自の判断、という言い方がイヤラシくてあまり好きではないのですが、言葉にすればそういうことになるのですね。え〜と、私自身がこの言い方が好みでないので、本格的に統計というかテンプレ(アンケート)を作る時に言い回し考えてみます。更に自分に課題。
とまぁ、取り急ぎ一番最初にするべき事は「どの程度まで部位分けするか」ということですね。実は、手元に恐ろしく細分化された肉の部位名が載っている本があるのです。昨日の精肉の部位の一部ってのがこの本を参照しているのです。これ、ハッキリ言って細かすぎ。ここまで細かく言われても、食べる方には見当がつきません。
でも、捌いてらっしゃる職人さんにすれば「そこ」が大切なのかも知れません。難しい。カルビとロースの境界線の前に、部位分けの精度の境界線という問題にぶち当たりました。そんな訳で、全国・全世界の焼肉関係者の皆様。まずは「部位分け精度」に対するご意見からお願いいたします。

我が未踏の世界に突入しつつあることに驚愕しております。
既に私の手を離れてしまっているかも、という不安は拭い切れません。

5 comments to “更にロースとカルビの境目を考える”
  1. 串八の番頭に聞いたところ、部位である程度決まるが、店によっては脂の具合で決めているところもあるとか。
    また、ロースとカルビよりも、カルビとバラの違いの方が難しい、とも言ってました。

  2. あ、あら、場違いなところに、勘違いなメッセージしちゃいましたね(^_^;
    てつやさん、すみませんでしたm(_,_)m
    テンプレートできたら、私の知り合いの焼肉や(もうバレバレですが(^_^;)にインタビューしてきますので、よろしくです。
    私も「純米酒を語ろう」コミュニティで、日本酒の名称をもっとすっきりさせましょうよ(タイトルは違いますが)。というトピを立てるくらい、この手の話題には気になって眠れなくなるタイプですから、私の安眠のためにも頑張ってください(^_^)

  3. その時にはお願いします<テンプレ
    日本酒は、美味しければ何でもいい方ですので、銘柄や素性はあまり気にしていません。
    その酒(日本酒に限らず)に合わせて何を食べるかをもっとも重要視しています。
    コンビニのお菓子に高級酒は無意味ですからね(笑)

  4. > その酒(日本酒に限らず)に合わせて何を食べるかをもっとも重要視しています。
    そうですよね。
    料理との取り合わせを考えると、60%弱くらいの吟醸でもアル添されてると香りが立ち過ぎるので、やはり私は純米を選択してしまいますね。
    ん??、私っていったい酒が先なのか料理が先なのか(^_^;

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