新年会・’05第四章“旅路はどこまでも”

昨日のひとり言で「お客様がいる限り暴飲暴食」などと書きましたが、それは大嘘です。例えひとりぼっちでも、喰うものがあれば喰い続けますし呑み続けます。だから体脂肪やらプリン体と戦っている訳なのです。うん、環境や他人の責任にしてはいけません。
という訳で、東京からのお客様に泊まって頂いて、朝から何を食べようかと。あ、いや、あれですよ。何というか、神戸に来て頂いたのですから、神戸を満喫して頂きたいのです。なので玉子焼でもどうかな、と。玉子焼ってのは厚焼き玉子じゃなくて、明石焼の事です。
玉子焼と明石焼との違いについてはそのうちキッチリと調べたいと思っているのですが、それは今回は置いておきます。要は明石名物をせっかくなので食べて帰って頂きたいというのが神戸っ子の心意気。本当は自分が食べたかったということは内緒。
なので朝から(やや遅めですが)明石に向かって走ります。電車が。がたごとと揺られ揺られて明石に着けば、脇目もふらずに玉子焼へと向かいます。ええ、現在のところ一番間違いのないお店へと。
場所は「お好み焼道場」へ。ご近所の方ならば「ああ、あそこね」とご納得のお店、なのに観光客にはいまいち認知度が低いお店。まぁ近所に日本一有名な明石焼のお店がありますしね。それでも、お薦めするのはこちらのお店。
開店までにまだ時間があるのかな?と行ってみると、既に先客がいらっしゃいます午前十一時。ま、それなら気楽に二階のお座敷を陣取ります。で、注文は当然ながら玉子焼を。昼にもならないのにビール。ヱビスビール。あ〜、普通電車は通勤だけど、快速電車に乗ればそれは旅行。故に昼間のビールも解禁です。うふふふ。
果たして、頂きました、玉子焼。うん、やはり旨いね。これこれ。出汁もきっちりと常温だし。これが熱いと食べられないのですよ。玉子焼はやはり冷たい出汁で食べるのが一番ですねぇ。とまぁ、はふはふと一気にいただくのです、旨い旨い。
さて、これで帰るには勿体ない。という事で長田へと「キムチ」と「お好み焼」を味わいに行くことにしましょう。
まずはキムチ。え〜と、すみません。もうね。何度行っても必ず迷うのです。鶏頭と呼ばれても仕方がないほど記憶力がないのです。うん、おれ、ばか。なのでまたしてもお客様を引っ張り回します。
奇しくもこの日は1月16日。阪神淡路大震災の十年目の前日ということで、あちらこちらでイベントを行っています。それが更に私の灰色の脳細胞を攪乱してくれるのです。
といいながら、何とか辿り着いた「キムチ」のお店。本来は日曜日はお休みだったのでしょうが、たまたまイベントと重なったお陰で開いていました。いやいや、ここは取りあえず面目躍如です。ふぅ〜。助かった。
このお店のゴマの葉のキムチは絶品なのですよ。以前に食べたゴマの葉のキムチが美味しくなかったと聞いていたので、是非とも食べて頂きたかったのです。私、ここのキムチがあれば、一人でマッコリをボトルで呑みますよ、ええ。
さて、最後にお好み焼、というか「そばめし」を食べて頂こうという訳で、次のお店を目指します。私の大好きなお店を目指します。が、ですね。ないのですよ、お店が。あるはずの場所にないのです。うん、下調べなしでうろついた私の責任です。

またしても、自分の不甲斐なさに涙するのです。
いや、本当に申し訳ないです。引っ張り回すにもほどがありますよね。

2 comments to “新年会・’05第四章“旅路はどこまでも””
  1. はじめまして。
    肉の部位の名称を探していたところたどり着きました(^^)
    とても参考になりますね。
    見ているだけでお腹がすいてきます(笑)
    更新楽しみにしています!

  2. ありがとうございます。
    お役に立ちましたでしょうか?
    自慢じゃないですが、私もお腹が減ります(笑)
    写真というのは罪作りですね。

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