新年会・’05第二章“そして別れ”

すみません。昨日は無駄なひっぱりをしてしまいました。大して物事を考えていないもので、今日になってからどうやってつなごうかと途方に暮れておりました。ええ、普通に、何事もなかったように再開させて頂きます、新年会レポート。
結局何が出てきたかと言えば、更に塩もの。うん、こちらは「サンドミノ」「そっちゃん(小腸)」「ハツ」「アカセン」「ロース」…、ロース!おおぉ!ロース!今年の焼肉初めに食べた「ひうち」に勝とも劣らないロース!
さては「ひうち」に対して「ロース」を、しかもかなりいいロースをぶつけてきたのですね、なるほど。今回の隠し球は「アゴスジ」とこの「ロース」ですか。え〜と、これは特上ロースですか?
「今回は賄い用のロースです。」って。賄いロース。なるほど、こんなに脂身(サシ)が一杯ではお客にだすには失礼…って。え〜?すみません、私ここの家の子になります。そしていくらでもお手伝いしますよ、お駄賃は賄いで。
ま、そんな訳ないですね。ええ、敢えてそれ以上は聞きませんでしたが、特上のロースです。だってこれ、旨いもの。
過去「サシの強い肉は焼肉に合わない」と言い続けてきたのですが、というか、今でも思っていますが、量が絶妙です。この関取の手の平サイズで四人前。一人四分の一なのですから多すぎず少なすぎず。これならもたれることなく美味しく食べられます。なるほど、こういう手がありましたか。
つー訳で焼きにかかるのです。ホルモン系はよく火を通しつつ、ロースは絶妙の加減で焼き上げます。うん、素晴らしい、ここまで見事に焼ければ(自画自賛)。完璧な焼き加減を見せつつ、塩ものはとろけるように無くなるのです。
さて、ここからはタレの方に行く訳です。となれば恒例のピビンパを混ぜるのです。まぁ言うまでもないことですが、ピビンパは混ぜるほどに旨味を増します。スープを少し入れて、ひたすら混ぜます。どこまでも混ぜます。ええ、周りから心配されるほど混ぜます。
さすがに今回は二十分混ぜる訳にはいきませんので、それなりにきちんと混ぜてイタダキマス。チシャに巻いて頂きます。肉とピビンパと辛味噌をチシャで巻くのです。これが旨い。実に旨い。
そして巻かれる肉は「ゲタカルビ」ゲタカルビこそはキングオブ焼肉ではないかと常々思っているのです。歯ごたえ・肉の旨味・脂の甘さのどれをとっても実に焼肉です。これをしっかり目に焼いて喰らうのです。旨、旨!た、堪らん、この旨さ。お陰で写真を取り忘れました。ま、これも恒例ですが。
最後に控えしは「カルビ盛り合わせ」です。今回はソトバラの三種類を盛り合わせて頂きました。私ごときではどこがどの辺りかは分かりませんが、実に趣のある香り立たんがばかりのカルビ。これはよく焼いても旨く、レアでも旨い。もはや「特上」「特撰」などという分類では計り知れない旨さなのです。
さて、今回は宣言通りハシゴをすることになっています。そのことを「くにきや」さんにもお伝えしていましたので、肉の量もこの辺りで。普段で考えれば八分目くらいですか。ありがとうございます。これで一軒目は終わらせて頂く事に致します。

さて、牛の次に喰らうは酉年だけに「鶏」でしょう。
まだまだ、夜は始まったばかりです。ごちそうさまでした「くにきや」さん。

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