芋焼酎を堪能する

昨日は「吉野家新メニューを」ということで、早速偵察に行ってまいりました。店頭で張り紙など見たところ、件の「牛鉄なべ定食」なるものはありませんでした。もう、いきなりの挫折。青春の門。
仕方なく肩を落としつつ、敗残者の帰還です。んが、吉野家に遠回りした結果、普段通らない道で、あることを思い出しました。
ゴールデンウィークに城戸さんで知り合った、居酒屋のご主人のお店がすぐ近くなのですよ。一度行こうと覗いたときには結構なお客の入りでしたのでやめておいたのですが、今回は時間も早いですし再チャレンジしてみようかと。
結果、開店直後のようで誰もいません。ラッキー。というか、お店の方もいらっしゃいません。アンラッキー。でもまぁいいやと店内でうろうろしていますと、奥さんと思われる方が「いらっしゃいませ」どもどもいいですか?「どうぞ〜」はいはい。
で、早速焼酎を頂きます。というのも、このお店100種以上の焼酎(主に芋)があるとのこと。それは是非堪能しなければいけません。奥さんに聞いてみて芋の香りの強いものをお願いしました。「さつま寿(株式会社尾込商店)」を、お湯割りで。
これがなかなか芋香の立った焼酎です。芋臭いということもなく、いい感じです。つまみにはオクラのゴマ和えを頂きます。ほほう、これは焼酎の味を殺さずによく合います。お話をしながら次に頂いたのが「鶴見(大石酒造株式会社)」。これも品のある焼酎です。
と、そうこうしている間にご主人の登場。どうもどうもその節は。ってどの節でしょう。まぁいいのです、社交辞令ってやつですか。でですね。いきなりカウンターの内っ側でなにか仕掛けてらっしゃいます。で、ずらっと並んだガラスのお猪口に注がれている透明な液体。いや、もうね。あいさつもそこそこに、こんな素敵な。ウエルカム。
もう味云々はおいときます。っていうか、全部書いたら長すぎます。それに酒の好みは人それぞれですから、私のような鶏頭莫迦舌が語れるはずもなし、なのです。ですから呑ませていただいた名前だけ「長梅(国分酒造協業組合)」「がらるっと」「池の鶴(尾込酒造)」「八幡(はちまん)(高良酒造)」「鶴見(大石酒造株式会社)」
もう呑みすぎ。お猪口に半分ほどとはいえ。私の好みからいえば「池の鶴」がどんぴしゃでした。ストレートで呑んだので、湯割りにしたらどうなるかは判りませんが、それでも非常に美味しく頂きました。はい。
でまぁこの辺りで他にもお客さんが入ってらっしゃったのですが、引き続き「問わず語らず名も無き焼酎(有限会社大山甚七商店)」と更に一杯。でこの更に一杯が凄い。味は芋の甘みを旨く出しているのですっきりとしているのですが、驚くのはラベル無し。真っ黒のガラス一升瓶。こんなのもあるのですねー、と感心しきり。
さて、小腹も減っているので、というかここまでオクラしか食ってないので、海老の素揚げを頂きます。お酒は「玉露 黒麹(有限会社中村酒造場)」をお湯割りで。はい。夏でも湯割りですよ。これもなかなか美味しいのですが、先ほどからストレートで芋焼酎を飲んでいるので芋香を感じられなくなってきました、というか酔っ払い。
なのに、更に頂いたのが「侍士 ( さむらい ) の門(太久保酒造)」「甕(かめ)御前(大石酒造)」だめだめ。もうこれ以上は。私みたいな莫迦には勿体ないのです。ええ、次回。次回はこれらを踏まえて湯割りで頂くことにします。ご馳走様でした。

ちょっと一杯のつもりがガッツリとやってしまいました
しばらく通ってみることにします

今回のお店:「居酒屋 やまと」
兵庫県神戸市中央区中山手通1-20-15-103 TEL.(078)242-9990

2 comments to “芋焼酎を堪能する”
  1. よーけ飲みましたね、同志よ。
    さて、芋が続くとたしかにあの芳しい芳香が
    感じられなくなりますね。
    そんなときは自分の手の甲の匂いを嗅ぐのです。
    ほら!
    たちまち戻るのです、なんででしょうねー。
    麦もオススメ「甕の目醒”香”」です。

  2. はい、呑みすぎです(笑)
    手の甲をですか、知りませんでした。
    次回是非試してみます。
    麦焼酎も嫌いじゃないのです。
    時々は呑んでいます。
    そのお酒、見つけたら試してみますね。

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