たまり場 すかんぽ

昨日と打って変わって天気が悪いのです。そうすると、色々と不都合が起きるのですが気にしない方向でこそこそと……。
一昨日は大都会・大阪の片隅で韓国料理を頂きました。土地勘の全くない大阪でのお食事は、それだけでもスリリングです。友人との待ち合わせ一つをとっても、ケイタイでリモート操作されながらの地下鉄乗り継ぎです。ええ、イナカモノですコノヤロウ。
でもアレですね、地下鉄って本当に便利だったりややこしかったりするのですね。色分けしてあるから分かりやすいはずなのに、微妙な色分けで迷ってしまいます。だから緑と黄緑と黄色の区別が付かないのですよ、初めて見ましたからね。「キミドリ」を「ミドリ」と聞き損ねると、もう狼狽してしまうのですよ。まったく、しっかり操作してもらわないと困りますよ、ぷんぷん。
でまぁ、ようやく旧友と再会した訳です。抱き合いながら互いの壮健を確認したりすることもなく、いきなりお食事です。これが目的ですから当然ですが。
前回、満員で入れなかったお店「たまり場・すかんぽ」さんです。まずはビールで乾杯。突き出しなど摘みます。早速ご注文に移ります。「蒸し豚」と「ホルモン串焼き」を頂きます。ほほう、なかなかやりますね。蒸し豚。生センマイのツケダレです。ウマ。キムチもついて、一緒に巻いて食べると、得も言われぬ美味です。ホルモン(豚)もなかなか。旨い旨い。
これなら、他のメニューも旨いことでしょう。追加注文です。牛肺の唐揚げ(名前を失念)とコリコリ(タケです)と塩ハラミ。この辺りでマッコリに切り替えます。
ふとメニューを見てみると、そこには見慣れない名前が。「む」。は?「む」ですか。
えーーと、私が人生で見てきた中で一番短い料理名です。ま、何かの名前の後ろが消えたのでしょう。お店の方に聞いてみます。「む、ってなんですか?」『それはソバ粉を豆腐状にした和え物です』
おおおーーー。それはスゴイ。ドトリムックのようなモノですね。早速注文します。って、本当にドトリムックとそっくりです。味の方は、癖が少なく美味しいですね、うん。ヒーーーット!しかし、む、って。たぶん「ムッ」なのでしょうね。ふむ、本日の大収穫です。でまぁ、最後にすじポッカとカクテキで締めます。
ごちそうさまでした。
いやぁ、大都会・大阪まで来た甲斐があります。ただ、ケイタイでリモートされている最中の私に道を聞いてきた若者にすまない気持ちでいっぱいです。

アメ村なんて聞かれても、笑顔で逃げるしかありません。
無事にたどり着けたのでしょうか……。

今回のお店:「たまり場 すかんぽ」
大阪市中央区谷町6-3-10-2F/TEL.06-6764-4643

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