お祝い事は大切です「炭火七輪焼肉 糸桜」

昨日は二月九日。そう、肉の日です。そして基督紀元2011年、略して11年2月9日。イイ肉の日じゃあないですか!キリストは関係ないし語呂合わせなのでどうでもいいのですが、なにかと理由を付けては祝うのが日ノ本の国に生まれ落ちし民の習性。祝いましょう。



imageということで御料人様と待ち合わせして向かうのは「炭火七輪焼肉 糸桜」なのです。昨年の夏以来久しぶりの訪店。いや、本当に久しぶり。一度伺ったのですが時間が遅すぎて残念ながら肉にありつけなかったのです。うん、酔っ払って押し掛けて済みませんでした。でまぁようやくがっつりと頂けると。しかも記念すべきイイ肉の日に。素晴らしい。

imageさて、お久しぶりのご挨拶の後はやはり生ものから行きましょう。【レバ刺】から。今回もオリーブオイルと胡麻油の二本立て。どちらも旨いのですが、ニンニクチップと一緒に喰うのははやりオリーブオイルかな。早速頂く。旨い!ねっとりとした食感が旨味と共に舌にまとわりつく幸せ。うふふ、こりゃあいいねぇ。エッジの立ったレバーとはまた違った旨さです。

imageカウンター席なのでご店主と会話を楽しんでいる間に御料人様が一気に食べちゃいまして、私の配分はわずか2切れ。ま、御料人様が喜んでいただけたのならそれもいいか。そしてさらに生もの【ミノのバジル仕立て】を。以前からのメニューなのですが、よりバジルソースがよく効いているような気がします。そして塩加減もちょっと強め、酒の肴にいいじゃないですか。

image【付き出し】にカッパのスモークを頂いたところで野菜も喰いましょうか。私は別に良いんですけどね、でもほらこの店のナムルって旨いじゃないですか。なのでちょこっと摘んでおきたいなぁと。【ナムル三種盛り】いただきます。相変わらずナムルじゃなくてアンティパストと呼びたくなるんですが焼肉店ですからナムルということに。上品な味付けときっちりとした塩梅が堪りませんわ。

imageそろそろ肉を焼きましょうかね。ガッと目をひくのはやはりこれですね。【タン下カルビ】を塩で。さらにこれも行くでしょう【カッパ】です。この二つのメニューは大好きなのです。タン下カルビは以前からタンルートをいう呼び名でここでも書いてますが、タン下やタンカルビ等とも名付けられ、ここ最近ではあちこちの店で見ることが出来るようになりました。

image私の記憶では最初に頂いたのはくにきやだったと思います。その時、タンのルートと教えられて、そしてその旨さの虜となってしまったのです。早速焼きましょう。じゅわりと脂が染み出しちりりと焼き縮み始めたらひっくり返してやや焼きが甘いくらいでぱくりと。うは、口の中がタンのジューシーな肉汁で満たされる。ああ、これこれこれが旨いんだわ。

image続いてはカッパ。こちらは薄切りで炙るようにして。肉質が堅めなので焼きすぎても大丈夫ですが、ここまで薄くスライスしていただけると軽く火を入れる程度でも美味しく頂けるのです。ガーリック塩つけながら喰ったら思わずビールが無くなりました。日本酒ください、黒牛を。この酒がまた塩の焼肉と絶妙にマッチしてしまいます。

imageここで本日のお薦めを。【特撰但馬牛厚切り羽下ロース】です。普段は2,000円の品が本日何と1,300円というお得さ。イイ肉の日にいただくのにふさわしいじゃないですか。早速焼いていきましょう。拍子木型にカットされ、さらに食べやすいよう隠し包丁まで入った羽下ロースはとろけるようなサシ肉。サシの強い赤肉はたくさん食べれないのでこのくらいが実に良いのです。

imageがぶりと食らいつけば軽く噛み切れてしまう肉。サシが溶けて流れて体に染み渡るのですわ、堪りません。堪能しきったところでホルモンもいただきましょうか。だってホルモンって大事やん?赤い肉とタンを食ったらホルモン食べないとバランスが悪いですやん?ホルモンバランスですやん?と、まぁ適当な言い訳を付けながら適当に盛り合わせていただきます。

imageカウンター席の特権は、ご店主にお願いして好みのセットを作っていただけるところでしょうか。やって来た【ホルモンミックス】はシビレ、ハツ、ハツスジ、アカセン、テッチャン、ハチノス、センマイ、マル腸と豪華ラインナップ。レバーはさっき生で喰ったからこれでほぼ全部のホルモンということになるのでしょうか。さぁ焼こう焼こう。

imageどんどんと網に乗せて焦げる前にガンガンと頂く。とろけそうなシビレ、しゃっくりとした歯応えのハツ、ハツスジはよく焼いて、テッチャンの塩加減も素晴らしい。ハチノスは下茹でしてあるので温まったくらいでぱくり、マル腸もじゅぶじゅぶと中の脂がいいはじめたところで転がすように焼いていく。いやー旨い。マジ旨い。御料人様はそろそろ控えはじめたので主に私が頂きました。

いやー喰った喰った。大変満足いたしました。量的にはすごいということはないのですが、欲しいものを欲しいだけ、丁度いい腹具合で御馳走様でした。やはりこの店はいいですねぇ。さくっと喰うには実にいい。セットメニューでがっつりと喰うのもいいですが、カウンターでカットされる肉を愛でつつ頂く焼肉ってのは堪りませんわ。

大人の焼肉堪能させていただきました。
最近はワインも充実しているそうなので次回はそちらも楽しませていただきます。

今回のお店:
炭火七輪焼肉 糸桜
兵庫県神戸市中央区北長狭通8-3-2
TEL.(078)351-1727
2 comments to “お祝い事は大切です「炭火七輪焼肉 糸桜」”
  1. てつやsama
      こんにちは♪
      こちらのお店も以前から行きたくて行けていない
      お店です?。原酒店さんでも店主さんにお店の事を
      お聞きして益々、思いが募っておりますです?☆
      先日は西元町の「えびすや」さんで焼肉丼を頂いて
      来ました♪魅力がありすぎるお店ですね♪
      夜も近いうちに・・・。
      p.s.別館も楽しみにしております♪

  2. 良いお店ですよ!
    一人でも行きやすいですしw
    えびすやさんも安くて旨くて楽しいという三拍子です。
    良いお店です!

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