師匠とのお手合わせ「焼肉 ポッサムチプ」

私には焼肉の師匠がおりまして。全盛期には週に3〜4回焼肉というのを続けてらっしゃって、結果として恐ろしい病を患われました。ええ、痛風です。ちなみに「つうふう」と変換すると第一候補が「痛風」になっているPCの辞書に萎えてしまいます。


寿し!ま、あれです。そんな師匠は最近ではめっきりと焼肉を召し上がられることが減ってしまわれました。そりゃそうです、ドクターストップも甚だしいですから。しかし、人は焼肉無くしては生きていくことは難しいのです。つまり焼肉喰いたかったそうです。上手い具合に師匠のPCセッティングを手伝ったお駄賃ということで焼肉。報酬は焼肉。

刺身盛りお久しぶりに師匠ファミリー総勢四名様とご一緒のポッサムチプと相成りました。二週間前の独りポッサム以来ですか。今回は大人三人子供二人なのでがっつりと頂きましょうか。すみません、量は少なめで。まずはビールで乾杯。【ナムルとキムチ】をつまみつつ。続いては寿司。【牛炙りにぎり】を。うは、いいね!

ユッケ!が、ここはあれです、師匠の御子息に譲っておきましょう。焼肉界の将来を背負って立つ男ですから。場合によってはこのサイトの譲渡まで考えておりますから。それはさておき生ものを。【生の盛り合わせ】は牛刺、生センマイ、レバー、ハツ、ミノの五種類。相変わらずの旨さ。子供達の手も伸びる。喰うのか、やはり。

タンとツラミですそして【ユッケ】も。これがまぁ旨いですわ。そういえばノーマルなユッケってポッサムチプで食べるのは久しぶりな気がします。わっつりと混ぜて。いよいよ焼きものは【塩二種盛り】。タンと厚切りツラミの二種類。うむむ。いいね、これいいね。全体に量を控えめなので精神的に追いつめられなくて宜しい。

ハツは塊で痛風という十字架を背負った師匠にも、量よりも質という流れがありがたいのです。子供用に【牛スジクッパ】を渡したところでいよいよホルモンへと。まずは【脂付きハツブロック】で。カイエンペッパーがピリッと効いて旨い。これを結構しっかりと焼いて頂く。じゅわりと広がる脂の甘味が何とも堪らない。

塩のホル盛り塩のホルモンは【ミノ、てっちゃん、センマイカブ】ですが、特にてっちゃん肉厚。うひょう!脂は少なめでしたが旨かったです!センマイカブももっと固いかと思ったら結構イイ感じで。ちょっと水っぽいのはセンマイの宿命ですね。ミノも脂を咬んだ実に旨いミノ。この後は当然の如く赤身肉へと移っていく訳です。

片面焼いて頂きますしかし、残念なことに、会食を楽しむあまり肉の名前を失念。つか、ほとんど聞いていなかった。そんな訳で写真だけで御勘弁を。あ、そうそう、この日は久しぶりに大飯を喰いました。このところ中ライスという実に不抜けた事態が続いていましたが、肉を少なめにしたこういうチャンスにこそ大飯を喰っておこうと。てんこ盛りではないですが。

タレの盛り合わせで、そういう時に限って〆に出てくるのです。【スジとろろ丼】などという凶悪な旨味丼が。こいつがもう旨いんだわ。はっきり言ってこの丼をオカズに大飯が喰える。がっしがしにピビンパの如く混ぜ込んだ丼は堪らんですよ。牛スジがとろりとしている上にとろろが更に濃厚な旨さを醸し出しているのです。堪らんぜ!

トロトロで〆ますいやー、喰った喰った。え?デザート?喰うんですか?いや、まぁそりゃああれば喰いますが。ということで【トックアイス】を。御子息と二人で半分こ。一人で一個は多すぎるでしょう。あー、御子息がっつがつと喰ってますが。うーん。幼児の食欲を侮っておりました。ということでこの辺りで御馳走様でした。満足満腹。

もうね、少なくして頂いて正解。私自身も師匠もそんなに沢山喰え無くなっちゃってるのですわ。やはり寄る年波には勝てません。

酒の方は一人でハシゴしていたんですけどね。
胃袋の限界と肝臓の限界は別の単位みたいです。

今回のお店:
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
4 comments to “師匠とのお手合わせ「焼肉 ポッサムチプ」”
  1. おいしかったよ〜(涙)
    もう、右足一本持ってけ!ってかんじで火がつきました。
    これぐらいなら大丈夫かしら?なんて尿酸チキンレースも楽しいもんよ!
    君もはやくこっちへおいでよ!

  2. >師匠
    そのチキンレース嫌です(笑)
    そっちには行きませんよ、ええ、行きませんとも。
    是非またご一緒しましょう!!

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