昨夜はまたしても独り飯。御料人様は相変わらずお忙しいので、別々での食事です。ということで、最近新規開拓欲がわきわきしてきておりますので、独り焼肉とまいりましょうかね。仕事場を出て西に向かって歩くのです。第一候補のお店は三宮センター街の一画。が、残念ながら閉まっておりました。定休日なのか閉店時間だったのか。
で、第二候補へ。元町駅の高架下。こちらは大盛況でゆっくり出来なそう。ということで却下。そのまんま更に西へと向かって歩くこと阪神電車で一駅。西元町駅のすぐ近所の焼肉店。そういえば何年か前に一度いった事のあるお店。よし、ではここに決定しましょう。お店は「御食事処 焼肉、鍋料理の店 神戸 味苑」です。
このお店の生レバーと生センマイはちょっと変わっているのです。レバーは薄切り、センマイは細切り。生レバーを頂こうと思ったのですが、間違って生センマイに。ま、どっちでもよかったのでセンマイをそのまま頂きました。で、これが見事な細切り。むしろここまで来れば糸造りと呼んでも過言ではないほどの細切り。
これがふわっとした食感、そしてタレが酢が効いていて実によく合うのです。旨い。た、堪らんな、よーし、じゃあ肉も喰っちゃうよ！塩てっちゃんを！脂少なめのてっちゃんですが、身そのものはぶりっと厚め。これを炭火でしっかりと焼いて頂きます。タレは胡麻油に刻みネギたっぷり。これがまた素敵によく合うのです。ちょっと塩も追加すればビールのアテに完璧。
ぶりっとホルモンの後にはやっぱり昔ながらのバラでしょう。焼肉の王道。上バラ（和牛）を。しっかりとタレに揉まれた上バラ。じゅーと焼きます、じゅーと。ちょっとチルトなのですが、網に置いた瞬間にじゅわっと焼けていく様は見ているだけで食欲増進。いいなぁ、こういうサシがあまり入っていないしっかりとしたバラは好きなのです。まさに昔ながらの焼肉。
とはいえ、タレも上品な味付け。あえて種別としては和風焼肉。ニンニクもほとんど入っていないか、もしかすると全く入っていないのかな？そんな優しい焼肉。お店のおとうさんおかあさんも非常に素敵な接客をしていただき、子供の頃、友達の家でご飯を頂いている時のような不思議な安堵感に包まれるのです。
ここまでで腹七分目。まだまだ喰えますが、この所の飽食と、カレーライスの暴食を鑑みてこのあたりで御馳走様でした。お店は24:00までの営業と、夜遅くなった時に使い易くていい感じですね。今度はガッツリといただきに行きたいと思います。
どんどんと独り焼肉エリアを広げていっているようです。
周りと時間が合わないのが最大の理由なのですが。
今回のお店：御食事処 焼肉、鍋料理の店 神戸 味苑
兵庫県神戸市中央区元町通5-8-13
TEL.(078)341-7818
なんという臨場感、そして焼肉への愛情溢れる記事。まるで自分が食べているような錯覚さえ覚えます。それぞれの焼肉の味が、迫ってきます。
これって、もしかして、“独り焼肉”も大いに貢献しているのでしょうか。
独りで食べているとひたすら肉に集中できますから（笑）
みんなでわいわいと食べるのも美味しいんですけどね。