米国からのお客様〜前編〜「焼肉 ポッサムチプ」

昨夜は生肝大好きな集まりの方が、神戸までポッサムチプのレバーを食べるためだけにやって来られました。そりゃあ、それだけの価値はあるってモンですが、やって来たのは米国からという実に豪気なお話。(一部誇張があります)
ということで、当然ですが生中心にいただきましょう。米国って生のレバーはおろか、生肉自体をあまり喰いませんからね。最近すっかりとご無沙汰だったYoshiが参加しての焼肉タイム。え〜と。今回参加したのは大正解だったと言っておきます、Yoshi君。
いつものようにまずは生から。というところですが、なんと、今回の目玉がいきなり。「タタキの盛り合わせ」です。はい、盛り合わされておりまする。何と言っても中でも絶品はハラミのタタキ。なにこれ?何でこんなに美味しいの?
口の中でホロリとほどける旨さ。あれだ、生の旨さはあるけれども、タタキにすると肉本来の優しい甘みがじゅわりと染み出てくるんだね。これは堪らんですよ。そして、ハツのタタキも忘れちゃいけない。
そして、何と言っても卒倒はコブクロの湯引き唐辛子和え。これをポン酢で喰った日には、もう、絶句。これは旨い。ぴりりと辛さが味を引き締めるのです。うん、ビール無くなったよ。乾杯用のビールはやはり乾杯で終わるのね。
という訳で続いて本当に生盛り合わせ。私たちにとってはあまりに見慣れたメニューですが、いや、このレバー、旨いわ。いつにも増して旨い。生レバーに力を入れてください、と言ったものだから、スゲェいい感じのレバーを取り置いてくれたのでしょうか?
ま、普通に生レバーを二人前追加。遠方よりのお客様には一人前丸ごとお渡しして。いやしかし、これは旨い。わしわしと喰らい尽くしていくのです。というところでナムル盛り合わせが。ええ、野菜も食べますよ。
最近はすっかりと気をつかって頂いて。えぇ残さずいただきます。が、それよりも肉。肉を喰わせろということで、続いては塩。ホルモン赤肉盛り合わせ。今回のハツにもしっかりと脂が乗っております。
アカセンにハチカブ。この辺りはもうお馴染みの新鮮ホルモン。そして今回の目玉はヒレ肉です。うん、旨い。山葵と塩だけで口に運べばしっかりと火の通ったヒレ肉はしっかりと旨いのです。旨味しっかり。
絶妙の焼加減と塩加減と山葵によるアクセントが、ヒレ肉をステーキ以外の旨い肉として食わせてくれるのです。ああ、幸せ。この幸せは一人で独占したいものです。といいつつ、こうやって公表するせいで、お店に入れなかったりするのですが、混みすぎて。
さて、ここでタレに。いいですね。このくらいの量で次に進むと、無理なく食べられますから。あまり揉み込んではいないサーロインたち。味付けも上品に。これを好みに焼くのですが、う〜ん。困ったことに、レアでもウェルダンでも旨そうなのです。どうしたものか。
こういう時は本能の赴くままに、というか取り敢えず適当に焼いちまえ、ってんで網の上。で適当に喰ったらまぁ。旨いのよ。サシがじわりと汗をかくように溶け出して。これが上品な揉みダレと相まって実に旨い。
…というところで続きは明日に。最近どうも文章が長すぎます。やはり、こういう本気で旨いものを喰った時は、続き物にしておく方がいいのでは、という判断で。というか、肉の名前を忘れたので、御料人様に教えを請わねばなりませんし。最近は少し呑み過ぎただけで記憶が消えていきます。

二十代の胃袋と六十代の脳味噌を持ち合わせております。
平均すると実年齢ですか…。

今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

2 comments to “米国からのお客様〜前編〜「焼肉 ポッサムチプ」”
  1. 同志よ、当たり前のように二十個の胃袋と読んでました。
    ホルモンヌ食べすぎでいよいよ第二胃とか第三胃が出来たのかと・・・。
    しかしよく食べますなあ。
    その写真とコメントで朝からハラが減ってたまりません。

  2. >フジワラさん
    そろそろ胃袋が、ホルモン用・赤肉用に細分化されそうな勢いです。
    二十個胃袋があれば、アレも喰える、コレも喰えると思ったのですが、その後の臓器に限界がありそうですね。
    腸がぱんぱん、とか(笑)

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