休日にこそ、地元を調べるいい機会「お好み焼 駒福」

ゴールデンウィークはいかがだったでしょう?私は初日に京都・南山、最終日に地元ポッサムチプと焼肉に始まり焼肉に終わりました。有意義なような通常通りのような。まぁどちらも非常に旨かったので言うことなしです。
まる芯のステーキだとか、かぶりのカッパだとか、ネックだとか、なぜか非常に上質のホルモン盛りだとか、そういった旨い肉で長期の休みを締めくくれたことは非常に幸せなことです。
ちなみに最終日は七日だったのでチマキは食べませんでした。チマキといっても肉なのであまり関係ないのですが、その辺りは国民的行事を意識した、ということでよろしくお願いします。
さてさて。日頃から食べ過ぎ感の強い暮らしぶりの我が夫婦。この休み中はしっかりと歩きましょうということで、自宅から二駅ほど遠回りしながら歩いてみたり、商店街をブラブラと探索してみたり。
さて、そうしているとお腹も減ってくる。二〜三時間も歩いているのだから、カロリーも消費するってもんです。で、何かないかと探してみれば、どこからともなくソースの香りが。ということでお好み焼に決定。
その素敵な佇まいに心惹かれて、こんにちわ。がらりと扉を引けば、そこは魅惑の下町お好み焼空間が広がります。テーブルについて、さて何を頂きましょうか、まずはビール下さい。
ほら、お休みじゃないですか。ということはアレですよ、昼酒O.K.なのです。もう一駅以上歩いてるんだから、これは立派な小旅行。ということで当然の権利なのです。オトナの権利。主にダメなオトナのトッケンです。
で、食べる方はといえば、ここはやはり「モダン焼き」でしょう。具の方はスジでお願いします。ついこのあいだ食べたぼっかけモダンのソバが思いの外細うどんだったので、今回の中華ソバはちょいと嬉しいのです。
やはり、自分の中ではこのシコシコ中華蒸麺がモダンですね。うん、旨い。実に旨い。ソースは勿論ドロソースのみで。あまりかけすぎるのもどうかということで薄めに。ああ、旨い。これこそがモダン焼。
更にタコ焼きもいってみましょうか。こちらのお店では「たこなべ」というのですか。特に鍋で出される訳ではなく、ゲタに乗ってますね。で、当然のようにソースをかけて出汁で頂きます。
残念なことに出汁が熱かったので、ちょいと冷ましてから。あ〜これこれ。昔ながらの神戸のタコ焼きです。これが喰いたかったのですよ。ソースと出汁と玉子と蛸が奏でる味のハーモニーこそが、今私が食べたかった「タコ焼」なのです。
いやぁ、御馳走様でした。このお店、駅から結構離れていますが是非また来たくなります。素晴らしい。非常に愛想のいい接客といい、常連さんまで一見の客である私たちに気をつかってくれるところといい、町ごと愛してしまいます。
ということで、腹もくちましたし更に探索の旅は続きます。普段歩かない道を選択して、どんどんと遠回り。寄り道にこそ新しい出会いがあるというものです。そう、本当に出会いがありました。
どういう訳だか韓国惣菜店や焼肉店が密集している一角。ははぁあん。さては私たちに内緒でこの辺りでみんな旨いもん喰ってるな、と思わせるお店の風格。次回はこの辺りを中心に開拓していくことを誓いつつ、帰宅しました。

きっちりとキムチとナムルを酒の肴に買い込んで。
休日の酒は薬と同じ。

今回のお店:お好み焼「駒福」
兵庫県神戸市長田区久保町9-1-20
TEL.(078)691-0505

10 comments to “休日にこそ、地元を調べるいい機会「お好み焼 駒福」”
  1. ゲタに乗ってて、出汁で頂くって、明石焼きとは違うんですか。
    それに、さらにソースをぬるってってとこが、神戸のタコ焼きですか?

  2. >おがちゃん
    休日ど真ん中だったので、お隣は閉まっていました。
    う〜ん、どうだったかなぁ〜?
    でも、あの辺りは美味しそうなお店が多そうでした(笑)
    >dagingsさん
    明石焼(玉子焼)とたこ焼は基本的に別物です。
    明石焼はジン粉(浮き粉)を使って、あまり固まらないように作ります。
    全体がいわゆるとろとろの状態です。
    たこ焼は普通に小麦粉で作るので、表面は割合カリッと仕上がります。
    で、中がとろりとしていたりします。
    あと、生地に蛸と玉子以外のものが入ると明石焼ではなくなります。
    よく、明石以外の場所で明石焼と称されているものを見かけますが、大抵がたこ焼です。
    たこ焼をダシで食べるものを明石焼とは呼びません。
    で、今回のものは、ソースたこ焼を出汁で食べるという折衷料理なのです。
    神戸のたこ焼店では、よくこうやって食べさせてくれました。
    神戸という土地が、大阪と明石の丁度あいだなのでこういうたこ焼が出来たのかな?とか思うと楽しいです。
    実際の所はよく分かりませんが(笑)

  3. >ソースたこ焼を出汁で食べる
    うむうむ、それそれw
    「駒福」さん、なかなかウマそうですが、和田岬に木炭をくべて焼くお好み焼き屋さんがあるそうですね。
    近々行ってみようと思ってます♪

  4. >おこづかい帳さん
    木炭ですか!それいいですねぇ!
    行ってみたいです、是非行ってみたい!
    和田岬は若かりし頃、というか学校があったもので懐かしの場所です。

  5. >おがちゃん、ぜんちゃん
    行きたいですよねぇ、そのお店。
    今度、どうですか?休みの日の昼間に。

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