北陸旅だより『高岡・ますの寿し 高田屋』

富山最後の夜。翌日の朝から鱒の寿司を買い漁る算段をしまして。で、目星をつけたお店をネットで検索。あそことあそこと…と、買う順番を検討。ええ、もうすっかりと鱒寿司の虜なのです。
結構朝早くからお店は開いているそうなので、取り敢えず二軒ほど行く事にしました。ということで腹も減ったので夕食へと勇んで出発。まぁ、せっかくなので明日の朝迷わないように下見がてら鱒寿司のお店へと。
あの、開いてますよ。ああ、そういえばまだ18:00過ぎでした。どうしよう?え〜い買ってしまえ。ということで購入〜。うん、明日は別の店で買えばいいよね。ということに決定。相変わらずの脳天気。
それを持ったまま、前回の冬に来た時にお気に入りの大衆料理のお店を目指すのです。というのも、日が暮れると結構寒い。アロハシャツに薄手のジャケット引っ掛けただけでは幾分からだが冷えるのです。
そこで、冬に「名物は湯豆腐です」とおっしゃっていたお店で暖を取ろうという戦略。うん、寒いからね。さて。肝心のお店。無くなってました。いや、きっと無くなっているんだろうなと、昼間の偵察で分かっていたのです。
でももしかすると、同じ経営者かも知れないという儚い希望を胸に訪れたのですが、残念です。何せ肝心の「湯豆腐」っていうメニューが無い。これではこのお店を選ぶ意味がない。うん、仕方ない。
でまぁ、ここに来るまでにあった「大漁鍋」という看板メニューのお店へと。あえて色々と書きませんが、大漁鍋、暖まりました。ご馳走様です。というところで御料人様とご相談を。ええ、密談です。
「昼間に買った鱒寿司を食べようか?」というご意見。うん、それは良い意見じゃないですか。というのも、昼間に購入した鱒寿司は明日が賞味期限。そして今しがた買ってきた寿司も明日中にということ。
きっと帰りに大量の鱒寿司(自分達用)を購入する事は火を見るよりも明らかですから、出来るだけ前倒しで食べていきたい。賛成。ということでホテルへと戻って御夕食第二弾が始まります。本日の夕飯は二部構成となっております。
高岡で買ってきた鱒寿司。早速頂こうじゃないですか。今のところ食べていた鱒の寿司は、お土産用の一口サイズばかり。ここでとうとう本物サイズの鱒の寿司を頂戴いたします。うはっ楽しみだ。
がばちょと開けますといつものように見事な鱒の寿司。美しいピンク色のお姿です。富山市内の鱒寿司と高岡の鱒寿司の違いというのを早速調べましょうか。分かりません。ええ、私如きに分かる訳もなく。
取り敢えず頂きます。手元には立山。こうなったら徹底的に呑んで喰うのです。ワンカップですが。え〜とお味の方は、と。うん、旨い。普段、新幹線内で食べているものとは全く違いますね。
ご飯は甘めで酸味は少なく。鱒の方はしっかりと脂が乗っています。肉厚でしっかりとしたお味。ただ、見た目からするとサーモンじゃないかな?とも思いますが、まぁ、似たようなものですから。って、それで良いのかどうかは分かりませんが。
味の方は実に美味しく頂きました。はい、立山に合います、旨いです。やはり鱒の寿司は日本酒が一番合いますね。旨さが倍増するじゃないですか。やっぱりこれは他のお店の鱒の寿司を買いまくる事に決定しました。
いやね。よく考えたら一重の鱒の寿司って、大体どのお店でも1,100〜1,300円なんですよ。特選とかじゃなければ。で、二人でこれを半分こすると、えらく安く付くじゃないですか。その上、この所の飽食から外れて「節制」出来ますから。
ということで、明日から鱒の寿司三昧することに決定。本格的に決定。どの店で買おうかと楽しく相談しつつ、富山の夜は更けていくのでした。

で、テーマを「節制」から「鱒の寿司」にすり替えました。
美味しけりゃあ何だっていいのです。まずは一軒目ご馳走様でした!

今回のお店:ますの寿し「高田屋」
富山県高岡市南幸町4-16
TEL.(0766)24-0201

6 comments to “北陸旅だより『高岡・ますの寿し 高田屋』”
  1. 同志よ、当初からそのオチは覚悟してました。
    もう、いっそのこと節制という単語を忘れましょう。
    ワタクシは、最近エンゲルなんたらという言葉を忘れるコトが出来ましたヨ。

  2. >フジワラさん
    節制は大切ですよ、ええ。
    もうね、腹肉というやつが全身に広がろうかという勢いです。
    エンゲル云々とかプリン云々とか、そういうのは都市伝説ですから。
    あれは口裂け云々とかトイレの花云々などと同じですよ。
    ああ、怖い怖いw

  3. うーむ涎が....
     立山があれば、そりゃあ沢山食べられるよねえ。
     うらやましいです。掛け値無く。私も富山に行きたい。

  4. >トックリさん
    立山の普通酒に惚れました。
    鱒の寿司にベストマッチです。
    こちらでは手に入らないのかなぁ。
    鱒の寿司は電話で送ってくれる最高に旨い店を見つけたので、後は酒だけです(笑)
    また注文する時に声をかけましょうか?
    ちょうど食べ頃の寿司が届きますよ。

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