花の東京旨物行脚〜その3〜夜は何だかハシゴなのです

夜。実はですね、今回の東京行脚で一番楽しみにしていた某店訪問というのがありまして。かれこれ3〜4年は行っていないお店。久しぶりにいけるということでわくわくしてたのですよ。で、ながしまさん・アマグリさんご夫妻も誘って。
が、ですね。閉まってやがりました。休業。え〜〜〜、土曜日なのにぃ?なんでぇ?あ、きっと遅くから開店するんだな。ということでその近所、恵比寿銀座の立ち呑みに。何でも最近はこの辺りでも立ち呑みのお店が流行っているそうです。

時間潰しだし、余り腹にたまらない感じで、串やら何やらちょちょいとつまんで、再び目的のお店へ。…閉まってる。こりゃあれだね、きっと休みだね。うん、後で調べたら土日祝日定休だそうです。前は日曜だけが休みだったのに…。
ま、駄目となれば仕方なし。周りは飲食店ばかりなので適当に入りましょう。いや、本当は別の店も目をつけてたのですが、そちらの店は無くなってました。なんだか、三年というのはとてつもなく町の姿を変えるようです。

で、さっき焼鳥喰ったのに、焼鳥。なんだこれ。何かとりついてる?というか、純粋に店構えに惚れました。ええ、素晴らしい外観。なのに写真をおさえてこない自分の愚かさに心底男気を感じます。食い物しか撮らない。
まま、お店の方へ。カウンターと小さなテーブルが三つ。理想的な広さ(狭さ)が私の心をがっつりと捉えます。メニューの方も東京の正しい焼鳥のメニュー。当然鶏があるのですが、いわゆる豚ホルもあり、これぞ焼鳥ですよ、ええ。

馬刺やタテガミ(コウネ)もあったり、当然その辺りをお願いしつつ、日本酒。呉春ウマー、焼鳥には日本酒だねぇ、ってお二人は焼酎ですか、そうですか。いや、焼酎も好きですよ、ホッピーも大好き。
何と言いますか、串焼きってのが旨いですよね焼鳥と豚ホル。これが七厘で自分で焼くとなるとまた違う。…でもそれも旨そうですねぇ。うん、それいいかも。今度BBQできっちりと鶏を捌きましょうかね、串に刺して。

大抵BBQっていうとそのまま焼きますからねぇ。きちんとそれっぽく、出来れば作務衣など着たりして。うわ、ちょっと間違ったコスプレか、コスプレなのか。でも楽しそうな気がするのは…。
とまぁ、実に素晴らしいお店です。あれ?話の戻しどころを間違えましたか、まぁいいです。本当に美味しかった。こういうお店をもっと発掘したいものですねぇ。
で、この後。せっかくだから新橋のガード下へ行きましょう、というながしまさんの提案に、それ最高!とおんぶにだっこで乗りまして欲望という名の山手線で移動。新橋ってまるで知らないので楽しみ。
ガード下っていうネーミングがもう食欲をそそりまくるのですよ。旨い物求め中枢がびんびんに刺激されます。神戸で言うところの「高架下」って感じでしょうか?旨そうなニュアンスが似てますね。

歩き回って決めたお店。これが最高。素晴らしい。ガード下はかくあるべしと言わんがばかりのお店。注文はホルモン串盛り合わせ、持つ煮込みなどなど。これも注文メニューはこうでなくては、的な素晴らしいチョイス。
雰囲気も客筋も実に私好み。外人さんや若いご婦人、仕事帰りのお父さんという混沌さが堪らんですよ。で、旨い。酒の肴として実に素晴らしく旨い。特につくね。これがもう、タレと塩の両方が旨い。

ここでも日本酒。あまり色々な酒を呑むと悪酔いしそうなので、本日は日本酒の日と決定いたしました。痛風でも糖尿でもどんと来い。というか、今日だけだからごめんなさい、私の内臓たち。
いやいや、実に満足いたしました。途中から合流しました同居者様(新呼称は現在検討中)もがんがんと楽しみましてご馳走様。で、このお店に来る途中、非常に気になった台湾料理のお店へと移動。移動しますよ。

このお店も路上営業。担々麺が旨そうで…。さぁ行ってみよう!が。何だかね、もう片づけてるの。何でも営業時間が終わったそうで。それは仕方がない。ま、一番最初と一番最後にフラれるということで今日の所は勘弁しておきましょう。
そんなことを言いながら銀座の町を辛い麺探して歩いたりしたのですけれどもね、ええ。そういうところが意地汚いです。でも結局それっぽいところも見つからず、ながしまさん・アマグリさんご夫妻とここでお別れ。さようなら、僕たちは決して貴方達のことを忘れませんよ。当たり前ですが。
で、同居者様(新呼称は現在検討中)と無事ホテルへ到着。結構呑んだのでそのまま御就寝となりました。というか、寝ちゃったんですけどね。
あとから知ったのですが、ご夫妻はこのあときっちりと辛い麺を食べて帰られたそうです。どうやら執着心のパワーで私達が負けてしました。うん、最近ね淡泊なんですよ私。ほら、前日も旨い物喰ったからね…。

心の底から悔しいと思ったのは久しぶりでした。
お陰で翌日の昼食で無茶をしたのですが。

今回のお店:
あぶりどり「バリ鳥(ばりちょう)」
東京都渋谷区恵比寿南1-1-4
TEL.(03)5773-9933
焼鳥「栃木屋」
東京都渋谷区恵比寿西1-14-1
TEL.(03)3461-9316
※新橋は覚えてません…。

5 comments to “花の東京旨物行脚〜その3〜夜は何だかハシゴなのです”
  1. きっちり辛い麺を食べました。
    また飲んだくれましょう。
    ええ、閉まっていたお店は根性たたき直しておきます(笑)

  2. ええ、たたっ切っておきます>辛い麺のお店
    ちゅうか、夜中までやっている辛い麺のお店を探しておきます。

  3. 新橋の高架の立ち飲み店の数が凄い事を
    思い出しました、元町から神戸までの店が
    全部立ち飲み、、それ以上かな??
    そういえば! お二人はハニームーンなんですね!
    羨ましい!

  4. >アマグリさん
    あのお店、本当に気になります。
    きっと旨いに違いありません。
    よろしくお願いします。
    そして次回は必ず行きます、喰います。
    >ながしまさん
    袈裟懸けにお願いします(笑)
    土曜の夜中は早いのでしょうか…。
    >骨なしさん
    ええ、でも微妙に鳥だとか喰ってますので、大丈夫です。
    本日お店の方に行こうと思ったら、定休日だったのですね。
    近々行かせて頂きます(笑)
    >やっさん@鳥頭さん
    土曜だったからか、早じまいのお店もあったようです。
    立ち呑み楽しいですよね。
    ハネムーンというか…(笑)

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