2005焼肉の日・戦慄の宴〜第一章・Pの先手必勝〜

悪魔共の饗宴。今回の宴はそれ以外に考えつかない様な、それはそれは楽しいものでした。というのも、事前に二軒のお店をまわることを宣言。そのお陰で実に凝った趣向で迎えて頂きました。まずはありがとうございます。
その前に。こういう場合ってあれでしょう?初めての人が多かったりするので駅で待ち合わせっていうのが一般的でしょう?なので私、駅で待ち合わせたのですよお二人の方と。ちょっと私が遅れながらも、お一人とは合流。で、いつものメンバーに先に行って頂いて後のお一人を待ってた訳ですよ。
これが貴方。10分過ぎても現れない。もしや自分で店を探して行ってしまったかな?と、ぜんちゃんに電話入れると「全員そろってるよ」。いや、ちょっと待て。それおかしい。だって駅で待ってるのみんな知ってるじゃん。
なのに誰も電話の一本もくれなくて。もしかして私ってみんなから愛されていない?嫌われてる?信じらんない!ということで大急ぎでお店へ。もうみんな適当に腰掛けて談笑中。全く、私は何を、誰を信用すればいいのでしょうか?
と、いうところでいよいよ宴のスタート。飲み物を回してまずは乾杯。世の中の全ての焼肉好きのために。さてさて、今宵の御肉は何を頂けるのでしょうか…。で配られたのがなんと「本日のコース」なる一枚の紙。
いやいや、今までこのお店で何度も頂いてますが、こんなの初めて。というか知らない人はそういうお店と勘違いしますよ、ええ。でまぁこれを一番喜んでいるのが私な訳です。ほら、毎回メニューの名前間違えて訂正してますやないですか。これなら大丈夫。ま、実際には紙を持って帰るの忘れたので駄目なんですけどね。写真押さえておいて正解。
で、メニューの順番で。ハラミ・タン・ハート刺。ハートはいつもの旨さ。このお店で外すことの出来ない味。で、どうやらレバーは思った品がなかったようです。残念ながらここでは無し。その代わりハラミとタン。
ハラミは見事なハラミ。としか言いようのない肉。ほろりと崩れるサシ加減と赤肉の旨味。脂の質がサシと言うよりもホルモン寄りなので実にアッサリ。タンはもう。拍子木型に切られたそれは、もはや芸術の域に入るほどの美しさ。旨い。サシが、旨い。
もはや言うことがないほどの旨さに美しさ。堪らんです生だけで。更にここでミノ湯引き。前回ちょっと味見させて頂いたのですが、いや、ガッツリ二人で喰らってのですが、その時に「塊で湯引いて捌いているのではないか?」と書きましたが違ったようです。
カットしてから湯引きしているとのこと。う〜ん。どうやれば断面に薄ピンクと湯引いた色というグラデーションが出来るというのでしょう?気になります。非常に気になります。次回、酔っぱらっていない私がお聞きしましょう。酔っぱらった私では、そこまで詳しく聞き出す力がありません。しかも忘れるし。
で、で、で。「生ものたち」メニューの中に凶悪なものがあります。寿司。握り寿し。赤身握るんだって。奥さんちょっと聞きました?ビックリですよビックリ。漢字で書くと吃驚ですよ。腰ぬかしちゃいますよ。
ちょっと写真が下手なので伝わりにくいですが、ヒウチ・カメを握り、カイノミを細切りで軍艦巻。もうね、どうしろと。私達にどうしろと言うんですか?ビジュアル最高。見ただけで旨そうなの分かります。で、旨い。
ヒウチ、カメはサシの加減で酢飯に絶妙に合います。いや、というか、この手の赤肉は寿司の方が旨いんじゃねぇか?と本気で思いますよ。今度ミノの湯引きと赤肉とを使ってちらし寿司でも作ればいいと思うんだ、私。
で、いくら旨いからといって生だけで終わる訳ではなく。ええ。続いては塩。焼きます。出てきたのは予想に反して見事にデカイ“熊本産A-5リブ芯・巻きロース”って。あんた、これやりすぎだよやりすぎ。
ああ、さすがA-5と納得のサシ。ヒウチ・カメは比較的サシが少なめなので、ここに来て一気にサシの塊の様な肉ですか。この連携にはしばし呆然。焼く。呆然としても手はちゃきちゃきと焼いていきます。
これね。いちいち書くのが面倒なくらい旨い。サシの甘みでがつんと旨い。もともとサシに強くないのですが、このくらいの量なら喰えるな、って感じですね。次に出てきたのが“まるしん”なのですが、こちらが。サシ控えめ。さっきのサシの脂の余韻を緩和するかの様な淡泊でさっくりとした赤身肉。旨い。
高級感をサシだけに求めるのではなく、こういう赤肉の旨さを比較しながら食べさせて頂けるとは。どうやらご主人、相当シミュレーションしているようですよ、これ。で、きっちりやられていますよ、これ。というか、主に私。
いやぁ、旨かったよ塩。と安心したところで“たわら”とハチノスのコンビネーション。あいたぁ、そう来ましたか。赤肉だけで終わらせずにホルモン系で〆てきましたよ。このハチノスがこりこりと旨い。旨いんだよ。
たわらってのはよく知らないのですが、すね肉だと思います。ええ、また訂正しますよ間違ってたら。いつものことですから。せっかくお品書き作ってもらっても説明を覚えきれないのはいつものことです。
ということで塩ものの終了。いよいよタレに移っていく訳です。え〜と。ちなみに今回のお願いとしましては、二軒ハシゴなので量を少なくお願いしたんですが。もうこの時点で普通にそこそこ喰ってますよね。うん、結構腹が膨れてますよ。

この後、本当の戦慄が我々の中を走り抜けた!!!
ということで、次回へ続きます。一日で一軒も終わらなかった…。

今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

6 comments to “2005焼肉の日・戦慄の宴〜第一章・Pの先手必勝〜”
  1. 初めて覗かせてもらいやした☆
    ってか、こんなすんごい会合を開いてはるんすか!?
    これから色々勉強させてもらいまっす

  2. すいません、誰が誰やら分からないままお店へ直行してしまいました。
    幹部の方のお顔も確認できまいたし次回からは大丈夫です。
    御迷惑かけて申し訳ありませんでした。
    今度はカラオケも行きたいですね、皆さんは何を歌われたのでしょうか?

  3. >アマグリさん
    今回は本当に、来れば良かったのにと思います。
    もうね、ス〜〜〜ゲェことになりました(笑)
    >ぜんちゃん
    寂しかったよ…。
    >涙目さん
    ここではお初です(笑)
    こんな事ばっかりやってます。
    いつでもご参加ください(笑)
    >道楽さん
    いえいえ、人数そろっても教えてくれないスタッフが…(笑)
    カラオケも楽しかったですよ。
    次回は最後まで(笑)
    >のりっぺさん
    残念でしたねぇ。
    こんな事は時々ありますので(あるのか!)次回は是非万難を排してご参加くださいね(笑)

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