初めての名古屋。〜前編〜

相変わらず忙しいのですが、というか時間が無いのです。しかし、名古屋の話を書いておかないと、気持ちが悪くてたまらないのです。何かやり忘れた感がぬぐえずに、イライラとして仕事が捗りません。という素晴らし言い訳を思いついたので、本日書きます。ええ、書くのです。
さて、出発は先週の土曜日。お昼前に出発と言うことで新幹線に乗り込みます。当然昼飯は新幹線内。どういう訳だかお弁当は「穴子押し寿司」と「ゐざさ寿司と柿の葉寿司の詰め合わせ」という豪華さ。これから食い倒れようとしている人間の昼飯とは思えません。
ま、あれですか。「家を出てから帰り着くまでが遠足」というヤツですね。新大阪の駅構内から食い倒れが始まったと言うことです。大阪だけにそれも有りかと思うところに壊れた食欲が横たわっているのです。
さて、私が個人的に「穴子の押し寿司」を選択した理由はただ一つ。狭い新幹線のテーブルで、柿の葉寿司のようにいちいち荷を解かねばならないのは面倒、ということに尽きます。何と合理的。まさに戦後日本の合理主義。
そんな訳で早速頂きましょう。と、蓋を開けてビックリ。なんですか?プラスチックのナイフが入ってますよ?これでハイジャックでもやれと言うのでしょうか?いやいや。私の頭の中に流れるのはたった一つの危惧。
あ〜大当たりです。切れと。この狭い中で私に切れというのですね。ああ、いいさ。切ってやるさ。心の中でぶつぶつと呟きながら、ふと同伴者様の柿の葉寿司を見れば、葉っぱをつまんで実に優雅に食べやすそうじゃないですか。
こんな初っ端で選択ミスを犯すとは、やはり最近の私は疲れているのかも知れません。うん、そうそう疲れているだけだから…。しかし、この先の自らが犯し続ける選択肢の甘さを暗示しているとは、さすがに気がついていませんでしたが…。
そんなこんなでようやく名古屋駅にたどり着きます。といっても、新大阪からはわずかに50分少々。これなら普通に通勤圏内じゃないですか、と思ったのですが往復で諭吉一人が英世を引き連れて去っていくのは経済的通勤圏内でないことが発覚。無理。
といいながらも、こんなに近いのなら、これからも時々遊びに来ることが出来そうだと、私の中の黒い人が囁きます。私の中の白い人も頷きます。だから私も同意します。辿り着いてすぐに再訪を考えるあたりが病んでいるのかも知れません。
さぁ、それでは早速町中を散策していきましょうか。と、ここで同行者様は所用でいったんお別れ。私一人で歩き回ることにしましょう。ま、理由はホテルのチェックインまで一時間ほどあるからですが。
まずはξフジワラさん(以下フジワラさん)に教えて頂いたお店の下見と行きましょうか。実は今回の旅の目的の一つは昔からの友人に会うこと。そんな訳で残念ながらフジワラさんとの会食は次回のお楽しみとなりました。せっかく情報を頂いたのに申し訳ありません。
申し訳ない気持ちはあるのですが、教えて頂いた「かしわ味噌すき」を求めて街を歩きます。うろうろと。ホテルからすぐ近くだと思われるその店。なかなか見付けることが出来ません。何故?いったいどこに消えてしまったのか?もしや大通ではなく路地かしら?と覗いてみたり。
歩く回ること20分少々。ようやく見付けたお店には「定休日」の文字。え?マジですか?土曜日定休日ですか。そうですか。という訳で仕方なく別の店を探してみましょう。ちなみにその後フジワラさんにお聞きしたところご存じなかったそうです。罠を張っていたのは私の人生の方だったようです。
さて、こういう場合には市場や商店街が有力なのです。なのですが、市場は当然閉まっています(午後一時)。更に地下道を歩いたりしながら歩き回って、地下から地上に出たところで迷子。迷子ですよ奥さん。
もうね、踏んだり蹴ったり蹴られたり蹴られたの私。という有様。やはりあれですか、昼の弁当の選択ミスから既にシナリオは決まっていたのですか?そうですか。

ま、これで間抜けが終わるほど甘い旅では無かったのですがね、ええ。
取りあえず、名古屋に着いてから未だに飲まず食わず。うん、我慢強いね、私

2 comments to “初めての名古屋。〜前編〜”
  1. 安城在住の焼肉フアンの武田です。
    東岡崎駅より東へ1キロに和牛専門焼肉屋がオープンしていたので、早速行きました!お店の名前は八幸苑(はちこうえん)でした。
    幻のお肉ミスジがなんと!1980円(普通は3000円以上でしょ?)と安いしお肉がめちゃ柔らかい!!
    カルビ・ロースも780円で旨い!
    専門店なのに、1人3500円でお腹満腹!
    最高のお店見つけちゃった!!!

  2. 情報ありがとうございます。
    それは安くていいですね。
    レポートの方にアップさせて頂きました。
    また美味しいお店紹介ください。

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