イタリア全州を制覇します「トラットリアサッサ」

今日はしっかりと宿酔だったのですが、妙に暖かかったおかげで何となく元気いっぱいに目覚めました、貴方のてつやです。

年に四回、定期的に開催しているイタリア全州制覇ワイン会。昨日はその内の“ロンバルディア州の会”が、最近すっかりと入り浸っております「トラットリアサッサ」で行われました。もう本当に定例会と化してますのでメンバーもいつものメンバーです。

いつもの様に軽くホッピーと日本酒をひっかけて、欲望という名の市営地下鉄海岸線でお店へ。さてさて本日の料理はどんなでしょうか?まずは乾杯からの一品目は【シャットゥ】。えーと、なんでしょう?カエルのフライ?いえいえ、そば粉のフリッテッラだそうです。中にはチーズが入っていて前菜としては何という贅沢。

最初何だか分からなかった

二品目は肉。いいねぇ肉。【ブレザオラ】という塩漬けの肉。ハムでもなくパンチェッタでもなくこれがまた肉の旨味をぎゅっと凝縮してくれてます。合わせるワインが微発泡で何ともいえませんわ。付け合わせの菜の花もええ塩梅になってます。

塩漬けの肉は旨味が凝縮

さらに肉料理が続きます。【カッソーラ】は豚肉の煮込み。本来はちりめんキャベツで合わせるそうですが今回は芽キャベツで。見た目はあっさりとしてますが実際には結構しっかりとした酒の肴です。芽キャベツ旨過ぎ。

豚肉は煮込みが旨い

だがしかし。肉の方もしっかりと煮込まれてますのでホロホロ。煮込みが過ぎると繊維がボロボロで硬くなってしまうのですが、こいつはホロリと崩れる柔らか煮込み。そしてスープが堪らなく旨いのです。

肉がホロホロ

思わず【フォカッチャ】をお願いしてしまいました。本来は後の方の料理に合わせる予定だったそうですが、このスープは皿を嘗めるようにいただきたいのです。実際にはそんな品のないこと出来ないのでフォカッチャ使いいますよ。

パンは大切

四品目。【ほうれん草のニョッキ ゴルゴンゾーラチーズソース】を。本当はちゃんとした名前があったと思うのですが、如何せん酔っ払って記憶は遙か彼方。というかイタリア語なんて覚えられねぇよ。ということで今回は検索して多分こんな名前だろうというところです。そして肝心の料理。これ旨すぎだろ?ソースが、何といってもソースが旨すぎる。すみません、フォカッチャお代わりで。皿嘗めたいです。

このソースが抜群なのです

御機嫌でワインを呑んで盛り上がっていたらシェフに呼ばれてカウンターへ。お、スゲ。何この鍋の中身。うん、分かる、アレですね、リゾットですね。

鍋いっぱいのリゾット

やっぱり日本人は米だね。イタリア料理だけど、やっぱり米だね。【田舎風リゾット(仮称)】を盛り付けてもらって。パルメジャーノがたっぷりかかるとこりゃもう旨いに決まってますがな。具のサルシッチャが心躍らせてくれます。

サルシッチャがたっぷり

もう凄い満足。米の満足度は凄いね。でもね、ここは焼肉サイト。当然肉は大切。メインがやって来ましたとも。【ミラノ風カツレツ(Cotoletta alla milanese)】ですね。私が知っているコトレッタは薄くのばしたイメージだったのですが本来は骨付きの子牛肉で厚さも1.5cmくらいだとか。今回はしっかりと分厚い。これまた濃厚なお味です。

分厚いです

火の通り方も実に美しくジューシー。これは旨い。いくらでも食べられそうだよ。てかここまで結構なボリュームで喰ってますよね?でもまだまだ喰えそうな、そんな気がする人体の不思議。

超ジューシー

そしてドルチェ。【トルタ・ズブリゾローナ】を。マスカルポーネとフルーツを合わせていただきます。これまた硬いクッキーみたいな感じですがもっとごりごりとした食感。素朴でそれでいて実に旨いのです。こりゃグラッパが欲しくなりますねぇ。

どこか懐かしい食感

ええ、当然頂きましたとも。実に美味しく頂きましたとも。この後はグダグダと呑みながら夜も更けるというものです。ということで御馳走様でした。いやー今回も実に堪能させていただきました。また次回もよろしくお願いします。ま、案の定呑み過ぎて宿酔になりましたけどね。それでも懲りないのが莫迦の証しですけどね。

さぁ、明日はまた宴会が待ってますよ。
今年に入ってからの呑み会の数が多すぎるような気がします。

今回のお店:
トラットリア サッサ (Trattoria Sassa)
兵庫県神戸市兵庫区金平町1-17-14-105号
TEL.(078)381-6337

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