怒濤の年末日記 2011/7/15〜17 “初めての鹿児島旅行”

さーて、本日も怒濤の年末日記がはっじまっるよー!とまぁ無理矢理テンション揚げて頑張ります。まだまだ書かなきゃ行けないイベント盛り沢山。既に来年に食い込むことは火を見るよりも明らかですが、それでも信じて待っていてくれる人のために頑張るのです。だれも待っていないと思いますが。

時系列的にもっと前から戻らねばいけないのですが、そんなことやっていたらいつ終わるとも分からないので、これまた途中で放り出しているところから続きをざっくりとアップしていきましょう。えーと、どれどれ?と調べてみたら去年の鹿児島旅行記が残ってました。では早速始まり始まり。

昨年の夏、初めて鹿児島へと渡ったときの事。まぁ呑兵衛の国へと行ったわけですから基本的に酒の肴オンパレードですわな。前日の鹿児島料理に続いて、朝から市場食堂なんぞに行ったりと。で、一休みして夕方からの呑み歩きへと続きます。

天文館通からちょっと外れにとっても気になるオープンスペース。鹿児島名物とまで書かれては入らないわけには行かないじゃ無いですか。串焼きの店ですね。うん、それは大変良いことです。「串長」というその店の内側は油でコーティング。何とも屋台気分じゃないですか。
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まずは付き出しにサラダ風の一品。ちょっと酸っぱくて酢のものっぽいのです。これがまた何とも旨い。問いあえずビールをいただきましたがやっぱり芋焼酎が欲しくなる鹿児島マジック。
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【カボチャ煮】をツマミながら焼酎水割りをお願いしたところ、空コップだけ渡されて。手元のポットで勝手に注ぐんですね。そりゃすごい。いっくらでも呑めるわそりゃあ。
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で、鶏料理へ。これ喰っとけ、といわれた【鶏モモタタキ】は結構豪快な盛りつけ。ちょい甘のポン酢で旨いじゃないですか。焼酎に合うねえ。
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せっかくなので串焼きも適当に。【豚バラ、ガツ、ズリ、キンカン、コブクロ、ネギ、獅子唐、鳥肝】をがっつりと。たれはあっさりとしたタレで食べやすいなぁ。で、この間も焼酎をがっぷがっぷ。呑み過ぎ注意報が出たのです。
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どうやらこの日はお祭りのようで、我々がオープンスペースで呑んでいる後ろを半纏姿の方々が通っていきます。個人的にはそちらの方に目が奪われます。うー楽しそう。よし、ちょっと見に行こう!ということで御馳走様でした。なんとも楽しいご店主でしたがまたの機会にゆっくりと。

で、続いての店に。こちらは昼間の散歩中に見つけて、二人ともが絶対旨いはずと直感したお店「味乃さつき」です。もうね店構えが明らかに良い店の雰囲気プンプンですわ。
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がらりと引き戸をひいたその先はやはり呑み助天国が広がっておりました。残念ながらカウンターは予約と常連さんで一杯だったので奥のお座敷へ。突き出しの【南蛮】と【ところてん】を。えー、ところてんてーと思ったのですが案外酒の肴に良いです。
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そして刺盛りは【鰹、ブダイ、石鯛、真鯛、イカ、ウニ、蛸】とまぁとんでもなく盛り上がっておりますわ。やっぱ夏は魚だねぇ。どれもこれも旨過ぎなのです。ウニなんて練り辛子が大量にのっかてるのかとおもったもの。
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さらに【きずし】も美味しいとオススメだったので。良くしめてあるキズシはこれはこれで焼酎向きかも知れません。脂の多い鯖は日本酒の方が合いそうだし。
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鹿児島名物いただきましょう。【つけあげ】ですが。いわゆる薩摩揚げみたいなのですが、もっとふわりと下食感。これまた旨!酒グビグビ。
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さらに地の魚。【キビナゴ天ぷら】は衣が強めで実に旨い。フリッターぽい天ぷらはこちらでは多いのでしょうか?案外焼酎に合わせるにはこういうのがいいのかも?
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ちょいと箸休めに漬物を盛り合わせで。【沢庵、壺漬、ラッキョウ、梅干し】はまさに口を変えるの丁度いいのです。
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これちょっと食べてみて?と頂いた【蛸とゴウヤの煮付け】は思いの外あっさり。これ、家でも作ってみたくなる一品です。
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焼き魚は…あれ?なんだっけ?確か屋久島で捕れた魚…。ええぇい忘れました!忘れましたとも。そうそう全部覚えてないっての。でも旨かった。旨かったから。それだけは間違いないから。
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あまりにもがんがんと食い続けていたら女将さんからまたしても差し入れ。【蒸し鰹】をいただいちゃいました。これあっさりして旨い。塩味だけなんだけど魚自体の旨さがあるから醤油必要ないのです。ああ、そういえば鹿児島の醤油って甘いんですよね。
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てなわけで一気にいただきました。あまりにも感動する旨さだったので女将さんに、また来ます!必ず来ます!と約束して店を後にしたのでした。御馳走様でした!
こうして鹿児島二日目の夜は更けていくのです。

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そして明けて7/17の朝。さすがに市場まで行こうという気にならなかったのでホテルで朝食を。一階が鹿児島料理の店ということでそちらで朝食いただけます。

で、数あるメニューから【焼魚定食】を。さてさて、どんな魚が出てくるのかな?やっぱり鹿児島料理の店だからそういうのが出たら良いなぁ!と思っていたら普通に焼鮭でちょっと肩透かしだったのです。
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御料人様は【奄美の鶏飯(けいはん)】を。うん、こっちの方が旅気分でした。ちょっといただきましたが、鶏出汁の茶漬け風。ちょっと盛りは寂しいですが美味しかったです。
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さて。腹がくちたのでその辺りを散策。鹿児島の焼酎を扱っている土産物店やらめぐった後はやはり桜島へは行くでしょう。船に乗って一気にGo!なのです。うん、別に普通でした。昼間っから酒呑めるスペースもなかったし。お土産物を買って、ソフトクリーム食べてまたまた船で帰ってきました。これにて観光終了。
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あ、そういえば、その後に行った土産物店で錫の箸置きを買って、白くま喰いました。やっぱり喰っておかないとね。
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そろそろお酒の顔が恋しくなってきたので天文館道理へと移動。ここなら昼間から呑める店の一件や二軒くらいあるでしょう。とその時見つけたのは薩摩揚げのお店。店頭販売もありますが、揚げ立てを店内でいただけるみたいです。早速いただきましょう。【黒豚ドッグ】と【れんこん天】を。ええ、思いっきり揚げ立てです。
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いやもうこれビックリの旨さ。さすがに揚げ立てはほっくほくで旨いのなんの。もっていたペットボトルの水を思わずこぼしてしまうほどに。よーし、この勢いで立ち飲みさがすぞー!
見つけたのがまさにスタンディングバー
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入口の自販機でチケットを買って、と。暑いので当たり前のように芋焼酎のロックを。つまみは【干しキビナゴ】を。まぁこれが酒に良く合いますわ。ついついぽりぽりと喰ってたら思わずお代わり。酒より先にキビナゴのお代わり。そのくらい旨かったのです。
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で、最終日、最後の晩餐はどうしましょうかというと、鹿児島といえばやはり黒豚でしょう。予約必須のお店「心味 川久」でとんかつ定食。
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開店時刻に予約を入れまして、それでも不安なので開店前から店の近くで待ち構えるという細心の注意。
普段からこのくらい一生懸命仕事していれば…。などと独りごちているとお店に暖簾が。いやっほー!喰うぜ喰うぜ、とんかつ喰うぜ!【上ロースかつ定食】を二人とも注文。
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こういう場合、よく違うメニューにするのですが、今回ばかりはそんな無粋なことはいたしません。二人とも250gの黒豚をかっ喰らうのです。
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いやー、肉厚ジューシー芯のピンクがセクシーな最高のとんかつ!ほふほふと頬張ればほっぺたが落ちて鹿児島の地にホッペタの木が生えてしまうかも知れないほどに大満足。うん、この旅は大成功でした!

とまぁこれが初めての鹿児島の全てです。いや、本当はもっといろいろとうろついてるんですけど喰ったもんはここまで。実に充実の食旅でございました。

鹿児島も第二の故郷認定させて頂きます。
第二ばっかりどんどん増えるわけですが。

今回のお店:
味乃さつき
鹿児島県鹿児島市山之口町8-7
TEL.(?099)222-3678

いねや鹿児島店
鹿児島県鹿児島市金生町5-3リッチモンドホテル鹿児島金生町1F
TEL.(?099)239-0531

ラフ&スイッチLaugh&Swich
鹿児島県鹿児島市東千石町13-13
090-6659-5310

揚立屋 天文館店
鹿児島市東千石町13-16
TEL.(?099)219-3133

心味 川久
鹿児島県鹿児島市中央町21-13
TEL.(?099)255-5414