肩ロースのカタルシス「神戸牛・炭火焼肉 港提」

タイトルに意味はありません。三回繰り返すと早口言葉っぽいなぁ、と昼飯に作ったカルボナーラを喰いながら思いついたものでつい。先週は御料人様の御生誕祭があったりしてそこそこ外食していたのですが、週末は肉が少なめでした。



imageなもんでニククイタシの心の電報を御料人様にお送りしたところ念願が叶いました。嬉しいね焼肉、楽しいね焼肉、美味しいね焼肉。時間がちょっと遅めだったのでご近所焼肉「港提」へと。駅まで御料人様をお迎えに行きその足でお店の方へ。よーし、とうさん目一杯食べちゃうよ!と引き戸を開けるとそこはめくるめく焼肉の国。

imageま、あれです。平日火曜日の晩、しかも22:00少し前という焼肉食い始めにはちと遅めな時間帯。お店、静かでした。静かなる焼肉の国。よし、喰おう。まずは定番【生レバー】からというお約束。相変わらずのねっとりとした美味しいレバー。関西風のエッジはとんがってないけど甘味がふんわりと感じられる旨いレバー。果たしてその通りでした。旨い、旨すぎる。

image胡麻油の香りと塩の旨味を含むとレバー本来の旨さが引き立ちますね。そういえば、胡麻油を生レバーに使うのはレバーが喉に張り付かないようにするためという噂がありますがどうなんでしょうね?確かに油がないと喉越しは悪そうな気もしますが、貼り付くってのはどうなんでしょ?もしもそのあたりご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

image続いては【ニンニク焼】を。この店のオリジナルメニュー(だと思う)のニンニク焼。こちらも胡麻油と煮込んだスジ肉とを丸ごとニンニクと一緒にじゅうじゅうと焼いてあります。これが堪らなく好き。ニンニクの旨さがガガガッととストレートなんですよね。これを焼肉タレの中でむにゅんと潰して食べるのが俺流。あーしあわせ。

imageあ、【キムチ盛り合わせ】もたべたよ。というか、古漬けになったカクテギが旨すぎ。これ細かく刻んで炒飯でも作りたくなる旨さ。酸味がビールにも良く合いますわ。で、いよいよ肉です。焼きます。これまた二人で来るときの定番【ホルモンミックス大】いただきましょう。今回もまた豪快に盛りつけてあります。マジてんこ盛り。

imageハツ、レバー、センマイ、小腸、テッチャン、赤センマイ、ミノなどなど。レバーは表面だけしっかりと焼いて食うといわゆるぱさつき感とは無縁なしっとりとした旨さ爆発。甘いの、レバーが。テッチャンは脂こそ少なめながらぶりぶりのぷりぷり。旨!赤センのカットがくにきや風だったり、センマイが意外と軟らかかったり。やっぱりホルモンは旨いわ。

imageせっかくなのでこちらも定番【お手頃ハラミ】も。うーん、今日もイイ色してますなぁ。網の上に乗せるとテッチャンの白とハラミの赤が実に映えます。早速の実食。まずは軽めに炙って…いい、いいねぇ。ほろりとした食感がなんとも堪らない。続いてはしっかりと火を入れて。こちらも肉の水気が落ちてしっかりとした旨味がぎゅっと凝縮。これでお手頃ってんだから侮れない。

いやー旨かった。実に旨かったのです。やはり時々は肉を摂取しないとね。ということで御馳走様でした。こちらのお店、お昼の営業もあるのですが、そちらは定食なので寂しいのです。もしも昼から焼ける焼肉だったらもっと足繁く通っちゃったでしょうね。

それはそれで危険すぎるので今のままでいいかも。
週に数回の焼肉ランチは贅沢すぎますよね。

今回のお店:
神戸牛・炭火焼肉 港提
兵庫県神戸市兵庫区切戸町7-13
TEL.(078)671-8455