メリー・クイスギマス「神戸牛・炭火焼肉 港提」

昨夜はクリスマスイブ。自宅で鍋でもしようかしら、と思っていたのですが、このところの御料人様の仕事での疲労が激しいため、元気が出るように久しぶりの焼肉に行くことにしました。最近、お昼や閉店間際に一人で行くことが多くて、御料人様と二人で行くのは本当に久しぶりなのです。

遠くに行くのは勘弁、ということもありポッサムチプ…はやはり満席でしょうから、更に近所の「港提」へと。一応電話で席があることを確認してから駅まで御料人様をお迎えに行ってお店に。さすがにクリスマスイブだけにお店の方は静かです。やはり焼肉でクリスマスイブというのは一部のマニヤだけなのでしょうか?どうも私のまわりでは多いんですけれども。

さてさて。まずはビールで乾杯。御料人様はレモン酎ハイで。最初にやってきたのは【上塩タン】です。普段は注文することがほとんど無いというタンをいただきます。コースでお願いした時についてくるタンは食べるのですが、自分達ではまず注文することがありません。嫌いなのではなくて何となく焼肉のベクトルが違うのかも。

今回はなぜか「ベタな焼肉メニュー」というのに心惹かれまして。焼き焼きしてそのまんまで。うは、旨いわ。しっかり歯応えと肉汁の加減が堪らんです。せっかくなのでレモンも使ってみましょう。ほう、これもなかなか。でもそのまんま何もつけない方がタンの旨味がよく分かりますけどね。それにしても久しぶりのタンは旨いですわ。

続いては【生レバー】が。休日の翌日ということで、もしかしたら…と危惧しておりましたが全くの杞憂に終わりました。もうね、メチャ旨。ここ最近喰ったレバーで群を抜く勢い。二切れ三切れ摘んだところで御料人様に差し上げました。あまりにも旨そうに喰っていたから。レバーにはよくある話です。どなた様もそんな記憶はありませんか?

その間に【特撰サガリ】がやって来たのでそちらを焼いていきましょう。特撰ハラミがなかったので、それならとサガリの方をお願いしたわけです。これがさくりとした歯応えとホロリとほどける舌触り、そしてしっかり肉汁が口腔内を支配します。旨い!塩でお願いしていますがタレにもつけて喰ってみましょう。うん、これもいける!

実は御料人様と私、ともどもにこのお店のタレが大好き。焼肉を塩だけで食うのは勿体ない話ですから、きっちりと両方でいただきます。ここで箸休めに【ピリ辛風キュウリ】が。キュウリの辛油漬けですね。これも実に良い感じ。【ニンニク焼】はこのお店で欠かせないメニューの一つ。胡麻油でスジ肉と一緒に焼かれたニンニクの旨さといったら、もう!

御料人様は塩で、私はタレで頂くのが常。私の場合はタレに大量のおろしニンニクとコチュジャンが入ってますからニンニクの相乗効果ですわ。どうしよう、ご飯が欲しくなってきた。ここでやって来たのは【ツラミ】です。これも塩で。このツラミが分厚いのです。このタイプのツラミは以前いったことがある十三の請来軒以来です。

こいつはしっかり焼かないと食べにくいかな?と思いましたそうでも無かったです。キッチン鋏もいただいたので、切りながら食べればスジのコリコリ感とツラミ独特のさっぱりした赤身の味が楽しめます。当然これも塩でお願いしてますがタレでも頂きます。この手の分厚いタイプはどうやらタレの方が合うみたいですね。旨いです。

最後に【骨付きカルビ】【ハツ】【テッチャン】が盛り合わせで。本当はこてっちゃんをお願いしたのですが手違いでテッチャンが出てきてしまいました。でもこのテッチャン。見た瞬間に旨そうなブリブリの脂を見て、うん、これでいいです。焼く。焼いて焼いて焼きまくる。骨付きカルビ旨!ジューシーで旨すぎ!ハツは思っていた味とちょっと違うけどアッサリとして旨い。

そしてテッチャン。これ最高!こういうテッチャンが喰いたかった!しかし、弱っている御料人様には脂が強すぎたようなので私が中心にいただきました。いやー大満足。最近は食が細いので二人でこのくらい食べれば十分なのですわ。結局ご飯は食べませんでしたがその分ビールをお代わりしました。そういえば焼肉でビールをお代わりするのも珍しいかも。

ということで御馳走様でした。いつの間にか二東(イードン)のマッコリを扱っているようでしたので、次回何人かでうかがう時にはいただいてみましょう。ボトル売りしかないそうなので二人ではちょいと多すぎます。さぁ、残すところ今年も一週間。忘年会は唯一ポッサムチプに行くことになったので楽しみですねぇ。しかし、この食の細さでポッサムチプのメニューに耐えられるのでしょうか?

いざとなったら同席の方にお願いすることにいたしましょう。
若しくは半分をお持ち帰りさせて頂くとか…。既に負け犬確定です。

今回のお店:
神戸牛・炭火焼肉 港提
兵庫県神戸市兵庫区切戸町7-13
TEL.(078)671-8455

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