本当にお久しぶりです「焼肉 ポッサムチプ」

このところ、焼肉を冠にしながらほとんど焼肉の話題がなかったので、先月末あたりから焼肉かホルモンの話題の時だけ更新しよう、などと思っていたら忙しいのと予約が取れないのとで10日以上も更新できませんでした。やれやれだぜ。

久々のナムル!確定申告の方も無事に終わり、それではと御料人様と二人して遅掛けにポッサムチプへと。ええ、前もって電話しましたよ当然。21:30という時間のお陰か無事入店。あ、そういえば今年初のポッサムチプでした。忘年会がここだったので、二ヶ月半ぶりですか。こんなに間が開いたのは初めてじゃあないでしょうか。

いつの間にこんな冷蔵庫が!ふと見るとドリンクケースの横に肉が詰まったガラス張りの冷蔵庫。おお!こんなのあったっけ?帰り際に店長さんに訊いたところ「本日入りました」とか。あ、冷蔵庫が入ったのか肉が入ったのかどっちだろう?まぁいいです。大切なのは旨い肉を喰うということです。いつものようにナムルをつまみながらマッコリで乾杯。お疲れ様。

生の盛り合わせ注文はお任せなのですが量は至って少なくしてください。ええ、あの肉王子走る食欲の方々と同列でみられてしまっては大変なことになりますから。まずは【生盛り合わせ】からいただきます。ハツ、センマイ、レバー、ミノ、まるしんが盛り合わせ。レバー旨!久しぶりに喰ったけどレバー旨!やっぱりさすがですレバー旨!

可愛らしいお寿司まるしんはあっさりとした柔らかい味わい。センマイもミノもいつもの旨さ。そしてハツが非常に旨い。このところポッサムチプのハツ刺を喰ってなかったのですが、こんなに旨かったんだと再確認。ハツに関してはポッサムチプのハツ刺がブッちぎりで好みですねぇ。あ、センマイのチョジャンが酸っぱい味付けになってました。個人的に甘めの方が好きなのですが、これは好みの問題。

ネック、旨い!そして【にぎり寿司】もいただく。手まり寿司のようなころりとした小さめの寿司はサシが溶ける程度に炙ってあるのが秀逸。口に入れた瞬間に広がる甘味旨味堪らんぜ!ポン酢とおろしが奏でるハーモニー。本来濃すぎてもおかしくない肉の旨味が上手い具合にマッチしてますね。うん、旨い。でも一貫が丁度いいです。喰いすぎるものではない。

タンモトは肉厚で、いよいよ焼きものへと。まずは【ネック】と【タン】から。あっさりとした肉でスタートは当然ですね。このネックは薄切りで軽く焼くだけで大丈夫。というより生で喰えるのです。なので焼きすぎないように注意しながら。焼きすぎると普通の野菜炒めに入っている肉みたいになっちゃいますね。これはポン酢でいただきます。

アカカブといっても野菜ではありませんうは、旨いわ。ぺろりと喰えるのです。ポン酢はあえて必要ないほど。肉自体が旨い旨い。続いてタン。タンモトの分厚いところを厚切り。じっくりと焼いて。御料人様はレアがお好み、私はウエルダン派なのでしっかりと焼いて食う。旨!こりゃあ旨いわ、だってアッツアツの肉汁がぶしゅうと口の中に広がって旨味で溢れかえるんだから。

辛口ハツいやぁタンってのは旨いなぁ。【アカカブ】は梅塩でいただきます。ぶりっと肉厚なアカカブ。まさにホルモンという面持ちを一口で。この歯応えがいい!ホルモン独特の柔らかさと固さを併せ持つ食感。旨ぇわ。塩との相性もいいのです。そして【脂付きハツ】を。こちらはカイエンペッパーで真っ赤に武装。というかハツも赤かったですわ。

拍子木型のサガリぴりっと辛い口当たりが脂の甘味と共に。こういうちょっと口を変える味付けってのはいいですねぇ。一本調子になりがちな焼肉ですが、甘さ辛さを使い分けて喰えば本当にバラエティに富んでます。そして赤身系へと。【サガリ】はタレと呼ぶには申し訳程度の軽い味付け。これをわさび塩でいただきます。最近はわさび塩が用意されてるんですね。

これでもミニな火肉山しっかりと焼いてがぶり。うは、これこれ。これが旨いの何の、って旨いんだけど。わさび塩との相性はやっぱりいいですね。そしてやって来るタレものは【クラシタのミニ火肉山】と呼ばれるデカイ肉。ま、ミニとはいえ普通にステーキサイズなんですが。こいつを網の上にドン。適当に焼けたところでハサミでジョキジョキっと。

ホルモンはお約束あー、やっぱり肉は旨い。クラシタ最高!でも旨味強すぎてマッコリだけでは辛くなってきました。こういう時は白飯。【中ライス】をいただいて。白飯とこってりタレの焼肉はなんて素晴らしいコンビネーションを見せてくれるというのでしょうか。卒倒しそうな快感。もうそろそろ喰えないかと思っていたのに白飯があればまだまだ喰える。

デザートで終わり最後の〆に【ホルモン盛り合わせ】をがっつりと。最後の一口まで白飯に合わせるという奥義。赤セン、小腸、脂付きミノ、センマイ、ハチカブ。素晴らしい取り合わせ。まぁこれがマッコリにも白飯にも合うんだよねぇ。ホルモンとマッコリの取り合わせは堪らんですよ。もりもりと喰って御馳走様でした。やはりホルモンの旨さは絶品でした。

タンが丸ごとごろごろとデザートにPINOと、ん?これは何?羊羹みたいな食感。生キャラメルだそうです。へー、こんな食感だったのですか。これはなかなか美味しかったです。ちょうど閉店時間でもあったのと他のお客さんも食事を終わっているようだったので店長さんと立ち話など。冷蔵庫の肉を見せて頂いたり、牛タンの選び方を教えて頂いたり。

いやー満足満足。昔に比べて明らかに喰う量は減りましたが、このくらいで止めておくのが丁度いいのかも知れません。まぁ時々調子に乗って無茶はしますが。

ポンドとかオンスで肉を喰ってはいけません。
旅先が一番危険です。

今回のお店:
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

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