ようやく辿り着きました「炭火焼肉 くにきや」

木曜日のお話。いつものように仕事中なのにネット巡回などしていましたら大阪の肉王子からメッセージが。「神戸で肉を焼きましょう」と。ええ、それは良いお話。早速我が故郷「くにきや」へ電話を入れて予約完了。こういう時だけ仕事が早いことで有名なのです。


きむーちでお店で待ち合わせ。実は今年に入ってから一度も足を踏み入れていないという体たらく。まったく困ったものですわ。昔はしょっちゅう来ていたのに。そういえばポッサムチプにも今年は未訪問。ありゃーあちこちで不義理しちゃってますねぇ。というか、くにきやもポッサムチプもいつも満席でなかなか入れないから、という言い訳。

なむーる(野菜も食べたよ)さて、王子が無事に到着されたので早速ビールで乾杯。ちなみに既に満席です。我ら二人で六人掛けのテーブルを独占してますが、私は一人焼肉すら平気でやってしまうので、あまり気にしておりません。どうせ他人様の1.5倍は喰うのだから。まずはキムチとナムルで間を持たせつつ。久しぶりのくにきやのキムチ、旨いですねぇ。

生を盛り合わせそうこうしているうちに生もの登場。【センマイ】【レバー】【ハツ】という生ものとしては鉄板メニュー。鉄板といっても焼かないですけどね。レバー、旨ー!新鮮そのもの。ハツもしっかりとしたしゃっくり食感が堪らんぜ!そして生センマイの旨さ。ん?ちょっとピンクっぽくなっているのはドリップがまわったのかしら?特に味に問題はないですが。

ホルモン塩の盛り合わせよーし、では焼きものへと。塩のホルモン。おー、【イチボ】【上ミノ】【サガリ】【上タン】【焼きレバー】【ハツ】。ハツは脂付き、イチボは軽めに焼くように指示をいただいて。よーし焼いちゃうよ!レバーは軽く炙って色がつくくらいでパクリ。う、旨すぎ!ホッペタ落ちるっちゅうねん。焼きレバーは嫌いな人も多いんだけども旨い物を喰ってないからだと思うよ。

抱川まっこり焼きすぎたレバーは最悪にカスカスになるのですが、表面だけを温める程度に軽く炙ると、レバーの甘味旨味が倍増するんですよね。これを生レバーと同様に塩胡麻油でいただけばビックリするほどの旨さなのですわ。ちなみに、古くなったから焼きレバーに回しているのではないですから。スジがきつい部分は生食に向かないから焼くだけなのです。

このカルビの旨さときたらあー旨いレバーは幸せ。イチボの炙り焼きも、芯に熱が入らない程度が丁度旨い。ステーキのレアとは違って、もっと軽く炙る程度。これが堪らなく旨いのですわ。上タンは芯の芯。まさにどれだけ歩留まり悪いのかと思わせるほどの上肉。これをサシが溶けはじめる程度だけ火を入れてぱくりと喰えば得も言われぬ旨さ。あうあう。

ロース旨すぎそしてミノは脂を咬ませてあるのでしっかりと焦げないように注意して。脂の旨さを味わいます、うふ。サガリもほろほろに崩れそうな旨さ。あー幸せ。よかったよ、神戸に生まれて。で赤肉。【特撰カルビ】だそうです。この店での特上とか特撰とかは信用しないです。だって、並が旨すぎるから。敢えていえばサシの違いなのかしら。

タレのカルビもたまりませんでこれを軽く軽く炙って頂けば、口の中に広がるサシの旨さ。あー、なるほど。こうやってちょっとだけ火を入れて喰うのもたまらなく旨味が増すのですねぇ。さて、更にタレものへと移ります。【ロース】【特上カルビ】。いや、参りました。全く揉めないタレ用の肉ですが、見事な旨さですわ。そうそう、ちなみに今回も全てお任せメニューです。

タレのホルモンたち最近はお店に任せてしまうようにしています。なんならセットとかでもいいんですが、お任せと言ってしまうと思いの外良い肉が出てくるのに味を占めてしまいました。さて、サシ肉を楽しんだ後はホルモンへと移ります。基本、焼肉はホルモンですからね。【小ミノ】【赤セン】【ハラミ】【ソッチャン】の四種類。ほう、ハラミっすか。

ピビンパだ!えーと、このハラミがかなりの旨さ。ホルモン好きには堪らない。そして小ミノは脂を咬まないミノ。さくさくとした歯応えが旨いのです。赤センは私の大好物。このタレの赤センこそが私の原点ですね。ご飯が欲しくなるホルモンの代表格。でもご飯は頼みません。というのも、くにきやで焼肉を喰う醍醐味はここからですからね。

巻用のカルビ【ピビンバ巻き巻きセット】の登場。そう、ピビンパをチシャでカルビと共に巻いて喰うのです。これが旨い。最強にして至高の旨さ。まずはしっかりとピビンパを混ぜ混ぜ。混ぜるほどに旨くなると言われるピビンパですからもうしつこいくらいに混ぜまくり。でこれをチシャに乗せて、焼いたカルビを乗せてくるりと巻いてパクリ。うは、旨すぎ!

こんな感じで巻きます一時期はこれが止まらなくなるという病的な喰い方をしていました。まずカルビの片面が焼けたらひっくり返して次の肉を置く。で焼けた方を喰ったら片面焼けた方をひっくり返してまた次の肉。もうね、いつまで喰っても終わらない。このエンドレスな幸せ。さすがに最近はそこまで喰えなくなってきたので大丈夫ですけどね。

ワカメスープも旨いですこの後、くにきやのご主人が現在の抱川から切り替えようとしているというマッコリの味見をさせて頂いて、というかボトルごと頂いちゃった訳ですが。これを味見というならば、スーパーの試食コーナーで商品を腹一杯喰っても文句言われないような勢い。いや、味見なんですけどね。ということで御馳走様でした。

このあと軽くワインなどダメニンゲンのスクツに呑みに行ったのですが、それはまた別のお話。取り敢えず大満足で肉を食えたので幸せなのです。

というか、余り詳しくは覚えておりません酔っ払い故に。
すでにこの時点でマッコリを瓶二杯呑んでますから。

今回のお店:
炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050

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