イイニクの日には焼肉「焼肉 ポッサムチプ」

もう先月の話になってしまいました。11月29日はイイニクの日ということで、8月29日(焼肉の日)・2月9日(肉の日)と並び称えられる語呂合わせなのです。それではということでご近所のさいとーさん企画にのっかって久しぶりのポッサムチプ。


生盛り合わせ年に数回のイベントにはきっちりと予約を入れて伺うのですが、基本的には思いつきで外食をしている我が夫婦。予約必至となってしまったポッサムチプにはついつい足が遠のいております。「近くて遠い美味しい店」と心の中で呼んでいるほどに。思い出せば一ヶ月前の10月29日(これも肉企画)以来ではないですか。

炙りにぎり!どうやら本当に企画物にしか訪店していないような気がしてきました。これはいけない。その内またこっそりと一人焼肉に行きましょう。そしてレポート。こちらの方も私が行く企画には必ず参加されているゆうちゃん之助さん(焼肉王子)がいらっしゃいますので、基本的にはそちらにお任せすることに致しましょう。

ウチヒラのカルパッチョ風ユッケで、ざっくりとメニューの紹介だけ。まずは【キムチ盛り合わせ】と【ナムル盛り合わせ】からスタート。少しは野菜も食べなさいというご主人の心遣い。ありがたくこちらを摘みつつ生ビールで乾杯!いただきます。そして生ものへと。【生盛り合わせ】の方は、ソトヒラ、センマイ、レバー、ハツ、ミノ湯引きという取り合わせ。

厚切りタン相変わらず旨いです。今回は席の関係でさいとーさん御一家(さいとーさん除く)と同席でした。御子息御息女お二人とも、就学前の幼さながら一人前に喰っちゃってます。つか、すげー喰ってますが。いや、子供は生レバーとか駄目じゃん、と思うのですが、コレだけ普通に喰っているんじゃあ止めることも出来ず。

タンシタ(タンルート)ちなみにハツが抜群に旨かったです。レバーもしっとりねっとりと旨かったですがハツがお気に入り。で続いては最近の定番【サンカクバラの炙りにぎり】。柚胡椒とポン酢でいただくと得も言われぬ旨味。下でとろける幸せ。そして【ウチヒラのカルパッチョ風ユッケ】が。はははは。生肉旨!堪らないぜ卵黄との絡みが実に味わい深い。

牛のオッパイさて、焼きもの。子供用には小ぶりな薄切りタンでしたが、大人用は相変わらずの豪快さ。【厚切りタン】は特上部分。根元のサシしっかり部位を拍子木状に。これをやまがた屋直伝全面しっかり焼きで頂くと肉汁がじゅんわり、旨さがぶわっと広がるのです。旨!これは旨!更にタンは【タンシタ】が。こちらはタンルートですね。

ハチノスボイル最近は呼び名が色々でややこしいですが、牛タンの裏側部分です。私が一番好きなタンの部位。ジューシーでありながらスジの濃厚な旨さとさっくり噛み心地が堪らんのです。以前は割とメニューに出てこない部位だったのですが、よく見かけるようになりました。ありがたいことです。上タンに比べれば安めのお値段ですから嬉しいところ。

コテツ(小腸)さて、ホルモンへと。変わりどころで【オッパイ】。牛の乳房ですね。こちらは以前『こうやん』や『糸桜』でも頂いたことがありますが、脂の強い部位。ちょっとクセがある感じが堪りません。んで【ハチノス】も頂きます。ボイルされて柔らかいので焼きすぎ注意です。あっという間にヒダの部分が焦げちゃいますからね。

脂付きハツの塊そして続いての【コテツ】は小腸。しっかりと焼くのが旨くなる秘訣。しかし焼きすぎてもかすかすになっちゃうので要注意。そして脂面を焼くと炎が上がるので火力も気を付けましょう。脂がじゅわり、腸面がばりっとしたところで一口で。あーこれこれ。この旨さが堪らんのですわ。そしてまだ続くホルモンの攻勢。

ヒレ・ヘレ・フィレ【脂付きハツ】は塊で。やっぱりそう来ましたか。普通にステーキランチの肉くらいの大きさで鎮座坐す我らがハツ。よし、焼こう。と網の上へ放り投げ焼き焼き。脂が多いので炎が上がらないように注意しながら適度に焼けたところでハサミでじょっきじょき。喰いやすい大きさに切ったらガッツリと。うは、相変わらず豪快にして繊細な旨さ。

ラムシンここでようやく塩ホルモンが終了。長すぎます。赤肉までの道のりですでにへばってきていますよ。今回はガッツリと来るだろうと、御料人様と二人して昼間にジムで一時間ほど走ってきたのですが、それでも喰いきれる自信がないのがこのお店の恐ろしさなんですね。うん、次回からは三日前から調整しよう。

片面焼のハネシタ赤肉スタート。【ヒレ】から。パッと見はステーキ状ですが、実は包丁入ってます。拍子木。コイツはあまり焼かずに芯がレア状態でいただきましょう。ちょっとだけ柚胡椒をつけて頂くと肉の甘味が増すような気がします。んで、更に【ラムシン】も。こちらは梅塩で食べるようにとの指示。従いましょう、お店の方に。

インサイドヘレに比べると明らかに赤肉の香りが高い。そしてシャクリとした歯応えが何とも素敵。塊で喰うのはこういうところが良いのです。そして【ハネシタ】。こちらは薄切りを片面焼で。で、ですね。この辺りで私、あちこちのテーブルにご挨拶などしていたのですよ。焼き加減は全て御料人様にお任せしてぶらり店内の旅。

クラシタ火肉山はお土産にそんな訳で、肉の詳細は適当になります。【京都牛のインサイド】だそうです。更に【ホルモン盛り合わせ】もありましたが写真すら撮ってません。肉の方はよそのテーブルで適当に摘んでました。【クラシタの火肉山】は喰いきれずに持ち帰りでお願いしました。うーん。やはり喰い切れませんでしたか。ちょっと摂生しすぎて胃袋に根性が足りませんね。

牛肉しぐれ煮あんかけご飯そして〆の【牛肉しぐれ煮あんかけご飯】をいただいて終了。この御刃が絶品でした。思わずお代わりが欲しくなるほどの旨さ。ちなみにさいとーさんのお席(我々とは別)では肉が足りずに追加注文、ゆうちゃん之助さんの席では温麺を頼んでました。やはり「肉アスリート」には叶いませんね。ということで御馳走様でした。

いやー満腹。これ以上は何も入らない。PINOは喰いましたが限界値ですわ。次回は忘年会になるのでしょうか。それともこっそりと一人焼肉で来るのでしょうか?その前に胃袋に気合いを入れておかねばなりませんが。

翌朝は胃腸の活発な活動により空腹で目覚めました。
やはり、ドカ食いの前には胃袋拡張工事が必要なようです。

今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

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